けえさき、南の離島へ逃避行・本島近辺の日々2006[慶良間諸島(阿嘉島)日記]
今年の仕事のスケジュールはとてつもなく微妙だったでする。
ただ判っているのは後半になればなるほどキツくなって行くスケジュールにしかならない事が。それならばエイやと早めに夏休みを取ってしまえと7月中旬に夏休みの計画をしたのでありまする。
そうすると湧き出てくる仕事の大波という奴でして、休みを取るのを決定したのが6月の中旬なのですが、仕事の大波が突如沸いて出て来たのが6月の下旬、7月に入れば毎日状況確認の連絡と報告のメールが飛び交い、夏休みを取り始める2日前になんとかメドを付ける事が出来た次第でする。
さらにさらに、7月は少なめと言われる台風ですが、よりによって7月の2週目から毎週の様に台風勃発。
実際には7月の1日に台風3号が発生して9日頃にケラマ近辺を通過して10日過ぎに朝鮮半島辺りで勢力が収まり、7月の10日頃に台風4号が発生して10〜11日頃にフィリンピンの沖で迷走気味となり13日頃に八重山近辺を通り過ぎてホッとしたのですが、その後もなかなかスピードが上がらず、おかげで海上の波が収まらず、那覇の泊港からケラマへ行く船が欠航してしたままとなってしまうのではとハラハラでした。結果からいえば、その週の週末(三連休初日)には無事高速艇も運行を再開するとの情報を得ましたので、これでようやく準備万端となった次第でありまする。
さぁ、楽しい海の時間の始まりデス。
◆ ◆ ◆
●7/17(月) 東京から阿嘉島へ 1、そして始まる 2、空の上から 3、海の前から(ニシハマビーチ) 4、卓の前から(ペンション「くば」) 5、夜空の下から(BAR「ヨナミネハウス」) ◆ ●7/18(火) 阿嘉島滞在2日目 1、朝の宅にて(ペンション「くば」) 2、丘の上から(中岳展望台・パーラー「みやま」) 3、木漏れ日の下から(ヒズシビーチ) 4、こちらの卓から(民宿「富里」) ◆ ●7/19(水) 阿嘉島滞在3日目 1、ドアの内から 2、その海の向こうへ(ニシハマビーチ) 3、宴の卓から(民宿「富里」) ◆ ●7/20(木) 阿嘉島から那覇へ 1、島の外へ(民宿「富里」) 2、王の佇みから(首里城) 3、闇の中にて(小料理「小桜」) ◆ ●7/21(金) 那覇から東京へ 1、繋がる先から(HOTEL「法華クラブ」) 2、街の中へ(牧志公設市場食堂「つばめ」) 3、空の向こうから ◆ ●7/22(土) 東京帰京 1、日常の中へ
◆ ◆ ◆
●7月17日(月)-1 | そして始まる |
そして遂に。
梅雨空晴れぬ海の日込み込み三連休をお過ごしのみなさんおはようございます、けえさき@酒マックでする。
えと、羽田空港から実況中でする(微違
や、要は一足早い夏期休暇の取得開始なんですな、はい。つーことで、今年もやって参りました逃避行。
や、今回はギリギリまでヤバかったですが、なんとかこじつけましたよ。つーか先週末の金曜日に仕事をなんとか押し付け切れたという感じではありましたが。では行って参ります。
●7月17日(月)-2 | 空の上から |
雨のち晴れ--------------(・∀・)--------------!!
梅雨空の東京を後にし、一路南国へ空の旅を楽しんでいるけえさき@酒マックでする。
機内販売のオリオンビールがネイティブのオリオンでなくライセンス生産のASAHI製であってちょっとがっかりっす。
去年乗ったANAの那覇便はネイティブだったのになー。さて、あと30分弱で到着する見込みですが、いい天気でするよ南西諸島の空。もう気分が盛り上がってきました。
天気晴朗にして風穏やかでいい感じの南の空でありまする。
●7月17日(月)-3 | 海の前から |
夢にまで見た海へ....キタ--------------(・∀・)--------------!!
そして目的の空港に辿り着くも、到着ターミナルが押していて飛行機を出るのに微妙に遅れてヒヤヒヤだった今日この頃、この後は急いで離島向けの高速艇に乗らねばらならないのにー。
つーわけで、混雑する空港周辺と県庁周辺をモノレールで一気に飛ばし、その先はタクシーにて桟橋へ赴いてようやく目当ての船に乗り、今回の目的地へ辿り着けたけえさき@酒マックでする。ちなみに今回の目的地はこんな感じでする。
えと、ここは沖縄県のケラマ諸島の一つ、阿嘉島のニシバマビーチでする。
浜からのエントリーが出来る所では日本有数のシュノーケリングポイントだという事でして、去年くらいからずっと疼いていたのですが、念願かなってついに今年は実行でありまする。実際に今日到着そうそう潜って来たんですが、事前情報通り浜から数十メートルは珊瑚の死骸[白くなったアレですな]が広がっていますが、その先には枝珊瑚やテーブル珊瑚があちこちに見られ、そこに集まる魚たちは種類も豊富でかなり面白かったでする。
まぁ、そこいら中にウジャウジャっていう感じでは無かったんですが、ポイントさえ当たれば魚の群れで身動きが取れないくらいの状況に陥ることも出来たので、かなり大満足だったでする。あ、海の中の写真は、もうちょいもぐって撮影してからその中でも良さげなのを選定してから掲載しまするね。
つーわけで、おいらの夏は遂にやって来た今日この頃でする。
●7月17日(月)-4 | 卓の前から |
1日はゆったりと過ぎてゆく。
さて、今回の逃避行はちょっと事情がありまして宿を点々とする予定でする。
初日の宿は「ペンション くば」さんです。
阿嘉港から1分という近さと言っておりますが、阿嘉島の集落は港に近傍に集中しているようですので、港からの距離なんて超私的には50歩100歩と思った次第でする。
実際に「くば」から5分も歩けば阿嘉の集落の端っこまで行けましたし。そんな「くば」での夕食はこんな感じだったでする。
派手さはないですが、いかにも沖縄な食材があちこちに散りばめられた夕食だったでする。
この手の宿にありがちな食べきれないくらいのおかずの数々というのは無くて、おいら的に多からず少なからずのいいバランスだったでする。
(グルクンの唐揚げが冷えていたのはアレでしたが、それはしょうがないですかな。)さて、逃避行初日の夜はまだまだ始まったばかりでする。今夜はどう過ごそうかなと考えるだけで楽しき今日この頃でする。
●7月17日(月)-5 | 夜空の下から |
夜はまったりと過ぎてゆく。
今回泊まっている「くば」さんでは今夜はゆんたくが無さそうですので、集落をぶらぶらと。
近所のスーパー「辰登城」で泡盛とオリオンとさんぴん茶とちょっとしたおつまみをゲトし、その後部屋に戻ってゆったりしていたのですがふと思って宿の屋上に上がりまして空を眺めたら、最初はなんて事は無かったのですが目が慣れるに従い満天の星空が見えて来たでする。ええ、天の川もはっきりと見えましたよ。しばらく見とれておりまして、そのまま夜の集落へ散歩へと繰り出したのでありまする。
離れ小島の集落なので、特に何があるという訳ではなかったのですが、日が高いうちに目星をつけておいたお店に行ってみました。集落で恐らく一つだけのBar「ヨナミネハウス」にてでする。
おいらは泡盛の水割りと泡盛で作ったソルティードッグを、ヨメさんはグレープフルーツを使ったカクテルを呑んで、ひとしきりまったりしておりました。
このお店は島の旧家を改築して使用しておりますので、Barなのに畳敷きの小上がりがあっていかにもな感じでゆっくり出来た次第でする。や、いいな−、この雰囲気。でもおつまみがおざなりなのしかなくて、それがちょっと残念だった今日この頃でする。
●7月18日(火)-1 | 朝の卓にて |
案の定、朝は早く目が覚めてしまった今日この頃。
南の島への逃避行2日目。案の定ネットに接続する術を失ったけえさき@酒マックは、日々日記を打ち貯めるしか脳の無いところでして、ええ。
や、何も方策を講じていなかった訳ではないんでするよ。
でもでも、Vodafone3Gがケラマ諸島での対応が微妙なのですっかり萎え萎えになっちゃったのと、Air H″がケラマ諸島に於いてはからっきしというのが直前に調べて判りまして、もうすっかりやる気無しというアレな所でして......宿泊した宿には部屋に電話も無いですし.......
気を取り直して、初日に宿泊した「ペンション くば」さんの朝食タイムでする。
沖縄の離れ小島の小さな宿の朝食ですので、ちょっと期待したりして。やはり沖縄、スパムを焼いたのがある辺りがミソでする。
でも味噌汁がアオサでなくシジミだったのがちょっと残念だったでするー。
●7月18日(火)-2 | 丘の上から |
暑いー。でも気持ちいいー
規模の小さい離島に来たのですから、島のあちこちを色々と見て回りたいというのがおいらの嗜好ですので、今日は移動手段をゲトして島を巡回がネタでする。
ただ、観光地化し切れていない小島ゆえにレンタカー屋などはないので、今回は自転車をレンタルしてウロウロでする。小島をナメていました。小島の展望台を目指して自転車で向かったのですが、青息吐息はおろか熱中症になるのではと思ったくらい大汗をかき足元がふらつき、玉の様な汗を滝の様に流して辿り着いたのが、自転車で山道を漕ぎ始めて40分後だったでする。
(註:小島のレンタ自転車ですのでチェーンは錆び錆び、ブレーキはいつ切れるか判らない様な.....というものだと思って下さい、)阿嘉島で一番高い山である中岳の頂上にある展望台から見たサクバル奇岩群でする。
ここまで全景を見るには別の展望台(天城展望台)からでも見切れなかったですんで、頑張ってここまできて嬉しかったでする。や、夏休み中で地元から遥か離れた小島と言う環境で無ければ、ここまで体力を絞り出して頑張る事も無いだろうなぁ、と思った次第でする。
もっと言えば、集落へ戻ってから最初にした事はといえば............港正面のパーラー『みやま』で生びぃるぷはぁだったりしまする。
もっと言えば、どこにいてもやる事はアレな今日この頃だったりして。
●7月18日(火)-3 | 木漏れ日の下から |
矢も楯もたまらず..............ジャプーン。
夕方にはまだ日が高い午後のひととき、山道散策手前で確認した砂浜のヒズシビーチへ装備を揃えて行ってみました。
や、浜にはビーチバーがありまして、そこで会話を交わした方からここにはクマノミがいるよー、と教わったもので。てなわけで、ヒズシビーチから海を眺めてみました。
ヒトがですね、平日とはいえ全然居なくてまさしくプライベートビーチ状態だったっす。
ま、阿嘉島には超メジャービーチのニシハマビーチがありますから、こちらは存在が目立たないんでしょうね。道路からもちょっとありますし。てなわけで、シュノーケリング開始でする。
そしてクマノミゲト。
や、ちょっと勘違いしていたのですが、俗にいうニモは「カクレクマノミ」で、ここに居るのは「クマノミ」ですね。
でもこれはこれで非常にナイスでする。さて、ここヒズシビーチはニシハマビーチが砂地に対して基本的に岩場の様なのですが、それでも海岸線から2〜30mも泳げば遠浅の海も急に深くなり始めて水深もまずは2〜3m以上となり珊瑚があちこちに現れ始め、そうなると小魚たちが予期せぬ侵入者にわらわらと集まり始めてくれました。
魚の数はたしかにニシハマビーチの方が上でしたが、種類自体は大きく変わらないのではと思った次第でする。
や、楽しければいいのさー。
●7月18日(火)-4 | こちらの卓から |
矢も楯もたまらず..............ジャプーン。
さて、とある理由により今夜からは同じ阿嘉島の別の宿である「民宿 富里」へお世話になっております。
大きな声では言えないですが、本当は初日からこちらの宿へ宿泊したかったのですが、月曜日だけ部屋が一杯だったので宿を点々んとする事になったのでする。そんな「民宿 富里」の夕食はと言いますと...........
素敵過ぎ。
グルクンの唐揚げはパリパリで全部食べられましたし、角煮はトロトロでしたし、魚の洗いは実はこれグルクンだそうでして、近所の海で釣って来たものだそうでする。まさに地物。で、当然別注文でびぃるぷはぁしたのは言うまでもない今日この頃でする。
●7月19日(水)-1 | ドアの内から |
目覚めスッキリ。
さてさて、阿嘉島に滞在して3日目、海の色が素敵すぎるのでそれだけで満足な日々なのですが、どこからでも海の方角をふと見るとどこでもその恩恵にあずかれるのが素晴らしいのでするが、こんな所でもあずかれるのがまた素敵。
昨日からお世話になっている「民宿 富里」の玄関(2階)を宿の内側から眺めた図でする。
もうこれだけで3杯はいけまする(なにがで、そんな「民宿 富里」の朝食タイムでする。
.............えと、質素でするね。
つーか、正直これは質素過ぎでする。超私的にはこれにあと一品、漬け物があれば満足出来るのですが、正直物足りなかったでする。うーん、色々な意味で非常に惜しいと思った3日目の朝でありまする。
●7月19日(水)-2 | その海の向こうへ |
やっぱりこっちへ。。
そんな3日目の阿嘉生活、明日は島を離れてしまうのが哀しいくらいのんびりしていまする。
で、最後の日のお遊びはやっぱり阿嘉名物ニシハマビーチを堪能しにでする。宿のトラックの荷台に乗り込み朝の9時半に浜へ到着でする。
(ちなみに宿からは大体10分ちょいくらい)夏休み前の平日の離島のビーチサイコーでする。
ちなみにおいらたちは午後3時過ぎまでこの浜に居たのですが、このパラソルが全部埋まる事は無かったでする。というか、夏休み前の週半ばの平日にしては結構ヒトが来るものだな、と。さすが有名なビーチでする。さて、シュノーケリングでする。
ニシハマビーチは事前情報で浜から数十mくらい離れた先がいいポイントだと聞いていたのですが、それを忠実に守らなくても結構魚を堪能出来るのがここニシハマビーチの美点ですが、その情報を忠実に守って浅瀬が終わって砂地のやや深いエリアに来るともうそこは水族館状態だったでする。小さめの魚ばかりですが。今までのシュノーケリングですとヒトが魚を追っかけるという図式でしたが、ここではスズメダイとかがおいらのストーキングしてきて大変でした。
「その先の写真を撮りたいんだから頼むから邪魔するなyo!!」
と真面目に思ったくらいでしたよ。いやいや、ここまで堪能出来るだなんて思いもよらなかった今日この頃でする。
●7月19日(水)-3 | 宴の卓から |
やっぱりこっちへ。。
そうそう、阿嘉島に着いてネタと言えば海と風景ばかりでしたが、八重山地域よりはアレですが満天の星空を堪能出来たですよ。リアル天の川堪能。
こういうシチュエーションだと思うんですよねぇ、もっと勉強しておけばよかったと。さてさて、沖縄離島の民宿の夜と言えばゆんたくでする。
というか、今回の旅程では既に2回の夜を経験しているんですが、未だゆんたくに巡り会っておりません。
今夜もアレかなーと思っていたんですが、他の宿泊客の方と色々談話していたら、ここ「民宿 富里」でもいつもやっているようですが、夜遅めにはじまっているらすぃかったでする。なんだー。今夜のゆんたくのアテは白身魚のアラ部分を豪快にオーブンで塩焼きしたものを振る舞ってくれました。
海や離島にまつわるネタを色々と聞けて凄く面白かったでする。料理(夕食限定)が美味しく部屋も小奇麗で海が近くて屋上からの眺めが良くってゆんたく楽しき阿嘉の夜は、いつもよりディープに更けて行った気がする今日この頃でする。
●7月20日(木)-1 | 島の外へ |
そして............
今週の月曜日からケラマ諸島の阿嘉島に滞在しているけえさき@酒マックでするが、今回の逃避行での島の滞在は今日で終了でする。
日程的には3泊4日だったのですが、行動した内容的には非常に濃密でありながら非常にゆったりとした日々を過ごせたと思っていまする。ビーチでの海に浸かっている非日常的な時間と浜でゆったりとした時間、宿や展望台からただ風景を眺めるだけの時間、見知らぬヒトとただ単に同じ宿に泊まっているというだけで語らいあう時間、今年はこれにて終了でする。
朝起きてテラスに出ると普通に見る事の出来るこの風景とも今回はこれで最後でする。
あああ、終わっちゃう、島での生活が終わっちゃう。でも凄く楽しかったから満足でする。
また、来なきゃ。絶対来なきゃ。さらば、阿嘉島。楽しかったよ。
●7月20日(木)-2 | 王の佇みから |
さ、がっかりするかな。
阿嘉島から泊港へ戻り、取り急ぎ泊港のショッピング施設へと行ってみた次第でする。
や、自分用の土産物を探したりしようとかいうのもありますが、とりあえず好奇心で散策してみました。
でも、思ったほどの店舗がなくてアレでしたが、ここでグレーの公衆電話を見つけられたのでようやく島での日々分の日記をアップロードしたのでありまする。さて那覇でする。今日は那覇ステイ。初めての那覇泊まりでする。
あれもこれもとは思いつつも、結局は大した事が出来なかったのでありますが、それでも一度は訪れておくべきかと思いまして、今回は首里城の見学へ行ってみた次第でする。俗にいう「日本三大がっかり」施設の確認ですな、はい。
これが俗に「日本三大がっかり施設」の一つに上げられる「首里城の守礼門」ですな。
や、おいら知らなかったのですが、観光名所としての首里城は且つては本当にこの門しかなかった時期があって、それでがっかりしていた様ですね。
今回は首里城本殿の中まで見て来たのですが、本殿は凄かったです。がっかりどころかうっとりだったっす。それでも、守礼門と本殿の間が一般道路で分断されている辺りは興ざめでしたが.......
●7月20日(木)-3 | 闇の中にて |
結構へとへと。
実は首里近辺の住宅街に美味しい沖縄そば屋があるというので行こうと思っていたのですが、探しても探しても見つからなくて結局は守礼門そばの沖縄そば屋に入ったのですがお店の外側の雰囲気がちょっと良さげだったので、外にメニューが出ていないという非常にアレな所もあったのですがエイやと入ってみた所、セットメニューしかなく[そば+ジューシー+もずく+つけもの]それでセット価格が1000円と観光客向け値段だったのがアレだったでする。
さて、上記の様なヘトヘトもあるのと、首里城散策でこれまたヘトヘトになってしまったので、取りあえず宿泊予定のホテルにチェックインしてひと風呂浴びて軽く横になって気がつけばすでに夜の6時半。
お腹もへったしとイソイソと着替えて一路観光地・国際通りへ。お約束通り牧志公設市場2階の食堂に行ったのですが、お土産屋まわりもしたせいで食堂に辿り着いたのが夜の7時半近かったのでする。
ここ公設市場の食堂は夜の8時で閉店なのですが、お店によってはすでに閉店準備をしている所もあり、手近なお店に入ったのですがそれがちょっと失敗。
お店の名前は敢えて書きませんが、刺身盛り合わせがかなりしょぼくて凄く残念だったでする。自分用覚え書き:沖縄以外の某食の名所地名を付けた食堂へは金輪際行かないこと。
で、不完全燃焼のおいらは事前に目をつけていた居酒屋へ行く事にしたのでする。
国際通りの一角にある「竜宮通り 社交街」の入り口にある老舗の小料理屋「小桜」にてござい。
何かのお酒に関する放浪記を読んで凄く気になっていたので、那覇で呑むならここだなと思っていたのでする、実は。で、その実情は.........濃くて渋くてアタマの芯まで那覇の夜を堪能出来た気がしまする。
派手さや賑やかさはまるっきり無いですが、泡盛の水割りをちびちび呑みながら地元系総菜をつまみ、周囲の地元のヒトの会話に耳を傾けて時たま言葉を交わし、すっかり根っこが生えてしまった夜でした。
●7月21日(金)-1 | 繋がる先から |
軽快に繋がるのがこんなに楽だなんて......
今回の逃避行に於いては、格安ツアー1泊5日のを利用しておりまして、要は那覇ステイ1日分はツアー代に含まれているけど他の日は勝手にやってくれという奴でして、うん勝手に阿嘉島に行っちゃうよー、というのが今回の逃避行のあらましでする。
で、那覇ステイ部分については那覇新都心地区の「HOTEL法華クラブ」というビジネスホテルを利用する様にしたのですが、これを選んだ理由が幾つかありまする。・2006年2月オープンでまだ奇麗(のはず)
・展望大浴場なんてモノがある→ヨメさんが恐らく喜ぶ。
・ネット接続が可能。
・国際通りからわりかし近め。で、ネット接続に関してはすでに昨日までの日記をアップ済みですでの問題ない訳ですが、どの程度のパフォーマンスなのかをちょこっとしらべてみたりして。
ホテルの外とはメタル線なのかファイバー線なのかは不明ですが、通常の出先での使用ならば全く問題なく使えますね。
AUDIもMercedes-Benzも普通に落ちてきましたし(ぉや、月曜〜木曜までずっとナローな電話線接続でしたので、久々にブロードを使うと文明の力の恩恵を本当にありがたく思った今日この頃でする。
●7月21日(金)-2 | 街の中へ |
体調は....まーまーかなー?
そうそう、昨夜はかなり楽しい夜でした。
南国逃避行の旅最終夜にふさわしい時間を得る事が出来たのですが、ただ一つだけ心残りなのが牧志公設市場2階の食堂で頼んだお刺身盛り合わせの内容があまりにしょぼくて、そこの所だけが不完全燃焼状態だったりしまする。
いかん、これではイカンと思ったおいらは、とある作戦を実行する事にしたのでする。最終日に宿泊したホテルはいわゆる格安ツアーのモノでして、おいらは敢えて朝食無しのコースを頼んでおいてありました。
で、今朝はどうしたかと言いますと、朝起きて荷物をまとめてチェックアウトし、ひとまず空港に行ってチェックインし(フライトは12:30予定)、荷物を預けたら空港を出まして一路公設市場へ向かったのでありまする。そう、刺身盛り合わせリターンマッチでする。
無事公設市場のある地区へ到着した所、時間にやや余裕があったのとヨメさんが買い物をもう少ししたいという事もあり、市場周辺を少し散策しました。
いつもだと、公設市場の食堂へ一直線だったのですが、今日は公設市場を通り過ぎて更に奥の方まで足を伸ばしてみたのでする。市場のメインストリートを少し外れた辺りには、この様なとても素敵な空間が広がっておりまして、もう見ているだけで楽すぃでするよ。
あー、阿嘉の海から上がるとこういう商店街があるようなシチュエーションだったら何ヶ月でも滞在したくなるのになー、なーんておバカな事を思う事しきりでする。さて、公設市場の食堂は11時過ぎでないと開かない店も結構多いのでするが、市場に到着したの朝の10時過ぎです。
で、既に開店はしているものの昨夜使用したお店には当然目もくれず、既に開店している数少ない他のお店をちらちらしながら色々考えまして、どのお店にするかを決めたのでありまする。
今回は「つばめ」さんというお店にしました。さて結果は如何に.......刺身盛り合わせとご飯と醤油でする。
この刺身盛り合わせがこれで1000円でする。昨日のとは天と地ほどの差がありまするな。
じつは、これ以外にもゴーヤチャンプルーとユシ豆腐とイカスミ汁も頼んでありましたので、全部食べたらもうお腹いっぱいでありまする。もう満足満足で胃も心もご満悦な今日この頃でする。
●7月21日(金)-3 | 空の向こうから |
そして大きくため息一つ。
ボサボサの髪の毛はブラシを通してディップで少し固めて、ボトムもサンダルからシューズに履き替えて、半ズボンも長ズボンに履き替えました。
夏の逃避行、エンディングがやって参りました。那覇空港にてOrion復刻缶バージョンとこれから乗る飛行機のツーショットでする。
このOrionは偶然にも入手したものでして、飛行機の中で美味しく頂いておりまする。つーわけで..........
さらば、今年のおいらの夏、今年のおいらの沖縄。また来年!!
●7月22日(土) | 日常の中へ |
また日常へ.....
夢の様な南国逃避行の日々から明けて一日、あっという間に現実へ戻っておりまする。
荷解きも全て終わり、そんな旅行をしていたという名残りは手や顔に残る日焼け後だけとなってしまいました。そんな現実ですが、それでもお土産物はありますもので、今年の逃避行からの持ち帰り品はこんな感じだったりしまする。
今年は買い物の環境が那覇中心だったので、最近の沖縄ブームのせいか東京でも大概の沖縄グッズを入手できてしまうので、正直物欲はあまり湧き出て来なかったんですが、それでも振り返ってみればそれなりに買っていますねぇ。
とはいえ、多くは会社の部署メンバーへの土産ですが。どちらかというと、現地の生活消費雑貨関係がおいら的なお土産グッズになっているようでするね。現地人用の素っ気ないペットボトル入り泡盛とか、日常用食塩(でも島マース)とか。
あと、ここにはもうありませんが、現地の総菜屋でゲトしたもずくの天ぷらとか赤米おにぎり入りのさつま揚げとかも買っていたりますが、それらは既に胃袋の中に収まっていたりして。さ、これで今年のおいらの夏休みは[イベント的には]終了でするー。
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