恥ずかしきマックな日々
●11月21日(日) | 次世代狙うオーディオエクスポ |
昔は『オーディオフェア』と言っていたんですよね、これ。
昨日行って来ましたビッグサイトまで。相変わらずゆりかもめはとろかったです。
オーディオ不況などと言っていましたが、どうしてどうして、iMacの影響かカラ−バリエ−ション流行りの為、色鮮やかなものでした。またメモリーによる携帯オーディオもなかなかなものでした。
KENWOODの新しいMDラジカセ
やはり5色くらいの展開をしているところが多いですねぇ。
据置も携帯用のもみんないろんな色を付けていましたね。やはり日本人、一つ流行ると右へ習えですね、完璧に。
AIWAのマイクロコンポ達
PCワールドエクスポでもあちこちで展示していましたが、メモリを使ったオーディオがあちこちで見ることが出来ました。というか、オーディオ業界的にはこのポイントを外せなくなって来ているようですね。
一番大きく取り上げていたのはSONYで、年末発売されるメモリスティックオーディオのデモが行われていました。尚、圧縮方式はSONYオリジナルのATRAC(アトラック)方式です。
今、関西で試験的に行われているデジタルキオスクのコンテンツにも、メモリスティックオーディオ用のものも用意される予定だと話しをしてくれました。
SONYのメモリースティックオーディオ
また、Victorからは店頭での配信を前提としたメモリオーディオを展示していました。こちらはTwinVQで行っているとの事です。
来年から店頭での使用が出来るように準備を進めているとの事です。一曲当たりいくらで販売されそうかと言うとことについてはコメントが頂けませんでした。残念。
このシステムはウェイブレスラジオコンソーシアムというチームによって実験中のものだそうで、TwinVQを使っていることからもわかる通り、NTTが中心になって進めているようです。
Victorのウェイブレスラジオ専用プレイヤー
また、具体的な発売予定等は語って無かったですが、その将来性と実用性についてデモしていたのがKENWOODでした。メモリのスロットを持つラジカセにメモリを挿入してそこにため込んであるデータをメモリに書き込み、それを携帯用の専用プレイヤーで再生するというもので、完全に今のMDの置き換えを狙っているようなものでした。
最終的にどのメディアを使用するのかはわかりませんでしたが、デモではSDカードを使用していました。圧縮方式についても言及していませんでした。
KENWOODのメモリオーディオとそのメディア達
さて、World PC ExpoでもMacでデモをしていておいら的に花マル急上昇中だったYAMAHAのUSB接続できるオーディオアンプ続報です。
当初OS9についてくるUSBドライバーで使用可能という事でしたが、今現在まだ対応しきれていないそうです。ちょっと残念。でも新しくUSB接続できる3Dのスピーカーシステムが出て来ていたので、新たな物欲が湧き出て来ました。
これのデモにはなんとiMacDV S.E.が使われていたのです。なんか嬉しい。
iMac DV S.E.とUSBの3Dスピーカーシステム
尚、こっそり確認したらOSは8.6でした。特別仕様のソフトで動かしているとの事です。なんだ、じゃぁそれくれ(笑)
また、コンパニャーがデモるところではiBookが使われていました。これには驚き。
近寄って撮影するので精一杯でしたが…
USBオーディオシステムのデモにて。
こうしてみると、純オーディオというものとは別のオーディオというものの方向性みたいなものが各社一斉に示唆されているようなエクスポだったというのが、おいらの感想です。
オーディオ技術は既にレガシーだと言われているヒトもいますが、なんのなんのまだまだイケてますね。
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