恥ずかしきマックな日々



●1月6日(土) Macオーディオ化計画

普通だったら多分やりませんでしょうし、おいらも1年くらい前まではここまで真面目にセットアップしてしまうとは思ってもいませんでした。時代の流れとまでは言いませんが、それもアリかなというところなのでしょうねぇ。Macをオーディオの一環に取り込んでしまうって事は。

さて、本題です。
Macをオーディオの一環にするとひとことで言っても、音楽信号をMacから取り出す方法からしてそのやり方は幾つかあります。

  1. Mac本体のアナログオーディオ出力から音楽信号を取り出す。
  2. サウンドボードを挿して、そこからアナログで音楽信号を取り出す。
  3. 同上、そこからデジタルで音楽信号を取り出す。
  4. USB接続でUSBオーディオプロセッサにつなぎ、そこからアナログで音楽信号を取り出す。
  5. 同上、そこからデジタルで音楽信号を取り出す。

また、その音楽信号を鳴らすやり方にしたって、PC用のスピーカーを使うのかとか、オーディオアンプに繋げてオーディオスピーカーを鳴らすのかとかと、考え方や取り組み方で色々とあると思うのでする。
細かい事を言えばキリがありませんが、それだけMacをはじめとしたPC環境における音楽再生に関しては、いままでかなり無造作に扱われていたからだと思うのでする。

逆に、音楽再生を考えた時にPCのみの環境では質的にお粗末であると考えた場合、音楽再生に関する部分の多くを純粋に音楽再生のみを考えた環境に引き渡せるようにシステムを組めたならば、かなり納得のいく結果を産めると思うのでする。

つまり、MacやPC側での音楽信号の取扱いは極力デジタルのみで行ない、アナログ信号への変換等を純粋なオーディオ装置側で行なわせようというのでする。
なので、Mac/PC側から出るアナログ信号は使いません。で、サウンドボードなんか挿す余裕が無いおいらの環境ではUSBによるオーディオ信号の抜き出ししか選択の余地が無いのでする。
また、USB接続をしてもそのオーディオプロセッサーからアナログ信号を直接取り出す事については行ないません。というのも、たとえそのUSB機器がセルフパワーで動くものであっても、GNDは電気的にMac/PCと繋がっているので、Mac/PCの持つノイズが廻り込む事を恐れての事なのでする。
そうなると、Mac/PCとオーディオ側との接続方式は光デジタル接続がよりベターであると言うのが、おいらの結論なのでする。

で、家にある装置等々を組み合わせてみたのが下の図でする。


オーディオシステムアップなりぃ!

USB/光デジタル変換にはエスケイネット(株)取扱いのデジポートなるものによって行なっていまする。で、光デジタル信号をMDレコーダー突っ込んでいますが、これはMDレコーダーをDAコンバーターとして使っているからなのです。
これなら気楽にMDに録音も出来るからおいら的に都合がいいのだ。

あとは普通にオーディオを繋げるのと同じなので割愛ね。

ただ、起動時を考えた時に、起動直後にはUSBがまだちゃんと認識出来てい無い故に起動音が本体のショボイスピーカーから出る音になってしまい、それでは個人的につまらないし、普通に作業を行なうだけの時にもオーディオ側をオンするのもアレなので、それに関しては普通のアナログ出力をPCスピーカーに繋げて対応してみました。
ちなみにPCスピーカーには内芝製作所のすでに生産中止となったCOZOを使ってみました。なお、これは全日本Mac系大忘年会のじゃんけんでゲットしたものなのだ♪

で、ハード側のセッティングはこれでオッケーなので、次はソフト側のセッティングなり。
USBオーディオを安定して扱う為にはOSを9.04にするのがおいらの試した中では一番良いようです。組み込まれるUSBドライバーの種類とバージョンが関係しているはずなのですが、MacOS8.6くらいだと同様にドライバーを組み込んでもうまく行かない事がありましたので、まあしょうがないなり。
そして、ハードを認識出来るようにOSをセッティング出来たならば音量の設定なのですが、音声出力関係を本体外に全て出しましたので、調整は全て外部で行なうべくソフト的な調整は全てMAX(=0db)にしましょう。あ、M@3再生ソフトとかが持つ音量調節のなかで0dBを中心にプラス側とマイナス側に振ることが出来るものの場合、それは中心値にしておきましょう。プラス側に振ると曲によっては歪んでしまうからでする。

で、おいらの場合のスタッキングは写真のようになりました。


オーディオシステムアップなりぃ!

赤い囲みの所にUSB/光デジタル変換機があり、青い囲みが言わずと知れた普通のオーディオシステムなり。スピーカーは写真左手奥に鎮座してまする。
M@3再生で厳密に聴けば、伸びやかさがイマイチだとかS/N感があと少し欲しいとか色々とありますが、何かしながら流すBGMとして考えれば何一つ不自由ないものでする。
それどころか、ライブラリを備えておけば何時間だろうと流しっぱなしにできますので、使い勝手と長時間再生を考えた場合これに勝るBGMマシンは無いかも知れ無いですねぇ、今の所。

てなわけで、あとは家でもがんがんDL出来る環境さえ整えば完璧なのだ。たぶん(^^;;
(何を?というお約束の突っ込みは無しね♪)

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