恥ずかしきマックな日々



●4月30日(日) PB5300cでMP3!

え?と思われる方もいらっしゃるでしょう。おいらも5300cではMP3の再生なんて試そうとは思っていませんでした。無論MP3ファイルの作成だなんて事は考えていませんし、大体その手のソフトってCPUがG3であることを推奨していますしねぇ。
実際、フリーのMP3ソフトであるSoundJam MP Free 2.0を使ってMP3ファイルを再生してみたのですが、音がブツブツ途切れるはマシンパワーをすべて持っていかれてしまうので、ファインダーの操作を受け付けてくれない感じになってしまうはで、とても実用にはなりませんでした。

それでも尚試そうと思ったかというのは、単に暇だったからなのです(爆)
いや、普段の生活でならば色々とする事があるのですが、出張で中国に行っていた時に空き時間が出来てしまい、色々と試してみたという経緯があるのです。


SoundJamはこんな感じ

ちなみにこれが上で言ったSoundJam MP Free 2.0の画面です。無論STOP状態です。
再生に付いては上で書いた通りですので、5300cでの実力はこんなものだろうと思いました。ちなみにAct2から出ているMacMP3はOS7.6.1はサポート外と言う事なので、インストールしていませんので試していません。
で、ふと思ったのですが、おいらの5300cはOS7.6.1のくせに最新のQuickTimeを組み込んでいるのですが、QuickTimeは4からMP3ファイルをサポートしている事を思い出したのです。

まあ、期待なんかしていませんですが、ものは試しと言うヤツですね。それ、ぽちっとな♪
普通に再生しちゃいました。厳密にはハードディスクへのアクセスのタイミングによっては音ガ途切れてしまう事がありますが、BGM程度に流す用途であるならば問題無いレベルでしょう。しかし、QuickTime4はMP3の再生に関してサポートしてはいるものの、再生そのもののサポートだけであって付加価値は何も持っていないので、いろんな曲を再生させる為にはその度にコマンド+Oをして再生したいファイルを指定しなければいけないのです。これはチョー面倒です。
で、以前「新し物好き」のダウンロ〜ドで、QuickTime4の機能を利用したプレイリスト付きのMP3プレイヤーが紹介されていたような気がしたのです。で、探したら2つ程見つかりました。

まずは一つ目はQuickMP3というもので、世間で出回っているMP3プレイヤーと狙いはほとんど変わらない感じでした。つまりはプレイリストを作ってそれに従い再生するというものです。使い勝手もそれほど変わらない感じでしたね。つまり違和感が少ないということです。
見た感じは下のような感じです。操作パネルとプレイリストだけと言うシンプルなものです。時間表示とかはありませんけど不自由では無いです、おいら的には。


QuickMP3はこんな感じ

二つ目はちょっと異質です。ていうか観点が違う感じです。
iconoMP3というソフトで、MP3ファイルを入れたフォルダを1枚のCDと見なし、それらを次々とかけて行くジュークボックスみたいなものと言う感じなのです。
なので、ソフトを起動するとMP3の入っているフォルダを探して自動的に再生するという感じで、フォルダ内の曲を全て再生すると次のフォルダに移ると言う塩梅でした。
で、このフォルダ内にルールに従った画像ファイルを置いておくと、それをCDのジャケットと見なし表示するという、まさにジュークボックス風なのです。しかし、このジャケット表示エリアとプレイリストが隣り合っていて、しかも表示非表示切り換えの機能が無い為に、5300cの場合だと画面からはみだしてしまうのです(笑)
う〜む、640x480への対応は頭に無かったのでしょうね、多分。でもiMacのデフォルトって確か640x480だった気が....


iconoMP3はみ出しています。

見ての通り右側がはみ出してしまっています。もっとも実用上は何も問題が無いですけどね。
で、このソフトはファイルタイプを見てファイルを判断しているそうです。『MP3』と『AIFF』と『PLAY』と『WAVE』をサポートしているそうです。ただ、試した際にact2のMacMP3で作ったMP3ファイルのファイルタイプガ『MPG3』となっていた為に、最初はMP3の曲を全然認識してくれませんでした。そこで、ResEditを使って書き直したら無事認識してくれました。

じゃあ、MP3の再生にマシンパワーがどれくらい喰われているかと思い、MP3再生をさせながらいつもの作業も同時にしてみたのです。そしたら結構頑張ってくれます、PB5300c。実際にはMP3を再生しながらいつもの様にミミカキエディットで打ち込みをしてみました。無論、変換とかコピーペーストとかをガンガンにしながらです。これくらいではそれほど問題が無いようですねぇ。音飛びの量はさほど変化しないようです。ファイル保存とかしても然りでした。じゃあとばかりにGraphicConverterで画像の圧縮なんかもさせちゃいました。おお!CPUパワー的には問題無いようですねぇ。
しかし、ディスクにガンガンアクセスするような場合には音がかなり途切れてしまうようです。てことで問題なのはディスクの速度とかのようですねぇ。

ではとばかりに、CitiDiskを使って外付けディスクの場合は如何なものかと試してみました。


CitiDiskと接続!

おお!音切れが激減なのです。ディスクへのアクセス速度と言うか、システムが入っているディスクと同じディスク上のデータの場合は、たとえ別のパーテーション上であっても苦しいということなのでしょうね。当たり前なのだが実験してみて尚納得なのです。
これと同様にメモリーカードを使ってみての実験もしてみましたが、結果は良好。十分実用に耐えうるものでありました。

しかし、ここで注意が必要なのです。QuickTimeの機能を使っているが故なのかどうかはよく分かりませんが、これらのアプリからは音量調整が一切効かず、コンパネやコントロールバーの音量調整からしか音量の調整が効かないという事なのです。QT4でMP3の再生をすると分かりますが、音量ボリュームのデフォルトがMAXとなっているため、PB5300cの背面にある音声出力端子にヘッドホンなんかを繋げた場合、かなりの大音量となってしまいます。この現象が上記2種類のアプリでも同様に発生します。QT4の場合ならばQT4には音量調整機能があり、しかもかなり細かく出来るようになっているからいいのですが、そうで無い場合にはちょっと工夫が必要です。
外付けのスピーカーもしくはヘッドホンで再生する場合には、それらが音声調整機能(単にボリュームとも言う)を備えていることが大前提でしょう。そうでなければひどく感度の悪いのを使うと言う手も無きにしもあらずです(ゼンハイザーとかね)。
え?内蔵のスピーカーの場合?
ん〜、こいつも感度が思った程よくないので、実はそれ程大音量にはならないのです。どうしてもと言う方は、改造して下さい(^-^;
保証は一切しかねますが。

とまあ、気楽に始めてみましたが、結構5300cもがんばってくれるものです。で、とりあえずはフリーウエアであるということで、しばらくはiconoMP3を使って色々と試してみたいと思います。

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