恥ずかしきマックな日々


●10月20日(火) OS8.1 vs OS8.5

先週末に発売されたMacOS 8.5ですが、非常に評判が良いです。特に15日に発売された『MacPeople』誌の中で柴田文彦氏曰く・・

『やっとこれでまともな8が出たって印象かな』

だそうです。
確かに旧い68k機種を拭いきれなかった8.1とは違い、完全にPowerPCネイティブとしたことによる恩恵は、かなりのものがあると思います。個人的にはFinderが8.1より快適になった印象を受けました。
ただやはり、OSとしてはさらに重くなったようでマシンパワーが足りないとその快適さも薄れるような気がしました。

おいらの場合もともと603e160MHzモデルなので最初はこの160MHz上で8.5を動かさなくてはなりません。本当ならOSそのものがPowerPCネイティブとなったのでスピードダブラ−無しでも快適となる筈なのですが、(見た目の)動作は7.6.1くらいの方が快適だったような気がします。
しかし、G3-240MHzの方で動かすと動作は軽快になり(当たり前だが)、8.1と比べてもいっそうきびきびとした操作感が得られるように感じました。

このことは、OSはそれが出た時の一番メジャーなマシンパワーをもってして、初めてその意味をなすものだと言うことを、痛切に感じました。

さて、前説はこれぐらいにしていつものように速度比較をしてみました。
計測はいつも使っているSYMANTEC社のNORTON Utilities System Info 3.5を使いました。
条件としては以下のようになっています。

ここから判るように先月発売された『Booster 64・54 G3 240』は問題無く8.5を動かすことが出来、Drive7 ver4.3.3でフォーマットしたディスクでも問題無く8.5をインストール出来ます。

SystemInfo3.5

全体的に約1〜2割くらい速度が上がっているようです。OSが変わっただけでこんなに上がると言うのもなんか不思議な感じがします。

ちなみに使ってみて思ったのですが、8.1から8.5へのアップはOS8と言うくくりの中のマイナーアップではなく、8.0/8.1がどちらかと言うと7.Xと8の過渡期で8.5になって初めてメジャーアップしたと感じました。

というのも、必要な設定とかが今までと大きく変わり全く別のもののように感じたからです。
一番変わったと思ったのが、Appleメニューの中の『Appleシステムプロフィール』ですが以下のようになっています。

Appleシステムプロフィール

下の方についている、ゴミみたいなコントロールバーは気にしないで下さい。

まだ、さわりの部分しか操作していないのでなんとも言えませんが、色々いじってみたくなる要素がふんだんにあるのでこれからしばらくはとても楽しみです。

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