11月の日記モ

◆◆◆ 11/21〜30 ◆◆◆



●11月23日(月) 2つのG3

週末は、親戚の絡みで東北に行っていましたので、MacPower(以下まーぱ)を買うのが遅れてしまいました。
で、今日ようやく買ってみて記事をバーっと読んでみたら知りたかったことが記事になっていました。

事あるごとにさりげなく言っていますが、おいらのましーんはApple社製でないマックなのです。
いまやもう忘却の彼方に行ってしまいそうなあの互換機『UMAX Apus2000』を使っているのですが、このマシーンがなかなか曲者で元のボードがアルケミーであるとか、CPUがZIFソケットで差し換え可能だとか、いろいろあるのではありますが、このマシーンがG3化出来ると言うのが一番曲者の曲者たるところで、やはりそれを望んでいた人が多かったのか、2社出ているこのマシンにも使えるボードは発売そうそう品薄の日々が続いていた様です。

さて、今2社と書いたところで、この2つの実力差はどのくらいあるのだろうと思うのがやはり人情と言うものじゃぁないですか! おいらず〜〜〜〜っと気になっていたんです。
確かにかたや220MHzかたや240MHzなのでこのクロック差が実力の差だろうと決めてしまっては話が続かない、誰かやってくれないかな? とずっと思っていたところで、 まーぱに記事が載っていました。

さて、その実力差は如何に…
思った通りBOOSTERのほうがクロックが高い分処理が早いようですが、フォトショップの処理に関してはなぜかMaxPOWERの方が良い感じでした。でもフォトショップなんて1年で2〜3回しか使わないし、普段の作業ではBOOSTERの方が早いのでBOOSTERユーザーのおいらとしては大体満足でありました。

◇ ◇ ◇

●縦長の国、日本

よく日本という国はこう表される事がありますが、おいら身をもって実感してきました。

この3連休おいらいわゆる親戚付き合いの為に岩手県二戸(にのへ)に行ってきたのですが、東京から行ったおいらにとって岩手はよても寒かったです。
なんか岩手県に入るや否や田畑のあちこちに白いものが見受けられるのです。 (いや白いからって白兎や幽霊が居ただなんて事は言わないです。) 寒い訳ですよね。

でも行ったその日はちょっと寒いだけかな?なんてたかをくくっていましたが、それが甘かった、その夜のうちから雪がバンバン振ってきたのです。 そしてこの3連休、雪が振ったりやんだりしていたのですが、気温も急激に下がってきたのです。 なんでもこの3連休で一気に寒くなってきたようで、今朝(11/23)は二戸でマイナス9度まで下がったとの事、…洒落になってないです。だって、おいら先週紅葉を見に行っていたはずなのに、なんでたった1週間でスキー場なみの気温にさらされてしまうなんて。

で、今日新幹線で帰ってきましたが、盛岡ではバンバン降っていた雪も岩手県から出た辺りで雪がまばらになり、仙台に近付いた辺りで雪そのものが見れなくなり、大宮の辺りでは雲一つない良い天気に…日本の天気はど〜なってるんだ!

久々に日本と言う国の特殊性を体感してきました。

●11月24日(火) ネットスケープ社の行方

AOL社がNetScape社を吸収・合併すると言う話について、先程ニュースステーションの最後のところで決定しましたと言っていたような…
真相は如何に?

そういえば、ついこの間AOLはデフォルトブラウザをIEからネスケにすると言っていたし、SUNもこの話に絡んでくると言うことだし、おいらのような無知でもしばらくは興味津々です。この合併でMS社はいったいどういうこすい手をうってくるのかが見物ですね。

出張準備のため今日はこのくらいで御勘弁を(^^;

●11月25日(水) 更新一時停止(かもしんない)

おいら、11/26(木)〜12/8(火)まで出張に出かけます。
行き先が海外なもので更新はおろかねっとさひんすら危ういです。でも、がんばってメールだけは見るようにしますので、何か御意見・罵詈雑言等ございましたらメール下さい。

それでは行ってきやす。

●11月28日(土) マレーシア第一報!

ホテルから接続できる事が分かりましたので、ひとまず安心しました。

まず、マレーシアの第一印象ですが、バイクの数がシャレになっていない!です。
おいらはマレーシアに入るのに、入国審査が無いに等しいくらい楽なシンガポールから入って、タクシーを使ってマレーシアに入国したのですが、ちょうど夕方のラッシュとかち合ってしまい身動きがなかなかとれない状態になってしまいました。
シンガポールにある工場とかの多くはマレーシアやインドネシアの労働者を非常に沢山受け入れているらしく、特にマレーシアからは毎日国境を超えて仕事をしている人が沢山いるようです。

で、そこで目にしたのがおびただしい数のバイクで、渋滞している車の倍くらいの数のバイクがおいらの乗っていたタクシーの右左を縫うように次々と走って行くのです。(いや、倍なんてもんじゃ済まないかもしれない)
その多くは90〜150ccクラスのもので、スクーターとカブを足して2で割ったようなバイクとスポーツバイクが半々くらいの割合で走っていました。(バイクに興味の無い人はここら辺は飛ばして読んで下さい)
メーカー的にはKAWASAKIが大健闘していますね。というより、スポーツバイクの内訳は見た感じではヤマハのRD(RX?)とカワサキのKRがよく目につき、たまにスズキのRG、ホンダのスポーツバイクはあまり見かけなかったような気がしました。

着いた当日、先にマレーシアに入っていた会社の人と夕飯を外に食べにいったのですが、ローカルしか行かないような食堂だと安い!いや、分かってはいたのですが、こういうのって実際に自分の財布からお金が出て行って初めて分かるものですよね?
マレーシアではお酒はあまり安くなく、この店ではビール大瓶1本RM9.5(RM1=¥30くらい)なので、お店で呑んでることを考慮するとお酒はだいたい2〜3割位安いくらい、結局その店ではそこそこ呑んでけっこう喰って一人RM50くらいでした。

翌日、現地の会社に行って昼飯をそこの社員食堂で食べたのですが、20cm位の皿にバイキング形式でご飯と適当に野菜炒めと骨付きとり肉をやや辛のソースで和えたのとフライドエッグ1つとなんか良く分からないジュース1杯でRM3
ん〜、今の日本人の感覚で行くと無茶苦茶安いのですが、これを安いということはやはり(おいらを含めた)日本人ってやはりリッチマンということなんでしょうね。(現地人の目線が急に怖くなったりして(^^;;;;)

いま、おいらが泊まっているのはシンガポールとの国境すぐそばの都市ジョホール・バールの『GrandBlueWave』というホテルで、かなり良いホテルだと思います。(ちょっとしたリゾートホテル並です)
ここにしたのは、ここがたまたま会社が安全と認めたホテルの一つだった訳ですが、大当りです。部屋は10〜12帖くらいの部屋がふたつでテレビと電話は各部屋に一つずつあり、ベッドはダブル。バスタブつきのシャワールームにミニキッチンがついていて、朝食(1階のレストランでバイキングだが)付き。
繁華街からはやや離れているので、ちょっとした買い物なんかは面倒ですが、ホテル内にショップが入っているのでさほど不自由はしません。
さあ、1泊いくらだと思いますか?

答えはまた後日

註:RM=リンギット・マレーシア・ドル

●11月29日(日) マレーシアにて喰う

予定がずれこんで予期せぬオフが… あ〜暇だ〜…

現地に出向してきている会社の同期I君にお願いして、夕飯を食べに行きました。マレーシアという国は色々な国の人がいるのですが、どの国の料理もマレーシアという国の風土にこなれているようです。
例えばチャイニーズが経営している食堂で出てくる料理が、横浜の中華街で食べられるのと同じものが出てくるのかと言えば、そんなことは全然なく、かろうじて見ためがなんかそれっぽいというくらいでしょう。

で、今回はカレーの店へ連れていってもらいました。
ちなみにこのマレーシアのジョホール地区(他は知らないので敢えて限定)は食堂がとても多く、なかなかそそられるものがあります。ただし、そそられるだけであって、中に入る勇気は残念ながらおいらには無かったです。
特にダウンタウンの辺りは麺の店やカレーの店が軒を並べており、かなり気になりました。いかんせん、ダウンタウンなので観光客目当てではなく、地元住民しかいない雰囲気で、おいらの粗末で貧弱な英語じゃ到底太刀打ち出来そうも無いです(もっと英語勉強しなくちゃ!!←動機不純なり)。

いかんいかん、脱線しまくりだ。そうそう、カレーの店ですね。カレーの店といってもいわゆるカレーレストランとかカレースタンドみたいなところではなく、過剰な内装や固定されたテーブルや椅子のないファミレスみたいなところでした。
(無論、電子レンジでチン!なんてものはないですが)
ちなみにこのあたりの食堂を上・中・下でわけると固定した店舗を持たない屋台が一番下で、次がちゃんとした店舗なのですが吹きっさらし、上等なところは入り口にドアがあり空調も効いているというところでしょうか?
ちなみにこの順番は優劣ではなくネイティブ度の強さを示しているとでも言った方がよいかもしれません。無論下=ネイティブ度最強となり、日本人であるおいら達はハードル激高となる訳です。

今回つれていってもらったのはこの上に位置するお店らしく、入り口にはドア(手動)があり、中は蛍光灯で明るく、店員はユニフォームを着ていました。(I君曰く、ダウンタウン地区じゃかなりよいとこらしい)
ただし、店構えは上でもあくまでそれは地元の人にとっての話であり、店員は全員ネイティブなのでやはりおいらにはハードルは決して低いものじゃなかったです。

ここで頼んだのがフィッシュヘッドカレーなるもの、すなわち魚のカレーですね。平たい大皿にカレーが入っていて、ライスは別皿で来ました。魚とはいいましたが、切り身とかがごろごろではなく頭の部分を縦に切ったものが1つごろりとしていて、そこにカレーソースをかけたものが出てきました。しかもこの頭の部分が結構大きくて頭の部分だけなのに軽く20cmはあったと思います。
ソースは赤く結構辛いのですが、ココナッツミルクがたっぷりと使われていてすんなり食べられました。あまり派手にスパイスは使っていないようですが、魚の生臭さは全然感じなかったです。(ちなみに魚の種類は分からなかったのですが、白身の魚でした)
日本だとエスニックカレーというと、カレーソースはいかにもそれっぽい、たいして大きくない深皿に入ってきますが、こっちでは(大衆的な食堂に限っていうなら)平皿でど〜んとでてくるんですね。

これがまたこっちの長粒米とよく合うし、Tigerビール(この辺りで1番ポピュラーなビール)ともよく合うんですよ!
その時のおいらはきっと喜色満面だったに違いないでしょう。

私信:takozさ〜ん、『マレーシアじゃマックなんて見たことない』とこっちに2年位いる人に言われちゃったよ〜! シンガポールならあるのにな〜…


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