●6月8日(火) | 其の壱、飛行機内にて |
ん〜、ワインが旨い、昼ワイン(爆)
今、飛行機の中からこれを打っています。なんとJAL。仕事で行く場合、大概外資系の格安チケットが常だったのに、当てにしていたキャセイパシフィックがストをおこしている為、チケットが取れなかったでし。
で、直前の調整の結果なんとJALのノーマルチケットをゲット♪うちの会社も太っ腹なり。
おかげでエコノミーとはいえエグゼクティブサラリーマン(死語)御用達の桜ラウンジでゆっくりする事ができました。しかし、半年前に乗ったSQ(シンガポール航空)と比べて思ったのですが、スッチーの質が若干(ほんとか?)落ちますね。というより、SQではスッチーの質を維持すべく体重制限をかけているそうです。あ、おいらの先輩曰くなのでやや妖しいネタかも。
でも、当り前なのですが、スッチーが全員日本人なのが気が楽でいいですね。SQだとスッチーの大半がシンガポール辺りの人のようで、日本人スッチーは一機につき1〜2人くらいなので何かお願いするのも全て英語だったので、それと比べれば遥かに楽でし。
『ワインをお願いします、あ、白ね♪』
ん〜、なんて楽なの♪あとさすがに日本の会社、御飯モノを食べたのですが、御飯が暖かく保たれるように皿の下に小さいヒーターが入っていました。心憎いっすね、このあたり。ま、味はそこそこでしたけど(笑)
あ、ワインは小瓶でしたけどフランス産のAOCモノ、おっけー♪そこそこの酸味があり、スッキリしたものでした。悔い悔いくいくい行けちゃいそうな感じでしたね。(っていうか3本空けましたけど(^-^;)ちうわけで、おいらそろそろ寝ます。あ、その前に入国の為の書類書いとかなくっちゃ…
●6月8日(火) | 其の弐、ホテルに着くまで |
蒸し暑い、蒸し暑いぞ〜〜〜!!
香港の新しい国際空港に降り立ち(香港島からは結構離れてる所なんですね)、最初に思った事…
『結構綺麗!』
そりゃそうだ、去年出来たばっかしのところだしぃ。
飛行機から降り、さて入国審査と荷物…と思ったらいきなり電車に乗る事に…そう、降りた所から入国審査のある所まではちょっと離れてたので電車で移動するのです。もっとも2〜3分くらいなんですが。
で、無事入国しなにやらN'EXみたいな電車(モノレール?)で一路九龍へ。ていうのもおいらの行き先は香港島そのものではなく、中国本土の恵州と言う所なのです。ここへ行くにはバスを使うのですが、これが九龍から出ているのです。
あ、ちなみに…
九龍 → カオルーン
恵州 → ワイチャオ
と言うのだそうです。え? 知ってる? 失礼致しました(^-^;ちなみにバスと言いましたが、オンボロのバスではなくちゃんとした高速バスで中はそこそこ綺麗でした。まあ、もっともこれに乗って約3時間くらい揺られて行くのですからこれくらいちゃんとした奴じゃなきゃやってられないですが…
あ、ちなみに九龍までの電車賃が60HK$で、バスが100HK$でした。バスが結構安いのは万国共通ですね(^-^;もっともバスと言ってもそれまでが大変でした。と言うのもバスチケット自体は現地に駐留している日本人にお願いしてあったので九龍の駅で手渡してもらえたのですが、乗り場がちゃんとしたものが無く、どこそこの辺りと言うものしかない為、そこへまずタクシーで行かなくちゃならないのです。ちなみにその場所とは『九龍塘根徳道(理想酒店附近)』… 今回は3人で、しかも前に来た事のある人と一緒だったので焦る事はありませんでしたが、これが一人だったらと考えるととても不安でした。
さて、香港は中国に返還されたとはいえ、まだまだ別の国と見た方が良いかもしれません。なんたってまだHK$だし、なんといっても香港から中国に渡るのにイミグレを通らなきゃいけないのですから。(イミグレ:入出国管理所)
ちなみにここでは全ての荷物を一旦降ろして、とことこ歩いて通関するのです。さすがに中国に入る方のイミグレでは緊張しました。おいらた達は大丈夫だったのですが、同じバスに乗っていた楽器を持っていた人がX線の検査のところでひっかかったようです。おいら達の鞄の中には今回の仕事で使う妖しいものも入っていたので、無事通過出来て一安心です。ついに中国です。さすがに国境の街は華やかですね。おいら中国というとどうしてもマチャアキのやった孫悟空の世界やサントリーウーロン茶のCMを思い出してしまうのです。いかんいかん(^-^;
『貧富の差がかなり激しい』
それがおいらの第一印象です。だって、高圧線がちゃんと通っているそのの真下に電気が来ていない掘建て小屋の様な所にすんでいる人がいたり、そう思ったら脇をBMWの2シーターが走っていたり… こりゃあかなりのものです。
日本で笑いながら『貧乏だ〜!』などとのたまってる人が結構いると思いますが、こういう風景を見ると日本ってつくづくぬるま湯にどっぷり浸った国だなぁ、と思ってしまいます。ホテルは『西湖大酒家』ホテルって酒家なんですね。なんで酒なのだろう? おいらだからか(爆)
部屋は大体8畳間くらいのツインの部屋でした。多分ここいらじゃかなり上等の方じゃ無いでしょうか?
で、思った通り水が濁ってて、しかも錆の匂いがする。てなわけでホテルのそばの店に行き、ミネラルウオーターをゲットしてきました。無論ビールもね♪
ミネラルウオーター:2元 ビール(ハイネケン):7元 (1元=15円くらい)今日は疲れました。ではでは
●6月10日(木) | 其の参、まずはビール♪ |
水代わりにビール♪でも昼間は出来ないのん(爆)
朝食はホテル内の中華レストランで飲茶、昼食は会社の食堂のおばちゃんの作るローカル飯なのでけっこう中華料理を食べる事になりそうです。
ただ、夕食だけは仕事が忙しくてホテルに戻ってくるのが大体10時くらいなので、ホテルに入っている日本食レストランで夕食をとってます。
さて、夕飯時といえば酒・サケ・さけですが、今のところビールしか呑んでません、というより次の日の事を考えてビールで押さえているのです。
え? らしくないって? おいらもそう思う(^-^;ここ中国でビールといえば『青島』(チンタオ)なのでしょうが、結構海外の銘柄もあるようです。前にも書いた『ハイネケン』とか、あとは『カールスバーグ』や『キリン一番絞り』あたりが眼につきました。そこら辺のお店で買うとおおむね6〜7元といったところでしょうか、ビールは他のモノに比べてもやや割高かもしれませんね。
(あ、キリンは買って無いので値段は分りませんでした)
まあ、それが嫌だったら紹こう酒でも呑むか、あとはアルコールを断つか(んなオーバーな…)ですね。清涼飲料水は普通に買えますので、ここでは。
ちなみに昼間は、みんなPEPSIを飲んでました。おいら?飲用純浄水(ミネラルウオーター)でし。そうそう、ここ中国でもカールスバーグは工場があり、完全に現地生産してるようです。っていうかホテルと工場の行き来を会社のバスでしてるのですが、その途中に工場があったので分かったのです(^-^;
カールスバーグ手広し!!(マレーシアにも工場があったしね)てなわけでおいらホテルの冷蔵庫にとりあえずカールスバーグをキープしてます。でもやっぱり青島もいれとこうかなぁ?
●6月12日(土) | 其の四、ようやくアップ |
てなわけで集中的アップ(^-^;
今、中国からです。<知ってるってば!
思い通りに回線を使えなませんでしたが、ようやくここ数日間分を一気にアップできました。って言うのも、ホテルの電話の線なんですが電話機に直付けしてあるんです。で、壁の方も直出し…
しょうがないので工場の回線を使おうと思ったらここでも直出し直付け… ぐすん。ふつう会社の電話で外線繋げる場合、日本だと『0』発信ですが、ここ中国では『9』発信なんですね。(あ、マレーシアでも『9』だったっけ)
でもなぜかここの工場の社長室にある電話機1個だけが外線に直で繋がるんです。っていうか内線電話じゃない回線が来ていたんです。その線をつたって行くとその先にはPCがあり、探ってみればそこにはモデムがあったんです。もちろん直付けなんかじゃありません。
てなわけで、サクっと使わせてもらいました。あ、とてもWEBブラウズなんかは恐くて出来ないので、基本的にメールの送受信だけです。
でもせっかくだから、書き溜めておいたものを吐き出させてもらいました。ちょっとだけすっきり〜
●6月12日(土) | 其の伍、中国で韓国? |
ふ〜、休日出勤なり〜〜(泣)
こちらへ来て夕食はいつもホテルに入っている日本食レストランに行っていましたが、昨日は毛色を変えて韓国料理屋へ…
え? せっかく中国に来てるんだから、中華を食べろってか? まあまあ。一緒に行ったのはおいらと同様出張者数名と現地駐在の日本人、しかも出張者はおいらよりも早めに現地入りしているので、中華はちょっと霹靂しているらしいっス。まあね、朝食がホテルの飲茶でお昼が会社の食堂のおばちゃんの作るローカル飯なんだから夕飯くらいは中華じゃなくてもいいでしょうね。
実は出張する数日前にも家の近所にある韓国家庭料理屋で韓国料理(って言うか焼肉)を食べていたおいらなので、そこと比べていかなるものかが焦点でした。
で、結論から言って比較にならないくらい良かったです。
まず、よく聴く本場の韓国料理屋同様注文すると出てくる小鉢達。本当にテーブルいっぱい出てきました。
うかつに別注文でキムチなんかを頼んでいたらとんでもない事だったでしょう(もっともメニューにはキムチの文字は見当たらない様な気がしましたが…中国語とハングルでしか書いてないのでよく分らなかったです(^-^;)とりあえず肉はロースとカルビ、カルビは揉みダレに漬かっていました。うちらがちまちまと小鉢の料理を摘みながらビールを飲んでたら、店の人が勝手に焼いてくれてザクザクとはさみで切ってくれて、後はもう食べるだけと言う塩梅、楽ちん〜♪
そうそう、サンチュも頼んでないのにドサドサと出てきました、こうでなくっちゃね(^-^)あとはもうどんどん食べるだけ。
で、〆においらは冷麺、他の人は石焼きビビンバかラーメン。これで一人150元(約2100円)くらい。無論、ビールや焼酎もグビグビ呑んでた上でです。中国的貨幣価値で行けば贅沢な方でしょうが、いいの! おいら日本人だから(爆)
●6月14日(月) | 其の六、ようやく本格中華 |
昼は暑くて外に出る気無し〜(^-^;
先週の土曜日、ようやく行きました、本格中華。
行ったのは死線四川料理です。そう、あのまっかっかな四川料理です。
今回のお題は『四川鍋』、さて如何なるものか…もう、店構えからして辛そうな感じ、店内はいるとそこかしこから辛そうなおいにぃがしてくるではないですかぁ。大丈夫かおいらの行く末…
今回は社長の友人の日本語がぺらぺらな現地の人を招いていたので注文はすんなり行きました。
『両方とも赤いのにする?』
『半分は白いのでいいかなぁ?』
『いいよいいよ、両方赤いので!』
…をいをい。見ての通りまっかっかっす。もういいや、さあ殺してくれ(^-^;
ようはこの汁の中に好きな具を入れて煮えたら喰う! ただそれだけなのです。って、なんだよ、この汁の色は!
運ばれて来た時点で既にこの色、浮かんで見えるものは全て赤トウガラシ、いやいや、浮いているだなんて可愛いもんじゃぁなかったです。で、このままじゃぁ日本人はきついので、トウガラシだけをあらかじめすくっておきました。これでまだすくい切れてない状態です。しかも1鍋の仕切られた片側分だけなのです。おいおい、一体どのくらい入っているんだよ。
で、これにどんどん具を入れて食べるわけですが、つけ汁として使うのがなんと胡麻油。それに下ろしたニンニクをたっぷりいれて、お好みで塩と化学調味料を少々。
なんでこんなのにつけるのかと言うと、油に浸す事により冷ます事が出来、ニンニクは殺菌の為とのこと。その大量のトウガラシで十分殺菌出来ているんじゃないの?なんて思わず突っ込んでしまいました。
人によっては(っていうか日本人向け)醤油も少々入れるそうだ。辛いって言うのはこういう事を言うのね。
四川の地方は湿度が高く、その為に発汗があまり促進されないらしいのだそうです。その為、発汗作用を促す為にこの様な食生活となった、と隣に座っている日本語堪能な中国人は言っていました。
唇の厚さが3cm位になったのではと思うくらいな辛さでした。何人かはギブアップしていました。隣に座っているおいらのボスは汗だらだらで食べていました。おいらもあせだらだらです。ビールが水のように体に入って行きました。
まぁ、壮観!(全てサンミゲールビールなり(^-^;)
で、最後に麺を食べてしめようと思って刀削麺(こんな字だったかな?)→タオシャオメンを食べようと思ったらこれまた真っ赤…勘弁してくれ〜なお、これらを食べた次の日、おいらは体調を崩しました… う〜、胃が痛てぇ〜!
●6月15日(火) | 其の七、軽く点心 |
今日は少し偏頭痛気味なり(泣)…バファリン飲まなきゃ
今日は仕事がうまくはかどらなかったっス。ま、おいらのせいなだけでは全然無いのですがちょっとやりきれないでし…
てなわけで、気合いもそこそこなので夕食はホテルに入っている中華点心のお店へ…
ここはおいらがいつも朝食をとっている所なので、朝食べて夜もここなどと言うのは避けていましたが、他の部隊のメンバーに誘われたので、ま、いっかって事で行って参りました。
(ちなみにおいらは設計部隊で、誘ったやつは製造部隊なり(^-^;)ホテルのお店とは言え、そこはここいらで中の上くらいのホテルの店なので、ゴージャスなモノを期待してはいけません。街の食堂よりはよっぽどましと考えた方が良いのかもしれません。
(ま、ビールも置いてるからヨシとしよっかな♪)
程度的に言えば、横浜中華街のざっくばらんなお店がそのまんま大きくなったような感じかもしれ無いです。あ、おいら現地にて中華を食べるのが今回の出張が初めてだったもので、知らなかったのですが、席に座って最初にやる事って自分の使う箸やレンゲや食器をウーロン茶で洗う事なのですね。おいらうまくできなくて、ドバドバこぼしまくっています。
さて、中央にクルクル回るあれのあるテーブルに点心が運ばれて来ました。とは言っても身振り手振りでの注文なのでワゴンが来る度に一番上の蒸篭のフタを全部あけさせて『これとこれ』などと言いながらの注文でした。おかげでメニューの名前を全然覚えて無いです(爆)
結局ちょこちょこ来る点心をつつく事に熱中してしまいろくに写真撮れなかったでし。っていうか、味的には眼を見張るものはそれほど無かったと言うのが事実でした…ぐすん。
もっとも、値段的にはかなりリーズナブルだというのは事実です。そこそこ食べてそこそこ呑んで一人当たり50元くらいでした…え?日本円にして大体700円くらいか〜、文句を言ってはイケナイですね、これでは。ま、10人くらいで食べていましたからこんなもんかもしれないですね。
●6月18日(金) | 今日の中国は… |
ちょっと胃が疲れ気味…毎日12時過ぎまで呑んでるしなぁ
昼飯にチマキが出ました。今日は中国の端午の節句らしいです。
あ、なんかジュースみたいなモノももらいました。
スポーツ選手向けらしいのですが、三ツ矢サイダーみたいな味がしたらしいです。おいらはホテルに持ち帰って冷やして飲むつもりっス。
話し変わって… ようやく仕事が順調に流れ始めました。でも1週間の遅れだし…
てなわけでけえさき中国日記はそろそろ終わりだった筈なのですが、あと1週間程続きそうです(ToT)う〜寿司が喰いてぇ!
●6月19日(土) | 実際の画像 |
遅れた分を取り戻す為に土曜もラインは走るのだ
久しくCRTでの確認をしてないのですが、如何なものでしょう?
パワブー190csは640x480サイズの画面で256カラーしか出ないので、画像などはあまり美しくないのです。でもこれでしか確認できないのでしょうがないのですが…それに比べておいらのデジカメのDSC-X100の液晶の出来はなかなかなものですね。これで見るとみんな85万画素で 十分だねと言うのです。でもパソコン上で確認するとやや暗かったりするんですよね、これが。
ま、紙に出さない限りはいいんじゃないでしょうか。ここ恵州ていうか、広東省あたりは今現在雨季なものでお昼頃になると決まって雨が降って来ます。ただ雨季と言ってもマレーシアに行ってた時のようなスコールではなく、降ったとしても日本の大雨と大差ないようです。それともおいらがまだ本当に凄いのに巡り会っていないだけなのかな?
そんなわけでこちらは今とてもムシムシしています。日本は如何なものでしょうか…
●6月20日(日) | 其の八、中国でお酒 |
うお〜〜!久々のオフだぜ〜〜! …zzz(_ _)<1日中寝てばっかじゃん!
そいや、こちらに来て全然強いお酒を飲んでないですね、おいら。
中国のお酒っていうと老酒にマオタイ酒に紹興酒あたりが有名所でしょうか。でもこちらでこれらをグビグビ飲んでいる姿って見た事無いです。もっともたかだか半月程度の滞在じゃロクにモノを見ていないでしょうが…
でも、今日は広東系のレストランで夕食を食べて来たのですが(デジカメを持って行くのを忘れたっス…失念!)、ここでもその手のお酒を飲んでいる姿を見る事はなかったです。
まあ、日本でも本来お酒はハレの飲み物だった訳ですから、そうそう日常から飲むものでも無かったとしても不思議じゃ無いですね。でも、おいら実はうずうずしてたりして(^-^;で、みんな夕食時にはっていうと…やはりお茶を飲んでるようですね。
あ〜、ビールを呑んでいるのって日本人が多いのかもしれません。なんでもこの辺りにはSO◯YとかHO◯DAとかの日系の会社があるようなので、日本人は結構いるようなのです。そいやホテルに日本食のレストランがあるくらいですからね♪
あ、今思い出したのですが、中国人って食べる事を大切にするのは当たり前ですが、家族を凄く大切にするようなのです。20歳くらいの女の子に聞いたのですが、やはり結婚して家族をつくることが喜ばしい事らしいです。そう考えれば、夕食時に酒呑んで自分だけ楽しむよりも、お茶飲んで家族団欒を楽しむ姿っていうのは納得いく話です。
ってことは、夕食時に酒を呑んででへへ〜ってしてるのは中国的にはイケてないって事っすね。
う〜む、自重自重(^-^;そいや、今ってライチが旬らしいです。
町中ライチの露天だらけです。たいがい量り売りしてますね。見た感じ枝からもいで来たものをそのまま持って来たような雰囲気でした。日本じゃ結構ランクが高い果物として見られているような気がしますが、こちらではそんな事はないようですね。結構ざっくばらんな感じでした。こんな感じで売ってます。もっと細かい写真を撮ろうと思ったら、空に暗雲…いきなりドバー!と大雨襲来。参った参った。たまたまいつも水とビールを買ってる店の中に居たから良かったですが、これが散歩の途中だったらえらいこっちゃでした。さすがに毎日買い物をしているので顔は既に覚えられているようで、外を見て途方に暮れてると椅子を指差して何か言ってるようで、どうやら雨が止むまで休んでけと言ってくれてるようです。しかもたばこ1本どうだと差し出してくれたりして…(でもおいらは吸わない人なので丁重にお断りしたです)
で、その夜酒が切れたので例によって買いにいったらサービスでライチをくれました。やや小振りですが、なんと言っても生ですから♪日本じゃ冷凍モノばかりなのでこれはこれで嬉しい話です。
(もっともこちらじゃ昼飯の後のデザートで3日に1回くらいの割り合いで食べてるんですが…)てなわけで今、紹興酒を呑みながらこれを打ってる所っス。あの濃い琥珀色したお酒です。原材料ってうるち米なんですね、これって。ぐびぐび。
味については… 万人にはお勧めしませんが、ハードドリンカーには体験してもらいたい感じです。ちなみに度数はワインと同じくらい…って言うと軽く取られそうですから、日本酒より若干度数的には弱いくらいといった所といった方がよいでしょう。ごくごく。
●6月22日(火) | 其の九、中国の人口 |
ようやく仕事のメドが付いたっス〜!
この間の日曜日、朝食をとるためにいつもの飲茶の店に行って思ったのですが…
『中国って人が多い〜』一人っ子政策なんて絶対うそっぱちだと思いました。だって店に来ている家族連れ(っていうか殆どが家族連れだった)の多くは子供を2〜3人くらい連れて来ているんだもん。こりゃ中国の人口がとめども無く増えて行くのは眼に見えてますね〜。
口の悪いうちらの面子と話してると…
『あの子供のうち、1人くらいは戸籍無いんじゃないか〜?』
おいらもちょっとそう思うっス…さて、またしても飲茶っス。たまには別のモノも食べたいのですが、あいにくと言葉が全然分らないのでチャレンジをするのもためらっちゃうので、ついついここを利用してしまいます。いつも食べているのはピータン粥やシュウマイや水餃子や饅頭などです。たまに鳥の足や野菜の炒めモノも食べたりしていますが、基本的にはこの辺りしか食べて無いっス。
まあ、必要あらばワゴンを捕まえて中を見せてもらって選べますが、ワゴンサービスで来るものの種類なんてたかがしれてるので、たかだか2〜3週間程度の滞在とはいえ、ほぼ網羅し切れてしまいそうです。
ホテルの中のレストランなんだからもう少しバリエーションを増やして欲しいものです。でも、中には飽きないで食べられるものも結構あったりしました。例えば、上の写真の肉だんごなんかはおいら好みです。肉だんごと言うよりツクネに近い感じでした。これがまたビールと合うんだな♪
これって付け合わせの野菜もいい感じなのですが、いかんせん料理の名前がよく分らないのだ。じゃ、なぜここにあるのかって? モノを見て『これ!』と言って頼んだからなのです。結果オーライ♪これが… 多分内臓だと思うんだけど、おそらく腸関係。ちょっとコリコリしたかんじで味付けもくどく無く、薄く無く、日本人好みかも。これは当たり。でもこの手のモノを頼む度に
『チャレンジャーだ!』
と言われるっス。
いや〜、それ程気合いを入れているつもりは無いんだけどな〜。
もう一つの包んであるのはちょっとニッキの香りがしました。日本人の口にはちょっと合わないだろうな〜。基本的には肉だんごを包んだものでした。おいら的には1つで十分でしたけど他の人が食べないのでしょうがないのでおいら全部食べました(3個だけどね)他の店の飲茶も食べてみたいな〜。でももう日程があまりないや。ちょっと残念>仕事しに来ているんだから贅沢言うな、おいら。
●6月25日(金) | 其の拾、香港の夜と朝 |
うう〜〜〜、帰れる〜〜♪
やっと仕事を終わらす事が出来たので、いよいよ帰国出来ます。
恵州から戻るのは結構面倒ですが、帰れるとなれば文句はいいません。でもやっぱり面倒臭かったです。西湖大酒店の前から出ている九龍行きのバスに乗って揺られること約3時間、そしてタクシーに乗って約20分、最後の夜は香港泊まりです。
The HongKong Hotelに泊まりました。こういうのをゴージャス(死語)っていうんだろうな〜、と思ってしまうようなホテルでした。っていうか西湖大酒店がレベルが低かったからかな?でも英語が通じるのでとても気がラクでした。それどころか簡単な日本語ならば結構わかってくれるようです。
そういえば、香港って日本食のレストランが凄く多いんですね。途中で元禄寿司を見つけた時には驚いちゃいました。恐るべし回転寿司ブーム。
で、最後の夜は何にしようかと思ったのですが、現地にいる日本人スタッフの人の掛け声でまたしても韓国料理。おいら中華が食べたかったな〜。でもスポンサーがそう言うんじゃしょうがないです。
でも美味しかったです。
今回収穫だったのは韓国の焼酎『ジンロ』の呑み方です。まず大きめの急須というか、小さめのヤカンみたいなものに胡瓜の千切りをドバっと入れて、そこにジンロを入れるのです。で、ミソなのはアルコール度数23度のモノが一番バランスがとれていて美味しいんだそうです。韓国人スタッフはそう言ってました。
で、おちょこに各々入れて呑むのですが、味がマイルドで凄く呑みやすくなっていて美味しかったです。是非お試しあれ!で、朝。いよいよ帰国です。なんて感傷に浸る暇もなくチェックアウト。朝9時50分フライトの便なので7時にホテル前に来る連絡バスに乗りました。巡回しているこのバスは、エアポートエクスプレス九龍駅に行ってくれるのですが料金はフリー。この駅から電車に乗って空港へ行くのですが(大体2〜30分くらいかな?)、なんとチェックインがこの九龍駅で出来てしまうのです。日本で言うならば、N'exに乗る前に新宿駅でチェックイン出来てしまうようなことです。う〜む、やるな香港。
で空港で最後の中国飯を食べました。
お粥はピータン入りでこれはまあまあでした。でも炒麺がイマイチでした。まあ、空港の飯でしかもカフェテリア形式のところのモノなので贅沢言ってはいけません。これでトータル90HK$くらい…だいたい1500円か〜 高い!
ま、朝からビール呑んで幸せだったのでヨシとしましょう!これでおいらの中国日記は終わりです。
やはり日本人はぬるま湯にどっぷり浸かりきっているように感じてしまうのは気のせいでしょうか?
おいらはおいらなりにまたしても色々と考えてしまった15日間でした。それでは再見!
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