恥ずかしきマックな日々




●3月16日(日) Gossamerでコンボ

考えてみると、おいらのメインマシンって最初はMacOS互換機のApus2000で、いまがGossamer(PowerMac G3 DT)なわけで、両方ともに言えるのがPCIスロットの数が貧困なわけなんですよねぇ。
ひょっとして、自覚は無いですが心の底ではイバラの道へと進むのを実は望んでいるとか......

ありえねぇ。

そんなぞんざいな扱いを受けている我がメインマシンのGossamerですが、ドーピングしまくったおかげでOS Xにて日々過ごしているわけですが、不満が無い訳ではないでする。
ちなみに我がGossamerの現状と言いますと....

・CPU → SONNET製G3/500MHzに換装
・HDD → ACARD製ATA133カードを増設してSeagate Cuda VI 40GB使用
・Video → ATI Radeon PCI Mac Edition(俗称:無印Radeon)
・I/O → mathey USB/FireWireコンボカード

てな感じでして、これにCD-ROMドライブをCD-RW/DVD-ROMドライブに換装すれば、Gossamerとしてはある意味現状最終形となると思うんですけど、もう一つやる事があったんでする。
GossamerのオンボードEthernet回路って10Base-Tなので、これを100Base-Tにという風になるのですが、生憎とPCIスロットはすでに上で書いた通り満員御礼状態なのでする。

そんな状況を知ってか知らずかですが、Win用としてですがPCIスロット用のUSB/FireWire/Ether100Baseコンボカードが出ていたのでする。
どういうのがあるかといいますと...

・システムトークス『SUGOI CARD
・玄人志向『SUGOKUNAI CARD
・RACCOON『すばらしいカード(旧名称)』

などなどでする。
で、某掲示板の情報を元にどれを選択したかといいますと、『すばらしいカード(旧称)』でする。あ、旧称と書いているのはシステムトークスから名称にクレームが付いたらしく、その語は開発元の品番である『PTI-230c』なる名称で販売されているようでする。
もっとも、この三者を比較しての人柱動作検証が行われたのが昨年(2002年)の9月位の事でして、それからすでに三か月以上過ぎているわけですので、浮き沈みの激しいPC界で無事カードをゲットできるかどうかは怪しい所なのでする。

案の定、Web上から秋葉原のショップサイトを探したのですが、どこにも在庫情報が無い感じでして、しょうがないので実際に自分の足で秋葉原を探す事にしました。
まぁ、別件でお茶の水に行く用事があったので、その流れで行ってきました。
で、裏通り(オタ的にはメイン通り)を探した所、『コムサテライト』にて見つけましたので、サクリと買ってきました。6980円なり。


箱だじょ

つか、『PIT-230C』になってるんですけど。
中の取り説とかはちゃんと『PTI-230C』になっていますし、Webの方も『PTI-230C』でしたのできっと『PTI-230C』が正しい名称なんでしょうねぇ。
.......いいのか、ラクーンよ。

で、実際の作業なんですけど、ここからはおいらの超私的環境での趣味的な作業ですので、同じ事をやって同じ結果が出ると限りませんのでご承知よろしくでする。
ましてや、それで何らかの損害を被った場合でも、おいらを問詰めたりしないで下さいませ。頼む。


そしてカード そして箱から取り出すとお目見えでする。
いやー、さすがにICが詰まっていますねぇ。
おいら的にはこういうP板をみるとついつい顔がほころんでしまったりして。フェチ?


近影 板近影。
目に付くのはカニさんマークでする。


そして背面 で、その結果がこうなるわけでする。
う〜ん、無理があるねぇ、やっぱり。
つか、ケーブルをさしても抜けちゃいそうな気が。



これでハード的な作業は終了でする。
『これからがある意味もっとハードだ』なんてベタな言い方はしないでするよ<やってるじゃん

で、OSは他のカード類等のドライバーの関係上まだ10.2.3でして、そこからの作業でする。
まずはEthernet IC用のドライバーですが、例によってICが『REALTEK社RTL-8139C』ですので、REALTEKの台湾のサイトからドライバーをあらかじめ落としておきまする。当然増設前に。
(つか、そういう事は最初に書いておけよ>自分)


そして展開 REALTEK社 → http://www.realtek.com.tw/
ドライバーはこのページから



で、Gossamerにはあらかじめインストールさせておいたので、組み上げて普通に起動させた所、USB側が全く動作してくれなくなりました。弱った。マウスが使えねぇ。
なので急遽ADBマウスを復活させ(つか、いつもは隠しているけど繋げっぱなしにしておいてあるのだ)たのですが、こんなアラートが......



使わないわけにもいきませんので、しょうがないのでそのまま使用するで作業を続投していたのですが、ドライバーを入れて再起動する度にこのアラートが出てくるので、えいやとばかりに『修復して使用』で作業を進めました。今の所、実害は出ていないので取りあえずこのままなり。

で、今度はUSBのドライバーを探すのでする。
探す先はMac用USB2.0のドライバーを開発しているORANGE MICRO社でする。



そして展開2 Orange Micro社 → http://www.orangemicro.com/
ドライバーはこの辺りにて。



Orange Micro社のPCIバス用USB2.0カードに搭載されているUSB2.0ホストコントローラICはNEC製のを使っていまして(つか、量産されている単独のコントローラICは当時これしかなかった筈)、しかもIC内部に特殊なファームを組み込む必要が無いはずですので(ディスクリプタ関係は多分ROMに書かれているのをそのまま使うはず)、あとはドライバーだけで動くはずと踏んでいるのでする。

ええ、ドライバーをインストールして再起動させたらあっさり動きました。

ちなみにFireWireですが、これは何もインストールする事無く動いてくれました。
しかも、おいら所有のFireWire接続のCD-R/RWドライブ(TAXAN FRW1640)で動作確認したんですけど、ちゃんとiTunesからも認識してくれたのでいい感じかと。

ただ、matheyのUSB2.0/FireWireコンボカードの時もそうでしたが、どうもGossamerにてPCI-PCIブリッジを利用したコンボカードを増設すると、システムプロフィールの見え方がおかしくなる傾向があるような気がしまする。



こういう風に見えるなのなり PCIバスB1が件のカード。
つか、そこになんか色々見えているんですけど。
それよりも、USBの下にはHubとAudioとMouseを繋げているはずなんですが、何も見えないんですけど....

う〜ん、動いているとは言え気持ち悪いから、他のドライバーを探してみようかなぁ?



それと一つ不具合報告。

スリープに入れて復帰させると、起動しない事がしばしば起きるようになってしまいました。
む〜、これはカードを挿した状態でOS再インストールをすれば解消する可能性が高いと思われるんですが、ちょっと厄介なので取りあえず省エネルギー設定でHDDの回転を止める設定にチェック入れるのと。画面を暗くさせる等の設定でスリープ一個手前くらいまで行くようにする事でお茶を濁す事にしました。

ちなみにパフォーマンスについては、チェックできるようになればここに追記していきまする。
今回はこれくらいで許して下さいませ。




恥ずかしき日々の最初へ



Copyright (C) 2003 "sake-mac" Web.
All Rights Reserved.