11・12月の日記一覧→

◆◆◆ 11/11〜20 ◆◆◆



●11月11日(日) 安定

かなり深い二日酔い。多分古酒がいけなかったと思う今日この頃。はぁ.....(泣)

てなわけで、昨日は最近有名らしい新宿のはずれにある居酒屋『世代屋』にて秘蔵のお酒を一気に蔵出ししてでの利き酒会の名を借りた呑み会でした。観評会出品酒ありの当日の朝絞ったばかりのお酒ありの蔵本が試しに作った非売品ありのと、とても五千円では済まないような顔ぶれでして、とても有意義な一日でした。
ただ一つ会の開始が昼間の2時であるという点さえ除けば。

すっかり酔っぱらって家に戻って時計を見たらまだ夜の7時.......

てなわけで昨日はとてもアップ出来る状況では無かったでする。
ですので気を改めて昨日の作業ネタからひとつ。

スリープから起こすとHDDへのアクセスが出来ず再起動せざるを得ないとか、ソフトウエアアップデートをかけると必ず固まるとか、DiscTrayをオープンさせても開くのに妙に時間が掛かるとかと、なかなかヤンチャ振りをふるってくれているおいらのiBook君ですが、メンテナンスする時間が無いので騙し騙し使っていル今日この頃でする。
ですが、ずっとこのままでいるわけにも行かないということで、とりあえずバックアップを取る所から始めようということで、先日IEEE1394ケーブルキットを購入してパワーアップした外付けのHDD、CitiDISK2000(中身はiBookに入っていた10GBのHDD)を取り出したのでする。(いや、四次元ポケットからでは無い)
とりあえずは中身を消すのとパーテーションを切り直すと言う事でドライブ設定を起動させたのですが、IEEE1394経由でのCitiDISKを初期化する事は出来ないと言われれてしまったのでする。取説を読んでみたのですが、ドライブ設定のバージョンによってはどうのこうのとなんかはっきりしない感じでしたので、取りあえずシステムディスクをいくつか用意してドライブ設定での差を見てみたのでする。

OS9.0付属のドライブ設定 → DISCそのものを認識せず
OS9.1付属のドライブ設定 → 認識はしたが初期化は出来ないと言われる
OS9.2.1アップデータのドライブ設定 → OS9.1と同じ

おい!

まぁ、モノは試しとばかりにOS Xに切り替えて、OS X付属のDisk Utility app.にて同じように初期化を試してみた所、何ごとも無かったかのように初期化出来ました。パーテーションを切るのも全く問題なかったでする。
その後、OS9.2.1に切り替えてみても問題なくマウント出来たのでする。

結果オーライでする。

と、ここまでしたところで時計の針は昼の12時をすでに回っていまして、最初に書いた呑み会...でなく利き酒会に行かなければいけない時間になっていたのでして(行く途中買物をしようと思っていたから)、さてバックアップ作業はどうしようかと思ったのでする。
というのも、パーテーションを切った別のボリュームを、それぞれ外付けのHDDのそれぞれ別のボリュームにバックアップしようと思っていたからなのでする。

ピンと閃きました。
クラシック環境で別々のコピーを同時にしたら、固まってしまう可能性があると懸念したのですが、OS X上にてコピー作業をすれば安定じゃ無いかと。
結果から行けば、何ごとも無くコピーは完了していました。さすが安定を売りにしているOSなのだ。

それにしてもファイルコピーの為にしか使われないOS Xの存在って一体.........



●11月12日(月) ファイルサーバーを想う

そして事務作業は終わらない。早くおいらを作業台に行かさせてくれぇ〜!

昨日も酔っ払いでした。<いつものこと。

昨日はトップページの日記を過去ログに移す作業をしていた途中で撃沈してしまいました。
ふと目が覚めると夜中の三時にMacの前。そのままベッドへ潜り込んだなり。
で、朝、朝食を食べながら更新作業続行。なにやってんだかねぇ。

そういえば、Mac OS X側をファイルサーバーにするとパフォーマンスがかなり上がるという話をピエールさんの所でちょっと前に読んだのですが、今日会社で巡回していたら坪井さんの所ではMac OS X Serverでのパフォーマンスに驚嘆するという過去ログを見つけました。
つか、ちゃんとリアルタイムで読みなさい>おいら

坪井さんによれば、その時にはファイルコピーにて10MB/secというパフォーマンスが出ていたようでして、羨ましい限りでする。

今現在、旧き互換機なAkia君(with G3/240MHz)を家庭内ネットワークにてファイルサーバー的な存在としているおいらの家の環境ですが、いかんせん思った程速度が出なくて哀しい日々を過ごしているのわけでして、密かに狙っているのがOS Xが走るMacを中古でゲットしてそれをAkia君と置き換えてしまおうというモノですが、いかんせんファイル置き場がナローSCSIの外付けHDDゆえに、出来ればデフォルトでSCSIを持つMacでOS Xが安定して走るものという限定をつけて、いろいろとチェックしている所でする。
チェックするだけ。買うメドは全く立っていませんが。

で、ファイルサーバー置き場が同じ部屋の中ゆえにファンがブンブン回ってうるさいMacはおいら的にはNGなわけですので、狙っているのはちょっと古くなってしまったPowerBookのロン鳩であったりするのでする。
場所もとらない、静かである、OS X走る、SCSIをデフォルトで持っている。

おお!完璧じゃん。

いかんせん、PowerBook故に同じ時代のデスクトップ機と比べて若干割高であるというのが難点でして、そうなるとファンの音を我慢してPowerMac DT辺りが狙い目となるのかもしれないでする。
う〜む、これからボーナス時期に向かって無謀とも言える妄想は日々膨らんでいく今日この頃でする。

まぁ、どう転ぶか分からない家庭内LAN計画ですが、最悪のシナリオは現状維持であったりして。



●11月13日(火) Net MD触れてみた

そしてついに書類の山は終局に向かうのであった、多分。

ここ数カ月の間、おいらがたまに取り上げて来たネタの一つにNet MDなるモノがあるのですが、昨日初めて市販品に触れました。会社で。ちなみにモノはSONYのAVパソコンである新しいVAIOなり。

あ、Net MDがなんたるモノかは過去ログを参考にして下さいませ。

OPEN MG上で扱う音楽ファイルはそれなりの手順を踏まなければいけないモノではありますが、結構快適なモノでありました。
取りあえずは会社のネットワークに繋がっていたので、会社内の某所に溜め込んであるMP3ファイルをVAIOにコピりまして、MDに移す準備なのでする。
次にOPEN MG上でそれらの曲でプレイリストを作り、プレイリストが出来たらMDのメニューを開いて作ったプレイリストを選び、MDに落としたい曲を選んだらチェックアウトボタンを押して録音モードを選択したらあとは出来上がるのを待つだけなのでする。
こう書くと結構煩雑ですが、実際問題としてはマウスの移動量もそれほど無かったので、結構あっという間でした、チェックアウトボタンを押すまでは。

ですが、ですがなのでする。
実際にOPEN MG上にてファイルをMDに移すという動作というのは、まず元となる音楽データ(CDの中でもHDDの中でもいいです)をMD用の音楽フォーマットであるATRACに変換して、それをMDに転送して書き込み、最後にデータの整合性をチェックするベリファイをして終了となるのです。
試したのはATRAC3のLP2 モードですので、ノーマルのMDが元のデータの1/5に圧縮されていてLP2ともなるとそれを更に半分にしていますので、音楽データを流す転送レートを非圧縮時と同じにしても、圧縮量分だけ短く済みますのでそれだけで1/10となるはずです。しかし、書き込み時にMDの書き込み用ヘッドコイルがずっと書き込み状態となると、普通のMDメカの場合はたえきれなく無って焼き切れてしまうはずですので、ディスクに書いては休み書いては休みという事をしなければいけないのでする。
無論そういうのに耐えうるヘッドコイルを使えばいいんですが、今度はMDの美点であるショックプルーフが使えないので、書きっ放しにさせてまで高速性を確保するというのはあり得ない話と思うのでする。

ですので、各メーカーはきっとディスクの回転速度を2倍、もしくは4倍に上げて速度を確保する方向で考えると思うのですが、いかんせん光磁気記録方式故にこれ以上の速度アップに関しては期待しない方がよい感じなのでする。
というわけですので、同ビットレートで10倍速、記録速度を4倍に上げてTOTAL40倍速ですが、ヘッドマージンを考えると20倍速が実測の最高になるかもしれないでする。

しか〜し、昨日会社でVAIO MXのNet MDにてHDD内のMP3ファイルをOPEN MG上にてMDに書き込み実験した所、変換・転送・書き込み・ベリファイまでを行う関係上、時間的には4倍速くらいの作業終了なのでする。う〜む、書き込みの効率部分自体は語られていてもそれにまつわる処理部分はアレだったということなのでしょうねぇ。

それを承知のうえでですが、私用でMDを日常で使うヒトならばNet MDは買いでしょうねぇ。なんたって使いやすいし。
ですが、すでにライブラリィをHDD上に構築しているヒトにとってはイマイチかもしれないですねぇ。スマン、おいらの事でする。結局はATRAC3に変換する分がロス分になるので、その分だけが不経済時間となってしまうのでする。

おお、これはもしやiPodへの導きなのか。
いや、多分悪の囁きだろうと思う今日この頃。どうしてくれよう。



●11月14日(水) 風が吹くと鍋が恋しい。

てなわけで明日はきゃっとしーにて業務なのだ。おいらに扱えるかなー?

会社帰り、ふと気が付くと顔に当たる風に凛とした冷たさみたいなモノを感じました。
(於:東京都八王子)

これで気温がもっと下がっていたならば、山に雪が降っている徴候とおいらは勝手に思っているのですが、関東の辺りではまだまだでしょうねぇ。あ、北海道の辺りでは既に冠雪済みだとか。
もう冬は目の前なんですねぇ。

久々に感傷的な書き出しから始まる今日の日記でする。
しかし食欲には負けるおいらはあっという間に現実世界の話に戻るのであった。

鍋でする。
『日本人なら!』とまでは言いませんが、鍋が嫌いな日本人はあまりいないのではと思うおいらですが、そう思うおいらが鍋が大好きであるのはひと冬に鍋のネタを書いてしまうことが非常に多い辺りからも伺える次第なのでする。
おいらは基本的にはどんな料理にも言えるようなのですが、鍋に関してもシンプルなモノの方を好むようでして、しかも水炊き系がいい塩梅のようでする。

『木綿豆腐と白菜と深谷葱と春菊』

うむ、潔くてなかなかよろしい組み合わせなのだ。
これで薫りの立ち方が押さえられた、躾が行き届いた旨口の日本酒があれば完璧でする。
あとはちょっと口直しがあれば言う事無いのでする。日本人として日本に生まれてよかったと思える数少ない瞬間なのでする。

う〜ん、そろそろ日々鍋三昧な日常をしたくなってきた今日この頃なのだ。
つか、今夜は鍋って言われているから、まさしく今日から長いロードの火蓋が切られるのかもしれないでする。

あ、ちなみにロールキャベツは入れないでする。あれはおでんの話なりよ。



●11月15日(木) 歳を経て得るもの失うもの

それにしてもインプリ用のツールが動かんぞ!2k専用をXPで使っているからか?

なんか壮大な表題だなぁ。大した事書かないのにねぇ。

さておき、今日は一年の節目、ボジョレーヌーヴォーの解禁日でする。
あ、今年は忙しくてフライング出来ませんでした。

いつも日記で書くネタには会社の同期をよくだしに使っていますが、彼らとは何か運命じみたものを感じる事があったりしまする。まぁ、酒飲み繋がりというのがオチですが。
もっとも、もう少しいろんな意味で多彩な顔ぶれになってもいいと思うのですが、見事に酒飲みが揃っているのでして、しかも飲めればいいというクチでは無く、旨くなければいけないという人間失格ぶりなメンバーであったりするのでする。
そんなおいら達は、いつの頃からか自然に集まりだして会社帰りにいつもの居酒屋に集まり、バカ話しに華を咲かせる20歳台でした。
ちなみにおいらはいつも記憶を無くしてろれつが回らない派なり。
他にも必ず寝る奴とかもいるのですが、まぁさておきでする。

今日の解禁日に合わせ、みんな思い思いにボジョレーヌーヴォーをゲットして会社に持ち寄り、仕事が終わってから(おいらは放棄して来たっす)社内のラウンジに集まり、今年のボジョレーはどうだとかを語らったのでする。
(嘘です。相変わらずバカ話しでする。)

こんな奴らですが、気が付けばみんな結婚し(あ、すまん。まだしてないのも若干名あり)、寝たりとかろれつが回らないなんていう醜態もそれなりに影を潜めるとかと歳を経てそれなりに学習してきた感じなのですが、かつてどんなに呑んでも崩れない輩がここに来て誰よりも早く崩れるという状況も出てきたのでして、かつていち早く崩れていたおいらなんかちょっと複雑であったりしまする。
(あ、これも一部嘘。おいら、未だによく崩れていまする。)

時代は流れるといいますが、酒を呑む事を通じて感じる流れなんていうのもあるのですねぇ。
でも、酒を呑む事がはしゃぎ騒ぐ事が目的でなく、女の子を口説く為のシチュエーションでもなく、ただみんなで集まって他愛のないバカ話しに華を咲かせる。駆引きもない、争乱もない、対立もない、義務的な感じなんてもっと無い。そういう関係は歳を経てこそよりいっそう深く感じる所があるもんだなぁ、なんて思う冬目前の秋の夜長なのでする。

それにしても、自分のヨメさんに昔あった些細な事をネタに愚痴られる事に付いて共感するなんてのはやめようよぉ。虚しさ炸裂。



●11月16日(金) アレをナニな環境でアレで使う件

今日は妙に一日が長く感じられたなり。盛り沢山だったからか?

いま、裏でiTunes2クラシック用英語版をクラシック日本語環境で使う方法をレポしていまする。

さぁ、おいらのレポが完成するのが早いか、クラシック用のiTunes2日本語版が登場するのが早いか、なのでする。
と書いていたら日本語版がアップされていましたぁ。あぁ.........(涙)

てなわけで、これで今日は終りでする。うにゅ〜。

<追記>
書いている途中で寝てしまい、これを朝アップしているなんてのはとても他人には言えないのだ。



●11月18日(日) フェチ?

結局出社前アップも出来ず会社からアップ...と思ったらftpソフトの設定が....あぁ(涙)結局、家に戻ってからのアップなり。

えと、この週末はいろいろ書きたい事があったので、マルチで行きまする。
あ、怪しい商売の話しじゃぁないでする。


◆ ◆ ◆

●OS XをiMacで触ってみた●

昨日新宿に行った際、さくらやP館にあるAppleのStore in Storeで何げに現状最速のiMacに触ったのでする。
ちなみにOS X v10.1でした。

おお、さくさく動くじゃん..........ちょっと待て。
おいらの環境に於いての認識では速度的には未だにイマイチと感じているOS X v10.1ですが、それが現行のiMacでは普通に使えると感じるくらいなんですねぇ。結構ショックでする。
これからの冬ボー季節。マジにやばいでする。


◆ ◆ ◆

●iPod触って来たっす<そればっか●

そそ、発売されたばかりのiPodを触ってきたっす。
発売前から一部の人たちから想像だけで色々と言われてきたiPodですが、実際モノが出てきたので店頭にてお触りして来た感想なのでする。

これ、無茶苦茶いいっす〜。

いや、大袈裟ではないっす。
もっともおいら的に物事の良し悪しというのは、かなり傾いた部分があるので油断ならないのでする。

まずはネガな方を。
やはりHDDを積んでいる事とそれをカバーするべくな保護をするべくな構造をとっていると思しき筐体が故に、ずっしりと感じる本体っす。確かにこの手のポータブルプレイヤーを考えるならば、おいらみたいな歪曲した考えを持たない一般的なヒトからすればあの重さはイマイチと感じてもしょうがないでしょうねぇ。
如何ともしがたしな所でする。他人事ながら。

つぎにポジな方を
MacPeople誌に於いて、操作性が抜群であるという記事がありましたが、おいらもそう思いました。
というか、ディレクトリ移動とかメニュー操作時のレスポンスの良さはキビキビしていて非常に気持ちよく、そこに組み込まれたRTOS(リアルタイムOSの略っす)の素質が良いのかもしれないですが、操作部分を司るUIの設計のセンスにAppleらしさを多く感じた次第でする。
ましてや、イマドキのその手の商品設計で四苦八苦している世界中の設計者にとってiPodの存在は福音であり強敵であるとマジに思うのでありまする。

まぁ、仕事的なアレを外して考えた場合、メカや電気的な細工がどうなっているのかという部分でワクワクしてしまうモノとかに対してはついつい肩入れしてしまむが故に、その辺りでポジな部分が突出してしまうとネガな部分はその時に限っては気にならなくなってしまうようなのでする。

はっ!もしかしておいらってば電子機器フェチ?


◆ ◆ ◆

●大江戸な酉の市●

てなわけで休日出勤な土曜日の仕事帰りには、iPodで盛況な秋葉原に目もくれず、一目散に新宿花園神社に向かったのでする。


酉の市ぃ〜♪

うん、きらびやかですねぇ。これを見ると秋が終わって冬になったんだなぁと思うのでする。
もっとも、この日は思った程冷え込みがなくて露天でのビールも旨かったでする。


酉の市ぃ〜♪

そそ、ここいら辺がおいらのピンポイントなのだ。
ま、おいらの場合熊手を買わずに見て回るだけなのと、露天でお酒を呑むのが目的なので、本来の目的のヒトの邪魔にならないように前夜祭でお茶濁しなのだ。


◆ ◆ ◆

●X環境でサーバー?●

坪井さま

なはは(^ ^;;最近はよんでくれてないと思っていました(^ ^;;所で、Mac OS X ServerってSCSIは使えないのでは? 現行の最新Mac OS X Server10.1なら使えるの?

亀レスにて失礼なのでする。
で、でもですね...........

あの、Mac OS X Serverなんておいらおこがましくて使えないでする。
ただ単なるXをインストールしたMacを家庭内LANのファイル置き場にしようと思っているんでする。
ただ単なるXならばSCSIが使えたような気が......



●11月19日(月) ポータブルな音質

てなわけで、本来の今日の日記を...........

世間のみなさんはAppleの新しい音楽デバイス『iPod』ネタで盛り上がっていますねぇ。フン、欲しくなんかないやい。

さておき、早速いろんな事を試されているヒトがいるようですが、興味深かったのは音質改善の為の改造でして、ヘッドホン出力用の結合コンデンサを元々取り付けてあるタンタルコンデンサを強引に電解コンデンサに交換するというモノでして、正直よくぞそこまでと思う次第なのでする。

でまぁ、実際本来のPCBがどんな感じなのかと『』のところから頂いたPCBの画像からの推測なのですが、こりゃぁタンタルコンデンサですら入れるのに苦労したんだろうなぁと思う次第でして、いくら音が良くなるからったってこの構造で電解コンデンサを突っ込むのは無謀でしょうねぇ。面実装品でもかなりきつそうでする。
もっとも、大昔のHONDAシビックみたいにそこの所だけピョコンと膨らませてもいいのでしたら出来るでしょうけどねぇ。

で、件の改造ではSANYO製のOSコンを使っているのですが、あれは普通の設計をしていたらとても使えないでする。あまりに高価で。
ここいら辺は取引先とかとの関係あるので一概にはいえませんが、仮に構造上変更出来るのであるならばですが、このタンタルコンデンサ2個をOSコンに変えたらそれだけで部品代がきっと50〜60円くらいはアップするでしょう。

たかが50〜60円と普通のヒトはきっと思うのでしょう。ええ、それでいいと思います。
ですが、この製品が年間何台生産されるかを考えるとちょっと分かってもらえるかもしれないです。1万台生産されるならばそれだけで50〜60万円、10万台生産されるならば500〜600万円が、100万台ならば5000〜6000万円という額の利益が取れなくなるというものなのでする。

いくら改善されるとはいえ、そのこだわりだけで自分の給料の年収分の何倍もの額が.......ほら、ほんのちょっと恐くなったでしょ?
まぁ、商売としての製造業からするとそういう視点でも物事を考えなければいけないという、非常に如何ともしがたいジレンマがあるのでする。

まぁ、タンタルを選んだのが多分に場所の制約と部品の調達のしやすさから来ているとは思いますし、本当ならばOSコンとまでは言いませんが順当に普通の電解コンデンサを入れたい所でしょう。というか、タンタルコンを使ったとしても、トータルで音作りをすればそういう高価な部品を使わなくてもそれ相当の音質の確保は出来るんですが、そういう視点でのモノつくりがAppleにはまだ確立されていないのでしょうかねぇ?
そういえば音質を謳うのに、あえて米ハーマン社のスピーカーを使ったりとかしているくらいですからねぇ。

腕力の無い優等生みたいなモノなのかなぁ?<きっとちょっと違う

ちなみにおいらはOSコンの音はちょっとイマイチでして、音場の仕上がり具合がちょっと不自然に思えるのでする。やはりエルナーの音質品の方が密度感ではやや希薄に感じる部分がありますが、音場の仕上がり具合が結構自然で好きだったりしまする。
ま、好みの範疇と言う事で。



●11月20日(火) 年末近しという事は.....

てなわけで、足下が冷えまくりの会議室で1日中会議だったせいで風邪を引いたかも。

う、中央線が人身事故のあおりでなかなか動かん。まいったなり。

さて、今年もあと40日あまりとなりましたが、そうなって来るとにわかに沸き起こるのが忘年会の話でする。
おいらのwebサイト的にはお宝の会長のお店で行われる全日本Mac系大忘年会が挙げられるわけですが、今年は仕事が忙しくてとてもいけそうもないのでする。
つか、去年行って分かったのですが、開宴時刻が午後4時からとは結構早い時間ながらも、ジャンケン大会等で時間を喰いまくるので、宴が終わるのは大体11時過ぎとなってしまい、東京在住のおいらからすると日帰りがとても出来ないモノでして、行くとなれば週末二日を潰す覚悟で行かなければいけない代物だったのでする。
この無茶苦茶忙しいさなかですので、この為に週末二日とも潰すのはとても許されないという非常に哀しい事実がおいらに突き付けられているが故に、今年は断念なのでする。無念なり。

まぁ、今年は既に他にも2つ程お呼ばれしている所ですので(多分RFSでも忘年会があるはずですのでバッティングしなければそちらも参加予定なり)、非常に忙しいながら今年も喜ばしき状況な年の瀬になりそうでする。つか、それを嬉しいという辺りがかなり壊れているかも。

それにしてもおいらの胃と肝臓は12月を乗り切ってくれるのだろうか。やばし。




←11/1〜10の日記へ11/21〜30の日記へ→


Copyright (C) 2001 Keesaki Web.