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けえさき、南の離島へ逃避行・放浪の日々 2008[沖縄本島と八重山(波照間島・石垣島)日記]



今年は別の意味で弱りました。

逃避行に最適な時期である7月の初旬に思い切り仕事を組まざるを得なくなり、さてさて何時南の島に逃げようかなぁ、と思いつつスケジュールとにらめっこをしていたのが大体6月の中旬くらい。
で、スケジュールをかいくぐって夏休みを取れそうなのが、消去法で考えた場合にどうやっても9月の2週目しか無い状態となりまして、台風銀座全開時期であるのですが、やむなくそこに日程を組む事となったのでありまする。

はてさてでする。


◆    ◆    ◆

●9/8(月) 東京から那覇・石垣経由で波照間島へ
1、夏始めました 2、夏始まりました 3、夏の目的地一歩手前(石垣島到着)
4、夏本格化(そして波照間島に) 5、夏の逃避行の夜
●9/9(火) 波照間島滞在2日目
1、夏の朝飯前 2、夏の突撃××× 3、夏のお約束
4、夏の本領(日本一と言われる「ニシハマ」へ) 5、夏の散策 6、夏の夜は
●9/10(水) 波照間から黒...でなく石垣へ
1、夏の後ろ髪 2、夏のアレから脱出 3、夏のアレを逆手に
4、夏の遊覧(石垣島の観光) 5、夏の紫夜(石垣島での夜)
●9/11(木) 石垣島からの脱出
1、夏の朝ホテル 2、夏のシュランバ 3、夏の綱渡り
4、夏的晩酌
●9/12(金) 沖縄本島滞在記
1、夏の微妙な朝 2、夏を心機一転 3、夏の先端
4、夏の青 5、夏のラスト晩餐 6、夏のラストナイツ
●9/13(土) 沖縄から日常へ
1、夏の終わりの始まり 2、夏の終わりはまだまだ 3、夏の終着駅
●9/14(日) 日常に戻って
1、夏の思い出

◆    ◆    ◆




●9月8日(月)-1 夏始めました

そして今年も来ました。

昨日の東京の夜はお大荒れな天候でしたねぇ。
ちょっとドキドキしちゃいましたよ。だって...........

逃避行0101

わははっは。そうです、今年も始まりました、逃避行。
つーか、今回のフライトである羽田第二の66搭乗口辺り、無線LANが来てないんですけど(泣

さておき、それでは行って参ります。





●9月8日(月)-2 夏始まりました

思った以上に暑く.........いや、やっぱり暑かった。

那覇空港にて乗り継ぎ待ち中のけえさき@逃避行中でする。こんにちは。
ANAの搭乗待ちエリアにいるんですが、なんかタダで繋ぐことが出来ておりまする。(一部だけかも)

そんな待ちの時間が実は2時間程ありましたんで、さくっと国際通り辺りまで出掛けてきまして軽くぶらついてきました。
で、早速こんなものをゲトでする。

逃避行0102

町のコンビニでゲトしたポークみそおにぎりでする。うーん、沖縄ですなぁ。
さ、これでお腹を少し満たして、いざ出撃でするー。





●9月8日(月)-3 夏の目的地一歩手前

予想以上に時間が無かった。

えと、時刻にして午後の2時過ぎでする。家を出てから既に9時間が経過しておりますが、未だ目的地には着いておりません。
ちなみに今現在はこんな状況でする。

逃避行0103

そう、石垣島に到着したのでありまする。ですが、ここはまだ逃避行の途中なのでする。

ここから先がまだありるんですが、そこへ行くまでの足にまだ時間がありましたんでサクッと島内ぶらりでする。
そして、その道すがらには色々と楽しいものもある訳でして。

逃避行0103_2

某テレビ番組で紹介された辺りから一気にブレイクしたと思われる、あの「石垣島ラー油」の現地販売所でする。そう、今おいらは石垣島におりまする。
ちなみにこのラー油の販売元である辺銀食堂は石垣島の離島桟橋から歩いて5分程度の所にありまして、それ故にサクッと立ち寄ってみた次第でありまする。

もっとも、ここのラー油については家にストックがありますんで、今回は純粋にお土産用としてゲトしてみた次第でする。

などとやっていたら、船の時間がそろそろやってきたので、これにて失礼な今日この頃でする。





●9月8日(月)-4 夏本格化

いやはや遠いな、ここは。

そして遂にやって参りました、今年の逃避行先へ。
いやー、いつもにも増して遠かったでするー。

逃避行0104

つーか、到着したらもう夕方でする。到着まで約半日掛かりました。
ちなみに今回の逃避行先は日本の有人地では最南端にあたる八重山諸島の「波照間島」でする。
台風銀座の時期のまっただ中にここへ行くのはある意味掛けみたいなものでするが、まずは到着出来たでする。

到着後はバイクを借りて島内一周して来たんでするが、やー、何にも無くていいですなぁ。

逃避行0104_2

さ、まったりまったり。





●9月8日(月)-5 夏の逃避行の夜

ゆんたくタイムは楽しいねぇ。

波照間島への逃避行、今回お世話になるのは「うるま家」さんでする。

逃避行0105

建物がまだ新しいのと、相部屋が無いのと、ゆんたく用泡盛が設定されていることから選んでみました。
つーか、この宿は結構人気らしくて、予約が取りづらいことで有名らしいでする。

そんな「うるま家」さんでの夕食は....

逃避行0105_2

メインはテビチとソーキの煮物.....つーか、おでんですな。
これにカツオの刺身がついておりまする。これで宿代が5000円ですからねぇ。大したたまげた。

そして食後は自然とゆんたく状態となる訳ですが、ここは「それでは始めましょー」的な感じではなくて食事のテーブルに最初から焼酎とお水と氷用の容器が用意されておりまして、宿泊者は好きに呑んでいいですよー、って感じのようでする。
つーことで.....

逃避行0105_3

幻の泡盛と言われる波照間の泡盛「泡波」を堪能させて頂きました。
一晩にこのボトル1本が供される様ですが、今夜の宿泊客でDeepに呑むのがおいらだけだった様でして、結局ボトルの半分くらいはおいらが呑んでしまった模様でする。ある意味ラッキー。

それにしても、東京で呑む泡盛と比べると現地・沖縄で飲む泡盛はひと味もふた味も違うんでするよ。
水割りで呑むんですが、現地のお水で割るのからいいのかなぁ?





●9月9日(火)-1 夏の朝飯前

日が登る前はやはり涼しいのぉ。

おはようございます。逃避行中のけえさき@酒マックでする。
昨晩はゆんたくでたっぷり泡盛を呑んだんですが、普通に日の出前に起きられました。そうなれば当然お散歩タイムでする。

逃避行0201

遠くに望むは西表島なり。ちょっと幻想的でうっとりでする。
で、この直後に日が昇りまして、気が付けばじっとりと汗をかいている次第でありました。





●9月9日(火)-2 夏の突撃×××

期待しちゃ行けないでする。

散歩から戻れば朝ご飯でする。
民宿ですからあまり期待をしてはいけないのでする。
(阿嘉島のトゥーラトゥがもしかしたらトラウマになっているかも)

逃避行0202

まぁ、こういう感じでしょうねぇ。
(あ、でもナポリタンみたいなのが、実は沖縄そばのナポリタンだったでする。)

それでもおいらはご飯をお代わりしてしまったのは、やはり旅先だからなのでしょうかねぇ。いやはや。





●9月9日(火)-3 夏のお約束

ががーん。

台風発生。矛先はおいらの居る辺り....orz





●9月9日(火)-4 夏の本領

おいら、負けないよ。

いつまでもorzしている訳にもいかないので、サクッと波照間島名物の場所に行ってみたでする。その名も「ニシハマ」なり。いわゆる海水浴場でする。

逃避行0204

来たぜ、波照間ブルー。これですよ、これこれ。これが見たくてここまで来たんでする。
ニシハマの景色は午前中がナイスと言う噂を元に、朝の九時前からのんびりとシュノーケリングして来たでする。いいね。

ちなみに潜るとどんな景色であったのかと言いますと.......

逃避行0204_2

浜からすぐの辺りは遠浅でして、魚も小さいのがチラホラでありましたが、リーフエッジの辺りに行きますとこんな感じにサンゴが一面に広がってまして、魚もそれなりのサイズがそこいら中にたのでありまする。
やはり「果てのうるま[珊瑚]」の名は伊達じゃないっすよ、諸兄。

つーわけで、こんな素敵なシュノーケリングタイムですが、体力と太陽光の関係で午前中一杯で終了させてみた今日この頃でする。
(だって、リーフエッジまで結構ありましたんで....体力が.....)





●9月9日(火)-5 夏の散策

中身が濃いのである程度は....ね。

波照間のニシハマで海堪能をしたのが午前中一杯でして、その後は宿に戻りましてシャワー浴びてびぃるぷはぁして洗濯して昼寝して......な感じだったでする。
で、紫外線の一番強い時間帯が過ぎた頃合いにモソモソと動き出しまして、自転車で島の中をぶらぶら探索してきたでする。一応想定内。

逃避行0205

ルート的には真っすぐ波照間空港まで行きまして、その後はお約束の最南端の碑を拝みまして、その後はまた同じ方向から更にぐるりと廻って波照間港まで行きまして、そこから集落へ向かう辺りで小休止でする。

逃避行0205_2

波照間島の数少ないお茶処「みんぴか」でまったりの図でする。
つーか、離島での平日の午後だというのにそこそこの観光客の入りであったのは、やはり八重山がブーム中であることの証なんだなぁ、としみじみ思う所でありまするよ。

そんなおいらは、「みんぴか」で生びぃるぷはぁして溜飲を下げまして、ゆったりまったりとした午後を過ごしてみている今日この後rでする。





●9月9日(火)-6 夏の夜は

くぅぅ、悔しいのぉ。

台風が接近中の沖縄・八重山諸島の中で、一番台風の影響を受けやすい島である波照間島へ逃避行中のけえさき@酒マックでする。
とは言え、風はそれほど吹いている感じはありませんし、言われなければ台風が近づいているとはあまり感じなかったりしまする。
(この時点で台風の位置はフィリピンの東の沖合)

ですが、宿の方のコメントですと、明日の朝一便(AM9:35発)の高速船は生活用品や郵便の関係から運行するだろうが、それ以降は欠便になるであろうという予測でありまして、そもそもおいらは明日の一便で石垣島へ戻り予定でしたので、何とかなるであろうという感じでありまする。
ですが、不幸にも今日の便で波照間に訪れた同宿の方は帰りのチケットを所持しておらず、「どうしよ〜」と嘆いておりましたよ。
しかしそこは慣れたものでして、宿のお母さんが船舶会社に連絡をして頂きまして、なんとか今夜同宿の方全員が明朝に波照間脱出が出来そうな感じと相成った次第でありまする。

そんな安堵の息の中、せっかく南の果ての島に来たということで、星空観測センターなる施設へ同宿の方達と遊びに行って参りました。入場料400円。

天気が良好ならば常設の望遠鏡を使ったりとか実際の星空を見ながらのリアルプラネタリウム状態であった様なのですが、生憎の小雨模様と風の天候の為、PCの画面上のみでの解説となってしまったのが非常に悔やまれる所でする。
ですが、それだけでも解説は中々興味深くて、これは満天の星空の時にもう一回体験したいと思わせるくらいであったでする。悔しいのぅ。

つーわけで、この辺りに於いても再訪を考えてしまった今日この頃でする。





●9月10日(水)-1 夏の後ろ髪

なんか信じられないねぇ。

さて、波照間島への逃避行3日目の朝でする。みなさまグッドモーニングなのでする。
南の果ての島への逃避行最終日の朝でありまする。
そう、朝と言えばお散歩なのでありまする。

逃避行0301

宿からテクテク歩きまして20分くらいの所にあります波照間島灯台であまする。
しかし、これは海沿いにあるのでは無く、島のほぼ中央の辺りにあるのがなんか不思議でするよ。

そして、おいらの波照間島での滞在カウントダウンが始まった瞬間でもありまする。





●9月10日(水)-2 夏のアレから脱出

うはぁ、そう来ましたか。

つーわけで台風の目前にし、島へ閉ざされることからの脱却をする準備中のけえさき@酒マックでする。いやはやでするなぁ。
つーか、石垣に戻ってからもバタバタとすることが目白押しの構想でするんで、それまでは波照間の雰囲気の元でまったりとしたいんですがねぇ。

逃避行0302

そんなおいらの命綱、波照間→石垣への船便チケットでする。
(9/10の1便[9:35便]と書かれておりまする)

恐らくは島の数々の宿に宿泊している観光客や工事関係者が一斉に波照間発1便で石垣へ戻る筈ですので、かなり混雑するであろうという予測のもと、午前9:35発の船に対して午前8:40くらいに宿を出発したんでするよ。名残惜しいでする。
で、宿から車で5分弱なのですが.....

逃避行0302_2

これはおいらが並んだ直後の桟橋の絵でありまする。
船が着くまであと30分以上ありまする。つーか、こんなに観光客が居たんだと別の意味で驚きでする。

それにつけても台風というこの辺りの島とは切っても切れないモノによる茶々が入ったとは言え、その直前までは波照間島堪能が出来たのでおいら的には充分満足でありまする。
つーか、今度は絶対台風が来ない7月最初の週に訪れるぞ、と別の意味で燃えるものが出来た次第でありまする。

逃避行0302_3

さらば、波照間島。また来るよ。
つーか、桟橋に残されたヒト達はちゃんと帰れるのであろうか。それがチョト心配....





●9月10日(水)-3 夏のアレを逆手に

マイナスをプラスに考えますか。

さて、台風からの脱却第一関門をなんとか通過したけえさき@酒マックでする。
次なる関門は石垣島からの脱出でする。つーか、これって何のバツゲームですかw?

そもそもおいらの持っているエアチケットは13日(土)に石垣島空港からフライトのチケットでありますが、台風の状況からするとそこまで引っ張るのは非常に危険と思われですので、13日よりも前に石垣島から脱出した方がいいだろうというのが、波照間島の宿のお母さんとおいらの共通見解でありまする。
なので、石垣島の離島桟橋に到着しましたらすぐにタクシーを捕まえまして、まずは空港のチケットカウンターに飛び込んだのでする。フライトの変更のお願いをしに。

結果から言えば、台風到来という危険な状況であると言うことからチェンジはあっさりと受け入れてくれまして、無事11日昼頃のフライトチケットに追加フィー無しで変更してくれました。やれやれでする。

で、本来ならば今日からは黒島へ船で行く筈でしたが、黒島への航路はまだ平常通りでしたが、今後の海の状況を考えまして涙を飲んで黒島への渡航は全部キャンセルすることにしたのでありまする。くー!!(大泣

そんなおいらは、涙を拭って気持ち一転こういう行動へ走りましたよ。

逃避行0303

二人乗り可能なスクーターをレンタルしまして、石垣島の島内観光へと気持ちを切り替えました。
ここでレンタカーでなくてレンタルバイクであるというのがおいららしいということですか。

さ、心機一転でレッツラゴーでする。





●9月10日(水)-4 夏の遊覧

想定外だけど想像以上。

えと、離島の綺麗な海でまったりという逃避行を神様のいたずらにより強引に断念させられてしまったけえさき@酒マックでする。
そんな状況ですが、石垣島に滞在するならば一度はしようと思ってたことがありましたので、今回それを断行したのでする。それはバイクで石垣島をぐるりと廻ることでする。

それではまず一箇所目。

逃避行0304

離島ファンならばご存知の川平湾でありまする。
つーか、ここに辿り着くまでには海沿いの道を走ったり峠道を走ったりと、結構ダイナミックな道程であったのが凄く新鮮だったでする。うん、これはバイクでないと体感度合いは全然違ったでしょうねぇ。
途中で何度か豪雨に逢ったというのは内緒なんですけどね。

で、ここで一つサプライズが。
波照間の宿が一緒だったグループ[♂2+♀2]と、敷地内にある八重山そば屋でばったりだったんでする。えー。
ちなみそこで食べた八重山そば[ソーキそば]のソーキがですね、もうトロットロの食感でありまして大満足であったのは特筆すべき事実でありまする。

逃避行0304_2

雨も一段落した頃に川平湾を後にしまして、そこから更に北上してみたでする。
そこからの道もアップダウンが結構ありまして、バイクで走るには中々楽しめる感じでしたよ。石垣島をバイクでクルーズするというのは一つの楽しみであるというのを認識した次第でありまする。
(もっともおいらの場合、高速ツーリングになりがちなのでそれは逆に危険だったり....)

逃避行0304_3

そして景勝地2箇所目。天気の割りに結構ヒトが居りましたね。
ここは石垣島内でも有数と言われるビーチ「米原キャンプ場」でする。天気が良ければどれだけの景観だったことかと考えると、次への気持ちに繋がる感じでするな。ははは。

そしてさらにアクセルを振り絞りまして、ぐるりと途中で道を廻った所にあるのがこの地でする。

逃避行0304_4

時間的に最北端までは行けなかったので、今回訪れた景勝地的にはここが最北となったでする。
ここは「玉取崎展望台」でありまする。海の突端かと思ってたんですが、海から若干内陸側に入った辺りの所だったんですね、ここ。行かないと知らない事実なり、と。

つーか、あまりの景色の良さにしばらくボーッとしてしまったですよ、ここは。
ここでここまでの景観なんですから、最北端の平久保崎まで行っていたらどれだけ感動してたかなぁ。うん、これも次への繋がりと言うことですな。

今回のルートですと、ここからは港方面へ南下となる訳でする。ひたすら走るだけなり....と思ったんですが、せっかくなのでもう一箇所。

逃避行0304_5

宮良川沿いに広がるヒルギ林でする。俗世間的いう所のマングローブですな。
普通に幹線道路の一般的な橋梁の下に広がっていたので、ちょっとビックリ下でする。

いやー、こうして見ると結構見応えがあるっすね、石垣島の景勝地巡り。
うん、次回は是非とも天気のいい時に廻ってみたいと思った今日この頃でする。





●9月10日(水)-5 夏の紫夜

あー、ちょと後悔。

さて、石垣島での夜です。初めてです。ドキドキです。
あ、そうそう、急遽石垣島ステイでお世話になったのは「ホテルパティーナ石垣」なるホテルでして、結構綺麗そうなのとネット環境が整っていることが決め手で最初に連絡したら、たまたま部屋が空いていたので決めた次第でする。
離島桟橋やバスターミナルからは若干微妙な距離ではありますが、建物自体が結構綺麗だとか、洋室でも靴を脱いで上がるタイプのフローリング部屋だったりとかと、プラスの面もありましたので、それなりにいい印象でありまする。

逃避行0305

そうそう、石垣ナイツでする。

石垣一周ツーリングを終えて離島桟橋近辺をぶらついておりまして、さて夕食をどうするかなぁと思っていたんですが、たまたまそこで配っていた割引券のお店がお店の外観的にいい感じでしたので、じゃぁそういうこととしましょうということで、そのお店にしけこんでみました。

逃避行0305_2

居酒屋「うさぎ」さんでする。
恐らくはその配られていた割引券につられたのがおいら達だけではなかったと思われでして、結構な混雑ぶりでありましたよ。
お陰で最初の生びぃるに辿り着けるまで10分近く待たされた程ですから。

あ、料理の方は結構なものでしたよ。

その後は酒屋(=泡盛屋)とコンビニ(=COCOS)を行脚しまして、ホテルの部屋での二次会用ツールを揃え、石垣の夜はしみじみと過ぎて行くのでありました。





●9月11日(木) 夏の朝ホテル

今日も突撃。

さて、今日はいよいよ泣く泣く八重山を後にする日でする。グスグス。
神様のイジワルさえ無ければ、まだまだ八重山を堪能出来たのにぃ。

そんなことを思ってもお腹は減るものでして、今回の投宿先である「ホテルパティーナ石垣」の朝食はバイキング形式でして、おいらチョイスはこんな感じでする。

逃避行0401

おいらは基本和食の人間ですが、おかずは和洋折衷でも構わないヒトですので、こうなった次第でする。
ちなみに、これに食後のコーヒーも頂きました。奥さんは「バナナジュースうま」と言って、バナナジュースをグビグビ飲んでおりましたな。

さ、これでパワーも付いたことだし、八重山地区脱出をキバッて行くとしますか、諸兄。





●9月11日(木)-2 夏のシュランバ

まさしく争奪戦か。

さてさて、台風接近に伴う八重山地区からの脱出作戦でする。
と、その前に.....

逃避行0402

ちょこっと離島桟橋に立ち寄りまして、離島への船の状況なぞを一応見てみたですよ。
いやはや、状況が赤いでする。やはり昨日は黒島に行かなくて正解だった模様でする。ドキドキ。

その後は軽く買い物をし、早めに空港へ移動したんでする。フライトは12:25発のでしたが空港へのバスに乗り込んだのがバスターミナル10:20発の便でする(バスターミナル〜空港は15分程)。天気が良好ならば相当早めの行動でするが、今回は場合が場合ですしね。

で、空港に着いたらですね......

逃避行0402_2

ANAのチェックインカウンター前は搭乗手続きするヒトとキャンセル待ちをするヒトでごった返しておりました。
やー、昨日の早い時点でエアチケットを切り替えておいて大正解でする。ちなみに搭乗の状況を見ると全ての便が満席になってましたよ。そりゃそうだ。

つーわけで.....

逃避行0402_3

これで今年の八重山逃避行は、強引にも幕引きとなったのでありまする。グスグス。
まぁ、無事に脱出が出来ただけでも運が良かったと思わなければですな。





●9月11日(木)-3 夏の綱渡り

いやはや綱渡り。

さて、なんとか台風直撃直前の八重山地方から脱出中のけえさき@酒マックでする。こんにちわ。
緊急措置と言うことで切り替えてもらったエアチケットですが、本当にタイミングがギリギリだった様でして、席が後から2番目でした。ヒヤヒヤ。

そんな飛行機の中でおいらは.....

逃避行0403

つーわけで、一安心しながら軽い昼食を摂取中な訳でする。スパムおにぎりとびぃるなのだ。

さて、石垣から那覇までのフライトは大体1時間程度なのですが、そのくらいの時間が経ってもなぜか着陸準備の連絡が来ないのでする。
変だなぁ〜...と思っていたら、機長からの連絡が来たですよ。

「那覇空港の滑走路で自衛隊機が着陸時にバーストを起こして、現在復旧作業中のため着陸が出来ない状態です。」

はぁ(°Д°)?
えーと、はぁ、そうですか。

てな状況のさなか、眼科にはこんな風景がありましたよ。

逃避行0403_2

沖縄本島の西の方に広がるケラマ諸島を北側から見た風景でする。あー、ここの海もナイスな逃避行先なんだよなぁ....としみじみ思ったデスよ。
(ちなみに右下の島が、二年前に逃避行した阿嘉島でする。)
くぅ〜〜、これはどんな罰ゲームですか。

そして、ここから待つこと更に30分。ようやくおいらは那覇まで戻ることが出来た次第でありまする。

逃避行0403_3

やれやれでする。





●9月11日(木)-4 夏的晩酌

これはこれでアリだよね。

つーわけで、台風直撃コースの八重山地方からギリギリのタイミングで逃げてきたけえさき@酒マックでする。
今日から土曜日までは那覇滞在でする。

そんな那覇退却初日の今日は、正直疲れましたのでホテル近傍をぶらついて終了だったでするよ。
ええ、夕食もおざなりに。

逃避行0404

沖縄県庁の近所にあります複合施設「パレットくもじ」内のスーパーでブツを仕入れまして、滞在するホテルのベッドの上で乾杯の図でする。やー、慎ましいでするのぉ。
それにつけても沖縄的お惣菜の安さよ、でするよ。

象徴的なのはグルクンの唐揚げなんですが、これ1匹で128円ですよ、奥さん。
東京の居酒屋ですと、6〜800円くらいは取られまするよ。もうね、この値段でしたら一人一匹でする。ちょと嬉しい。

さ、心機一転ん、明日に向けて英気を養う今日この頃でする。





●9月12日(金)-1 夏の微妙な朝

えー、座間味もダメですか。

八重山逃避行を断念して沖縄本当等飛行中のけえさき@酒マックでする。
つーか、離島じゃないのに逃避行だなんて....グスグス。

さておき、今回の那覇滞在の拠点としたのは海沿いのホテル「那覇ビーチサイドホテル」でする。

逃避行0501

選んだ理由は、「オーシャンビュー」【結構キレイそう」「もしかしたら座間味等のへのアタックも想定して」という辺りでする。
中心地から微妙に離れているのが難点でするな。

そんな那覇ホテルの朝食は......

逃避行0501_2

うあ、バイキングがパンとサラダだけですよorz
しょうがないのでパンとサラダをガッツリ頂いたでする。つーか、これでは足りなかったので追加で食パン一枚とサラダ一皿を頂きました。

むぅぅ、これでスパムを焼いたのがあればなぁ。





●9月12日(金)-2 夏を心機一転

えー、座間味もダメですか。

台風が隣近所にご在宅ということで海のレジャーはチョイ危険ということもあり、那覇滞在でのお遊びはまずはこうなったのでする。

逃避行0502

沖縄での大いなる交通手段・路線バスにて移動するのでありまする。
や、またしてもバイクもしくは車をレンタルとかというのもあるんですが、今日も沖縄は雨が降りそうでしたし、そもそも筋金入りのペーパードライバーですし、雨混じりの沖縄の道はかなり滑り易いという話しですので、バスを選択した次第でする。
(現に今日の移動中にレンタカーを含む車4台の玉突き事故を目撃しましたしね)

それではレッツラゴー in 沖縄本島編なのでするー。





●9月12日(金)-3 夏の先端

あー、結構微妙な天気だなぁ。

那覇バスターミナルで路線バスに乗り込み、揺らされること1時間とちょっと、乗ったバスの終点にまで行きました。行き先は「読谷バスターミナル」でする。沖縄本島的にはまだ中部という感じですか。
実は以前沖縄に来て、美ら海水族館に行った時に立ち寄ろうかどうか凄く悩んだ場所がこの辺りにあるのでする。

で、その目的地に着く直前辺りにはこの様な景色があったりする訳でして....

逃避行0503

そうそう、おいらは今沖縄に居るんでするよねぇ。
ちなみにここは「残波ビーチ」なる浜辺でする。

でも、離島から戻ってきましたら海への欲がすっかり抜け落ちちゃってまして、うちの奥さんなんか「なんかイマイチ」と罰当たりな事まで言ってしまう始末でする。
キミたちどこか狂ってるさー。

そして、さらに歩くこと数分......

逃避行0503_2

遂に来たさ、沖縄有数の景勝地「残波岬」でする。あああ、この風景に逢いたかったんだよ、実は。
そして灯台にも登りまして(入場料200円)、上からも風景を堪能したでする。パノラマ風景はサイコーだったでする。

で、読谷のバスターミナルからここまで歩いて1時間くらい経ってまして、バスでの移動時間も足しますと、時刻は既に昼過ぎでする。
結構歩いたのでお腹も減ったという事で、ここらで昼食となったのでする。

逃避行0503_3

残波岬の直前にホテルがありまして、その正面に大きなお土産や「御菓子御殿」なる施設があってですね、そこに併設してた沖縄そば屋さんにてでする。
まだこの後の行動もありましたので、おいらはそばをハーフにしてもらったでする。炊き込みご飯は自動的に付いてきました。
麺が極太で食べごたえは十分な感じだったでする。

さて、燃料も補給したし、次に行くでするよ。





●9月12日(金)-4 夏の青

ぐあ、結構やられた。

残波岬の絶景を楽しみ、沖縄そばも堪能し、そして次の地へと駒を進めたでする。
残波岬から歩いて20分程でバス停まで戻り、そこからバスで10分程走れば到着でする。

逃避行0504

ダイバーやシュノーケラーからは「青の洞窟」として名高い「真栄田岬」でする。
台風がご近所に在中故にそれなりにあったんですが、スクールは結構普通に実施されておりまして、結構賑わっておりましたよ。

空は曇って時おり雨が降ってたりしますし、波もあるという状況ながらも海を覗き込めばそれでも中々な青さを感じる事が出来ましたので、これがドピーカンな青空の元でしたらさぞかし絶景だった事なんでしょうねぇ。

しかし、那覇ステイで天気が良くても、おいらの場合は絶対船で島に渡ってしまうので、当分そういう風景を拝む事が無いだろうという罠がここにはあったりしまする(ぉぃ

それでも、機会があればもう一回訪れてみたいと思った今日この頃でする。





●9月12日(金)-5 夏のラスト晩餐

やはり最高だよ、あそこは。

朝の9時頃にホテルを出て、バス移動→残波岬観光→昼食→真栄田岬観光→バス移動と行動し、夕方には那覇市内の国際通り近傍まで戻ってこれたでする。
さぁ、いよいよ夜の時間が始まりますですよ。

逃避行0505

国際通りから一本入った商店街の中の公設市場の辺りでする。相変わらずアジアな雰囲気はおいらをワクワクさせてくれるですよ。
この辺りを含めてこの一帯をグルグルと巡りまして、お腹がたっぷり減った頃に公設市場に戻りまして、夕食の為に市場の2階にある食堂へと赴いたでする。

逃避行0505_2

今夜のアテはミミガー・ナーベラの味噌炒め・テビチ・中身汁でする。
ん?刺身は?と思われるでしょうが、ここで刺身の盛り合わせを頼んでしまうと、他の料理を食べられなくなってしまうので、今日はあえて外してみたのでするが、これはこれでアリだと思いまする。

中身汁にはご飯も付いてきておりまして、それも頬張りながらびぃるぷはぁしまして、お腹もたっぷり膨れて満足満足な今日この頃なのでする。





●9月12日(金)-6 夏のラストナイツ

いいなぁ、ここは。近所に欲しいよ、本当に。

沖縄料理ですっかりお腹を満たし、いい気分のけえさき@酒マックでする。
さて、夜はここからが本番でする。

以前那覇ステイをした際に訪れて、非常に満足した呑み屋がありましたので今回も行ってみたでする。

逃避行0506

国際通りから脇に伸びる「竜宮通り」にあります呑み屋「小桜」さんでする。
外見からして相変わらずいい雰囲気を醸し出しておりまするよ。
ちなみにこんな撮影をしていたら別の三人組がスッと店に入って行ってしまい、うわ、これで満席になってしまうのでは・・・などとヒヤヒヤしましたが、カウンター席がギリギリ空いておりまして、ホッとしたのでありまする。

逃避行0506_2

そして軽いアテで泡盛をチビリと頂きまして、アタマの芯まで痺れるくらいまったりとした時間が過ぎて行くのでありました。
離島の民宿でゆんたくで過ぎ行く夜もサイコーですが、こういう沖縄ナイツだってサイコーなんでする。堪能堪能。





●9月13日(土)-1 夏の終わりの始まり

わー、終わっちゃうよー。

さて朝です。今回の那覇ステイのホテルの朝食はちとプアーであったのは昨日の状況から学習したのでする。
朝食の前にサクッと外へ出まして、チョロっと買い物.....や、サクッとではないですな。
那覇市内とは言え、この周辺にコンビニとかがあまり無くてですね、結構歩いてしまったでするが、その苦労は報われるのでする。

逃避行0601

パンとサラダとスープだけのバイキング朝食に、持ち込みでコロッケとマカロニサラダと人参のシリシリでする。
つーか、超私的には沖縄ですんでスパムの焼いたのとかが欲しかったんでするが、まぁそれは無い物ねだりという事で。
ともあれ、ここまで揃えれば朝食としても十分と思われですしね。
(だって、ホテルのサラダってキャベツの千切りとコーン[これは今日。昨日はゴーヤスライス]だけでしたしねぇ)

さ、これを食べたら荷造りして逃避行終了カウントダウンでする。サビシ−。





●9月13日(土)-2 夏の終わりはまだまだ

最後の最後にイベントを持ってきたですよ。でへへ。

当初の予定ですと今日石垣島を出まして、那覇で3時間程滞在して昼食を取ってから夕方に那覇空港からフライトをするという感じだったんでする。
ですが、台風と言う茶々の為に石垣→那覇のフライトを変更して台風から逃げてきたのですが、那覇からのフライトはそのままにしておいたんでする。

ええ、逃避行最後の食事は当然あそこでと決めておりましたんで。

逃避行0602

そう、ここが那覇の国際通りから奥に入った所にある牧志第二公設市場の二階の食堂でする。且つ、おいらの今までの経験からしてこのフロアにある食堂で一番のクオリティがあると思うお店なんでする。
なので、おいらが逃避行している際にはおいらが座れなくなると困るので、お願いですから他のお店に行って下さい、諸兄(ぉぃ

ちなみに言い尽くされていはいるのでしょうが、階下の売り場の雰囲気はこんな感じなんでするよ。

逃避行0602_2

最近はメディア等でも紹介されてきているんで、南方系の極彩色ながら食用の魚の絵面は珍しくはないと思われですが、現物を見るとさすがのおいらも一瞬ひるんでしまう辺りがまだまだチキンですな。いやはや。
そんなおいら達の本当の意味での逃避行最後の晩餐が......

逃避行0602_3
ど ー ん

うちの奥さん(大の海老好き)たっての希望によりまして、階下の魚屋で伊勢エビと夜光貝を買いまして、それを刺身盛り合わせにして頂いたのでする。
備忘録的には伊勢エビが4000円で夜光貝が2500円。安いか高いかは本人の気持ち次第という事で。
(軽く調べた感じでは一般的な市販価格より2〜4割は安い様でする)

伊勢エビ甘いわ、貝は生では歯ごたえが柔らかくて旨いしガーリックと一緒に炒めたら歯ごたえが出てきてナイスだし、ウハウハ言いながら喰い漁ったですよ。
で、伊勢エビのアタマは後に味噌汁となって出てきて、これまたナイスだったのでありまする。





●9月13日(土)-3 夏の終着駅

結果オーライ....かな。

当初の予定では、那覇・石垣とトランジットして波照間島まで行って2泊し、その次は一回石垣まで戻って改めて黒島へ赴きそこで3泊という感じでした。
前半戦の波照間島逃避行は実行出来たものの、後半の黒島逃避行は完全にキャンセルとなり、そこを石垣1泊+那覇2泊という転々とした逃避行となりました。まさに逃げるが如く。

でも結果からすると、石垣や沖縄本島では「離島に行くからここでの観光は無しね」としていた観光地を巡る事が出来たので、ある意味有りであったかなー、と過ぎてしまえばそう思えたりしまする。

そんな劇的な日々であった夏の逃避行もいよいよ終わりでする。海は堪能しきれなかったけど、別の意味で沖縄を堪能する事は出来たでするよ。

逃避行0603

さて、そろそろ羽田へのフライトの時刻となりました。
.....来年は台風が確実に来ない時期を選んで逃避行しよう......心に固く誓った次第でありまする。

これにておいらの夏の逃避行は終了でございまするー。





●9月14日(日) 夏の思い出

今年は.....片寄ったねぇ。

現実に戻って1日過ぎたです。
逃避行先ではしたいことやりたい事が満載となってしまって、逆に行動が充実していた気がしまったでするね。
現実の東京での休日は、気が付けばあっという間に夕方になっている気がしまする。

それはさておき、今回のお土産物件の俯瞰でする。

逃避行0701

えーと、買ったものを洗い出しますと.....

・Tシャツ5枚
・波照間の黒砂糖を合計1.3kg
・スッパイマンシリーズ全部
・サーターアンダギー・ミニ2個入り
・サーターアンダギー・ミニ6個入り
・サーターアンダギーを3個
・石垣の生シークワーサー
・辺銀食堂のラー油
・マーミヤのかまぼこ
・泡波のミニボトル
・雪塩顆粒バージョン
・コンビニで売ってたペットボトル入りの泡盛
・ミニ石敢當
・空港で買ったジューシーおにぎり
・空港で買ったスパムおにぎり

いやー、なんだかんだ言って結構買ったもんだ。





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