恥ずかしきマックな日々



●10月20日(金) 未来でなく現在なPC Expo

お台場にある東京国際展示場、いわゆる東京ビッグサイトに行ってきました。内容はWorld PC Expoっす。
CEATECの時の反省を踏まえた上で、気合を入れて朝から行ってまいりました。
仕事の情報収集の名の元でしたので、マック関係は非常に少ないです。すまん。

てなわけで、会場は大きく分けて『ビジネス』・『パーソナル』・『ネットライフ』と分かれておりましたが、『ビジネス』全般と『パーソナル』の一部を見て終わってしまいました。
え〜と、さくさくと行きます。


で、行ってきました東京ビッグサイト。
金曜日だと言うのに凄い人出でした。みんな今時の動向としてこの展示会が、いかに注目されているものであるかという事がよく判りますねぇ。
この混雑に拍車を掛けているのがゆりかもめのとろさという話は無きにしも非ずだったりして。


アップルブースを離れて見た感じです。
今回のエクスポの単独の会社としてのブースの中では一番大きかったです。
意気込みを感じ取れるというモノなり。


いきなりですが、Mac OS Xのデモっす。
Quick Timeで画面上でのデモ風景は何度も見ましたが、実際に目にする更にと衝撃ですねぇ。
インターフェースについて色々と物議をかもしているようですが、見た目だけならこれは欲しいっス。


この時初めてみました、Mac OS Xのパッケージ。
かなりしっかりしたパッケージですねぇ。
っていうか、3500円もとるのだからこれくらいして当たり前?


初めてみました、キーライム。
思った以上に華やかな色でした。
ちょっと浮き世離れした色合いという感じでしょうか、個人的には。
アメリカ西海岸的にはいいのでしょうが、日本人的には苦しい気がしないでも無いですねぇ。
そう思うおいらも歳かなぁ。



で、ここから圧縮オーディオ絡みに行きまする。
画像点数がかなりあるのでレイアウトを変えて1行2枚構成っス。

従来の音楽用メディアと比較した場合、これ用のメモリーの値段が思った程下がらない故に、俗に言うメモリーオーディオの販売が当初の予定より振るわないというネガな状況ではありますが、それに対抗すべくなモノが結構ありました。
この手の分野は果たしてブレイクするのでしょうか?今後が楽しみなところではあります。
(おいおい、そんな悠長な事は言っていられないぞ、今さら。)


御存じNOMADっす。メーカーはクリエイティブメディア社
中に6GBのハードディスクが入っているのです。ポータブルCDプレイヤーーでは無いです。PCとの接続はUSB。勿論Mac対応♪ 充電の電池で4時間連続再生可能だそうで、定価59800円也。
ARCHOSというメーカーのもので取り扱いはフォーカルポイントで、これも6GBハードディスク内臓のMP3プレイヤーです。
NOMADと違いひっそりと展示していました。ちなみにこちらも充電池で4時間連続再生可能だそうです。定価は49800円とこちらの方が安いっすね。

ハギワラシスコム社のMP3対応のCD-R/RWドライブっす。
実際に製品化するとかというモノでなくあくまで提案らしいです。
脇のカセットはSDカードを挿してカセットデッキで再生する為のアダプターっす。
同じくハギワラシスコム社にて。
USBオーディオを光デジタルなSPDIFに変えてくれるアダプターっす。
これもあくまで提案だそうですが、状況によっては発売出来るとのことです。
熱望しておきました。

もうひとつハギワラシスコム社なり。
これぞまさしくシリコンプレイヤー。
SDカードとスマートメディアに対応とのことらしいです。しかもマルチデコード対応!
PC関係との接続はUSBということだそうです。
東芝のブースにて。
参考の展示のみでしたが、ラインナップは結構ありました。

SAMSUNGのブースにて。かなり力を入れているようでした。
いろいろなバリエーションを取り揃えているようです。
画像ファイルを表示出来るモデルもあるようですが、何の為だかは不明なり。
内臓メモリ+スマートメディアっす。
同じくSAMSUNGのブースにて。
一番ベーシックなものを俯瞰してみました。
単4電池二本で持続時間は10時間だそうです。

TDKのブースにて。
メモリオーディオとMP3再生可能のCDプレイヤーなり。
結構乗り気ですね、ここは。
同じくTDKのブースにて。
KENWOOD製のMP3CDに対応したカーステにてMP3ソフトのデモを行っておりました。
残念ながらWinのみの対応モノですが、音質的に有効であるとのこと。Macへの移植を切に願うのでありまする。

SANYOのブースにて。
お馴染みのメモリオーディオっす。
TDKのは多分ここからのOEMですね。だって表示が全く同じだしぃ。
LGのブースにて。
35万画素のデジカメとしても使えるそうな。
あくまで参考出品と言う事だそうです。来年発売予定か?

ノバックのブースにて。
iAUDIOなる商品名で、MMC対応。
D/A部にいいものを使ってるそうで、高音質を売りにしているそうです。
時間が無かったので詳細を聞くまで至らずです。すまん。
メーカーは判りませんが、取り扱いはセンチュリー
これはMP3CDプレイヤーで、充電池で十時間再生可能だそうです。
さり気なく置いてあったので、見逃しそうになりました。

SONYのブースにて言わずもがななネットワークウオークマン達。
ずらりと勢ぞろいでしたが、SONYブースはCLIEと新しいVAIOで大賑わいでしたので、ここいら辺はなんか寂しそうでした。
松下のブースにて。
SDオーディオプレイヤーというそうですね。
この他にもヘッドホンタイプとかマッチ箱みたいな奴もありました。

ちょっと趣向を変えて。
PalmOS互換機であるHandspring社のVisor用MP3再生モジュールっす。
MDS社取り扱いのもので『Mini Jam』というそうです。MMCカードを二枚挿す事で128MBまでアップ出来て、Visor内蔵電池により10時間再生可能とのことです。
欲しいかも。
こちらもHandspring社のブースでデモしていたもので、GOODテクノロジー社のMP3プレイヤーモジュールっす。
メモリは内蔵しているそうで64MBだそうです。
ちなみにこれはVisorに挿さずに電池を内蔵したアタッチメントに挿せした状態で、スタンドアローンでのMP3プレイヤーにもなるとの事です。なんだかなぁ。







ブレイクタイム♪



ちょっと趣向を変えて、ここからはIMT2000絡みの画像っす。
イマドキを語るのであるならば、欠かせない存在となった携帯電話でありますが、その未来系とでもいいますか、もうすぐ実用化となるモノです。
これが実用化されれば384kbpsという速度を確保出来るとのことですので、音声のストリーミングはおろか映像も行けそうですので、各社かなりリキを入れている感じでした。

概要。 こちらは音楽配信のケーススタディ。
時代はすぐそこって所ですかねぇ。

実際に受信しているかどうかは判りませんでしたが、動画再生のデモをしておりました。
かなりスムーズでした。
動画再生部を別体にしたモデルっす。
こちらもデモ再生をしていました。

音楽配信用の端末のモックアップ。 これも音楽配信用の端末。
見ての通りの参考出品。
多分松下製。


その他気になったものなり。順不同(^^;;;

YAMAHAの新しいUSBアンプ with iMacっす。
アンプ部は20Wx2で、AC-3対応となったようです。
SOTEC AFINAよりもこっちの方が凄いと思うのは自分だけでしょうか?
で、件のSOTECのブースにて。
YAMAHAとの違いはPCとセット売りしか無いという所ですねぇ。なんだかね。 しかしSOTECもかなり力を入れているようです、展示しかりデモしかり。

TEACのブースにて。
オーディオシステムの展示なり。
惜しむらくはアナログ接続。なんでUSBじゃないのだろう?
Victorのブースにて。
ホームエンターテイメントの訴求です。
でも、細かい説明は聞いていないです。

Handspring社のブースにて。
Visor用のジョイスティックっす(爆笑)
おいおいってな感じですが、これぞまさしく痒い所に手が届く商品ですねぇ。
単独での販売予定は無いそうで、Gameソフトにバンドルするとのことです。
これもHandspring社のブースにて。
ケータイとVisorを無線でつなぐ為のモノなり。メーカーはKENWOOD
ケータイで受けたメールをVisorで読んだりVisorで作ったメールをケータイに送って送信したりが出来るそうです。
尚、送受信の方式はBluetoothじゃなくKENWOODオリジナルのようです。


てなわけでした。
かつて夢を語っていたとしか捉えられていなかったような事が、技術的な裏づけがとられ始め、ようやく実を結ぶ事が出来るようになってきたように思いました。
しかし、これは本来進むべき方向なのか、それとも熱病にうなされているに過ぎないのかの判断を厳密にしなければいけないような不安を覚えたのも事実です。

『未来はすぐそこ』ではなく、未来は確実に訪れているのですねぇ。



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