恥ずかしきマックな日々



●8月5日(日) 今さらApusにイーサカード

でもやる以上には普通のやり方はしません。<マゾ?

6月にiBookを購入した事が拍車となり、家の環境を色々と変えていこうと考えています。ええ、ファイルのやり取りをローカルトークによるピア・ツー・ピアでやるのではなく、LANを組む事による環境を組もうと考えたのでする。
しかしこれを行なうにあたってはおいらのメインマシンがEthernetの端子を標準的に装備していないという問題があり、さらに言えばMac用のEthernet増設のPCIバス用のボードがPC/AT互換機用のと比較して、異常に高価であるという事実がおいらの気持ちを萎えさせてくれているのでする。
そんな中、7/15号のMacFanに『格安Macチューンアップ』なる特集があって、その中にPC/AT互換機用のEthernet増設用のPCIバス用ボードをMacでも使うTipsが掲載されていまして、今回渡りに舟とばかりにこの手法を取り入れる事としました。

まずは実際のカードを入手する前にMacで使えるようにする為のドライバーの入手を試みたのですが、MacFanによるところのサイトに繋げてみたところ、全く繋がらないのでする。
ええ〜〜!とばかりに記事をよく読んでみたところ、ドライバー自体はカードのメーカーであるCorega社でなくRealTek社なるところからDLするとのことでしたので、試しに『www.realtek.com/』なるURLを打ち込んでみたところあっさりサイトにヒットしまして、同社の台湾のサイトの中を探すと目的のファイルをゲットする事が出来るのが判りまして、さくっと頂いたのでする。


DLして解凍するとこんなのをゲット

てなわけで、次はMacFanに載っていたCorega社のカードをゲットするのでする。

と簡単に書きましたが、MacFan誌に載っていたCorega社のPCI-TXBなる製品ですが、どうやらディスコンとなっているようでして、秋葉原のPC/AT互換機関係の部品を中心に取り扱っている店鋪を巡りまくったのですがなかなか見つからず、探しに探しまくってコムサテライト3号店にて在庫ラスト1個をゲットして来ました。


箱はこんななのだ

一緒にゲットしたものと併せてのショットでする。

うん、雑誌に書いてあるブツをゲットしたからにゃあ順風満帆なのなり。
秋葉原からの帰りのバイクの上でおいらは何一つ疑う事なく思っていました。

で、件のドライバーを組み込み済みのおいらのメインマシンApus2000なる淋しきPCIスロットからUSBカードをさよならし、LANカードを挿して起動させてわくわくしながらの各部チェックなのでする。


あり?

おい、カードのタイプ無しって何よ。
つか、根本的にICの名前が出るはずのカード名の所が根本的に違うじゃん。RTL8139の名前はどこよ?

ええ、物凄く焦ったでする。
顔面蒼白なるおいらがそこにあるのをマジに感じてしまいました。

果たしてカードが悪いのか設定が悪いのかそれともドライバーそのものかと思い悩み、ひとまず正しく繋ぐ事の出来る筈のPB5300c+Ether PC CardとiBookでHub経由でのファイル共有を試してみました。
無論iBookの方はEther経由でのAppleTalk設定は呆気無く問題なかったわけで、次にPB5300c+Ether PC Cardの方はまずはドライバーのインストールなのですが、ドライバーはCD-ROMの中。やむなく一度PB5300cを終了させ、SCSI接続のCD-ROMドライブ(これしか持っていない)を接続してインストール。
こちらも最初AppleTalkからEtherを選ぶ事が出来なかったのですが、抜き差しと再起動を1,2回させたら選択する事が出来ました。う〜ん、最近使っていなかったのでへそを曲げられていたのかなぁ?ま、結果オーライでする。

てなわけで、コンパネ等の設定に問題無いようなので、悪いのはカードかドライバーという事となりました。
で、Mac関係で互換機関係に強いところ中心にあちこちあたってみたのですが、この手の情報はかなり薄いようでして、なかなかいい情報を見つけられない感じでしたが、持つべきはやはりMac仲間という事なのでしょうかねぇ、同じMacintoshWebRingのwoodさんのページにとてつもない情報が満載なのをさくリと頂いたのでする。
いや、マジでこれはすごい情報でした。

話のスジからすると、重要なのはLANカード用の機能拡張に突っ込むドライバーとカード上の基本的なファームが収められたEther用のROMのマッチングのようでして、Ether用のICのバージョンが合っていても、それ用のファームを納めたROMのファームによってはドライバー側のファームの設定をいじらないといけないようなのでして、おいらが買ったCorega製のPCI-TXBは見た目はオッケーであってもその辺りに食い違いがあるようなのでする。

つか、おいMacFan編集部滝口編集長様よ、君の作った雑誌のいう通りにやったけどそのままでは行けないじゃん!
どうしてくれるのさ(^^;

まぁ、嘆いていてもしょうが無いのでwoodさんのページにある情報を元にカード上のROMに合わせてドライバーを書き換えるべくパッチを当てる事にしました。操作自体は簡単でして、懇切丁寧な説明があったので問題なく作業をすすめる事が出来ました。


かになんだねぇ

最初にAppleシステムプロフィールでカードの名前をチェックし、パッチを起動してドライバーを放り込んで言われるがままにAppleシステムプロフィールでチェックした名前を打ち込み、OKしたらパッチを当てたドライバーを機能拡張フォルダに放り投げて再起動で終了でする。

で、起動してAppleシステムプロフィールを再確認。
..........でもまだカードのタイプがまだ無しだよ。おいおい、どうなってるの?
恐る恐る、AppleTalkを確認したらEtherの選択肢が....ほっ。


見えたぁ〜〜!

う〜ん、一筋縄では行かないLANの構築その一歩な一日でありました。

で、今日Appleシステムプロフィールを確認したらちゃんとEtherカードとして認識されていました。なんなのだ!もぉ〜〜。

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