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けえさき、南の離島へ逃避行・季節外れの離島での日々 2014[八重山(黒島)日記]



今年はちょっと大変だったんでする、
おいらのお仕事って、大体3月〜9月が試作品のチェックで忙しくて、それを越えると量産試作品の確認作業という感じなのですが、試作品のチェック時期では1次試作と2次試作の間くらいのタイミングで休みを確保出来ていたんでする。もしくは狙いを定めて休みを確保、とか。
なのですが、今年はまるで途切れる事がなくて、9月に入るまでスケジュールがビッチリでして、そして9月は上期末なので色々と作業が入る可能性が高いので休みなんか取れない。
10月に入ったら量産試作品チェックが開始する。ガーン。

ということで、今年は泣く泣く量産試作品チェックが途切れ始める11月に逃避してみる事にしたんでする。

この時期の八重山は気温的にはまだまだ夏的な気温の様なのですが、さてさてどうなることやら....


●11/10(月) 東京から石垣、そして黒島へ
1、いつもと違う朝 2、いつもより遅い朝 3、いつもこうだったのを...
4、いつもではない海(石垣島へ) 5、いつもの行き先?(石垣港から...) 6、いつも通りの...(黒島到着)
●11/11(火) 黒島滞在記のスタート
1、いつもの朝が...(伊古桟橋) 2、いつもの突撃(民宿「南来」の朝食) 3、いつも変わらぬ...
4、いつも通りに...(仲本海岸) 5、いつもの夜の
●11/12(水) 黒島滞在3日目
1、いつもの朝日より... 2、いつもこうだったら....(西の浜) 3、いつものヤツラが...(仲本海岸2回目)
4、いつもの宴は
●11/13(木) 黒島から石垣島へ...
1、いつもだった場所 2、いつものアレはこんなだった(黒島牛のセリ市) 3、いつもこうだった(黒島との別れ)
4、いつものお味(石垣島「島そば一番地」にて) 5、いつもとは違うところ(石垣島「えいこ鮮魚店」にて)
●11/14(金) そして日常へ...
1、いつもへの序章(石垣島ホテル「ククル」の朝食) 2、いつもから別のいつもへ(八重山との別れ) 3、いつもより考えてみた
4、いつもにこれが欲しい(那覇のスーパーマーケット「ユニオン」にて) 5、いつもだとキビシイ...けど(牧志公設市場にて) 6、そしてフツーのいつもへ
●11/15(土) おまけ
いつものお披露目




●11月10日(月)-1 いつもと違う朝

始めての直通便、な月曜日の朝。

今年は本当にキビシかったんですよ。
4月くらいから始まった2015年発売モデルの試作品の検証が毎週の様に途切れる事なく押し寄せてきて、気が付けばもう11月。
ですが、そのスケジュールをかいくぐるかの様に休暇を申請しておいたのですよ。

そう、今年はこれから始まるのですよ、南の島への逃避行、季節外れ編。

今年はちょっと朝の時間に余裕があったので、手荷物を預けた後はこんな事をしてみたりして。

ハ・ジ・メ・テ

初めて行ってみたですよ、羽田空港国際線ターミナル。
うん、なかなかないい雰囲気ですなー。つーかこれだけのお店を確保するのは大変だったでしょうなぁ。ナニソノ上から目線。

つーことで珍しくもユルユルとした搭乗前の朝を過ごしてる今日この頃でする。





●11月10日(月)-2 いつもより遅い朝

朝からビールはサイコーだねぇ、な月曜日の朝。

つーことで羽田空港国内線ターミナルにて搭乗待ちしているけえさき@酒マックでする。
やー、羽田空港は無線LAN環境が整いましたなぁ。なんたって国内線ターミナルの一番端っこにいるんですが、アンテナバンバンですよ。諸兄。

ハラヘッター

ようやく朝食でする。内容は空弁とビール。お・や・く・そ・く。
しかし予定通りの行動だったとは言え、お腹が空いたですよ。
仕事のある平日ならば朝の6時頃には朝食を摂っていますし、週末でも遅くとも9時前には摂っていますからねぇ。しかも週末とは違って今日は朝早くから動いておりますから尚更ですよ。

そういう意味では、この手のお弁当業者の「マコト」のお弁当は安心してガツガツ喰えていいですな。おいらが旅行のお供で弁当を購入する場合、かなり高い確率でここのを買っているのですよ。理由は安心なり。

つーことでお腹も膨れたし気持ちもよくなってきたですよ。それでは行って参りまーす。





●11月10日(月)-3 いつもこうだったのを...

これだよこれだよ、という感じだった月曜日の昼前。

やー、今日の羽田空港は修学旅行生で溢れてましたねぇ。やはり沖縄ですかい、学生さん達よ。うらやましい限りで。

そんなわけで、機上のヒトとなりました。
待ってましたよ、このタイミング。もうね、その事実を知ってからというもの飛行機に乗るのを待ち焦がれていましたよ。

それはどういう事かというと、こういう事でする。

見たかった景色の一つ

飛行機がデッキを離れる際に、整備士の方達が手を振ってくれるいつもの光景でする。
なのですが、いままではこのタイミングは電子機器は全て動かせなかったので見るだけだったのですが、今年9月からの規制緩和によってデジカメはいつでも使える事となったおかげで、この景色も撮影する事が出来る様になったのですよ。ヒャホー。

ああ、色々な意味でいい時代になったものだ、としみじみ思う今日この頃でする。





●11月10日(月)-4 いつもではない海

ついにやって来たよ、な月曜日。

さてさて、機上のヒトとなる事3時間。ようやく飛行機の到着地が見えてきたですよ。

ただいまー

つーことでようやくキタですよ、石垣島へ。
今回は色々と考えて羽田→石垣直行便での移動でありますよ。

更に言えば、この景色は以前だったら着陸態勢に入っているので撮影出来ない景色とも言う。今までのモヤモヤを払拭すべくバシバシ撮りまくりっす。

さてさてでする。





●11月10日(月)-5 いつもの行き先?

でもやっぱり生暖かい月曜日。

さぁ、最後の移動ですよ。

さぁ、行きますか。

つーか、今回行かないコースで風速12m/sで運航中止の路線があるってどういう事ですか。
うん、11月の八重山は風が強いって本当っすなぁ。ちぇ。





●11月10日(月)-6 いつも通りの...

ああ、帰って来た感のある月曜日の夕暮れ。

東京の自宅を朝出て、昼前に羽田空港を飛び立ち、午後に石垣空港へ到着。
さらに夕方に船に乗って行き着いた先....

4年ぶりー

沖縄県八重山諸島の、ヒトの数より牛の数が多いという説明が最初に出て来る離島・黒島でござい。やー、風が強い強い。
つーことでしばらくご厄介になりますー、な今日この頃でする。





●11月11日(火)-1 いつもの朝が...

なんとか目覚めた火曜日の朝。

さて、八重山諸島・黒島滞在2日目でありまする。
この地には何度も足を運んでますが、この時期に来たの初めてなので、色々と初めて尽くめでそれはそれで楽しきなのでありまする。

おいらの住処・東京よりも遥か西なので日の出の時刻も遅いだろうなーと思ってたのですが、案の定日の出時刻は6時56分。おおー、遅いー。
でも薄ら明るくなってきた時間を見計らって行って来たデスよ、恒例の朝の散歩に。

そして見てきた風景が...

ちょっとガッカリー

黒島名物の伊古桟橋にてでする。んー、朝日を拝めなくてガッカリっす。
つーか来てみていくつかビックリ。

・伊古桟橋への道がかなり整備されていた。
・伊古桟橋自体が補修されていて、途中の崩れていた箇所が無くなっていた。
・伊古桟橋近辺にイマドキなカフェが出来ていた。

うわーん、これじゃない感が満載ですよー。
八重山に来て、敢えて黒島に来ていたヒトたちを手放したいのか、黒島の中のヒトよ。
そりゃぁ、この方がヒョットシタラ一般人受けはいいのかもですがねぇ。いやはやでする。

石垣島空港が新しくなった影響が、ひょっとしたらこういう所にも出ている気がする今日この頃でする。





●11月11日(火)-2 いつもの突撃

いつもの様にたっぷりとった火曜日の朝。

散歩がてら...のつもりが思い切り島一周してきてしまい、朝食の時間ギリギリに宿へ戻ってきたけえさき@酒マックでござい。
やー、鳩間島の感覚がまだ抜け切れていない感じかも。まぁ、フツーならば黒島は一周自転車で1時間ですしね。

そしてそんな朝食の風景が...

いただくですよー

今回お世話になっている民宿「南来(なんくる)」の朝食でござい。いただきまーす。
さて、今日はどうやって過ごしますかねー。





●11月11日(火)-3 いつも変わらぬ...

やや、いい感じになってきたぞ、な火曜日の午前中。

あー、昨日の夜一緒に痛飲した同宿だった方たちがみんな帰っちゃったー。ちぇ。
そんな火曜日の午前中、サクッと黒島郵便局に行って風景印をゲットし、フラリと寄り道して見えた風景が...

キタキタキター!!

黒島でウミガメの到来する浜として有名な西の浜へ抜ける道でござい。
やー、ようやく逢えたですよ、青い空と青い海。これこそ八重山ですよ。うんうん。

つーことでようやく八重山に来たんだぞー、という実感がモリモリと湧いてきた気がする今日この頃でする。





●11月11日(火)-4 いつも通りに...

さぁ、いよいよ実行ですよ、な火曜日の午後。

東京辺りでは最高気温が15℃前後らしいですなぁ。
まぁ、もう酉の市が執り行われる様な時期ですから、寒くなってきたという訳ですよ。

そんな陽気の東京、翻って八重山滞在中の今日のおいらはこーんな事をしていたですよ。

ただいまー

黒島随一のビーチエントリ出来るシュノーケリングポイントである仲本海岸にてシュノーケリングを堪能してたのでござい。帰ってきたよー。

おいおい、いくら八重山だってもう11月中旬だぞ、酒マック....という声がそこかしこから聞こえてきそうでするが、まぁ聞いてクラサイ。

八重山周辺の海水温はまだ27℃くらいで、且つ気温も最高で大体26〜27℃なのですよ。朝の最低気温も22℃くらい。
そして、今回おいらはこの次期にシュノーケリングをするということで、遂に買ってしまったのですよ、ウェットスーツを。カタチ的にはロングジョンといわれる袖無し+長ズボンの一体型。本当はフルスーツが欲しかったのですが、買いに行ったお店には手頃でおいらの体系に合うフルスーツがなくて、ロングジョンしかなかったのと、時間もあまり無かったのでしばらくはこれで過ごしてみようと思ったのでありまする。
これにラッシュガードを組み合わせてどうかな、という感じっすね。

ええ、海の中だけでしたら十分行けそうでしたが、予想以上であったのがこの時期から吹き始める北風の存在でする。いわゆる八重山地方が秋から冬になってきたことを示す季節風でする。

今日は試しにロングジョン+半袖ラッシュガードという組み合わせで行ったのですが、エントリーした時刻が午後2時頃であったにも関わらず強い風に煽られながらのシュノーケリングは40分程で腕がどうにもこうにも寒くてギブアップだったです。
まぁ、かなり楽しめましたけどね。

つーことで明日仮にまた海に入るのであれば、ロングジョン+長袖ラッシュガードの組み合わせを試してみようそうしよう、な今日この頃でする。





●11月11日(火)-5 いつもの夜の

昨日とは違ってチョト寂しき火曜日の夜。

沖縄の民宿の中には夕食時もしくは夕食後に、振る舞い酒として泡盛を出してくれる所がありまして、俗にいう「ゆんたく」なるものでする。
昨日の夜も同宿したひとり旅の男性の方や二人連れの女性の方達に加え、宿のオトーサンを交えての大宴会が行われまして、呑めや歌えの大盛り上がりだったんでする。

しかし、同宿した方達は今日島を離れてしまい、オトーサンも所用があった用で出掛けてしまっていて、今夜はけえさき夫妻だけの夜になってしまったのでありまする。
でもそんなのカンケーなーい。

変わらぬ夜ー

つーことで奥さんと二人でまったりゆんたくでする。
あー、請福はいいですなー。つーか、八重山の島に来る度に振る舞っていただいているせいか、普段の生活で八重山の泡盛を買う時はほんの少しだけ躊躇しちゃうんですよねぇ。なんかお金を払うのがちょっとアレだなーと(ぉぃ

つーことでゆっくりゆったりとした島時間は過ぎて行く今日この頃でする。あ、ちなみに1本きっかり飲み干しました。ゴチソーサマでした。





●11月12日(水)-1 いつもの朝日より...

いつもの様にたっぷりとった水曜日の朝。

八重山滞在3日目の朝を迎えたけえさき@酒マックでする。おはよーです。

早朝風が非常に強く、その音で一回目が覚めてしまったですが、またうつらうつらとなって、目覚ましを掛けておいた6時半くらいともなると外が薄ら明るくなってきていて、風はかなり治まってきた感じだったでする。
そしてささっと荷物を持って自転車を走らせ、昨日と同じく伊古桟橋へ馳せ参じたのでありますよ。

今日はバッチリー

伊古桟橋先端から日の出を堪能したですよ。
が、一つ想定外だったのは太陽の出る位置だったでするよ。

この伊古桟橋は黒島の北に位置しておりまして、且つ桟橋も浜から300mくらい伸びているので、いつもの時期でしたらこの写真でいう桟橋左手の海もしくは更に北の石垣島方面から太陽が昇るのを見れる筈なのですよ(リンク先は2010年7月の逃避行日記)。そう、いつもの夏の時期ならば。

冬目前のこの時期は南の八重山地方とはいえ、太陽の昇る位置は夏のそれよりも南に移動していた訳でして、そのため日の出は桟橋から黒島本体方面を望む位置と相成っていたのでする。あいやー。

まぁ、どっちにせよ気持ちのいい朝を迎えられた気がする今日この頃でする。





●11月12日(水)-2 いつもこうだったら....

たっぷり堪能した水曜日の昼前。

今朝の天気予報だと、ここ黒島のある竹富町は昼前からずっと曇マークの予報だったのですが、フタを開けてみればかなりのいい天気。
おお、それならばサクサクッと,回ってこようという事で自転車を走らせてみたのですよ。

そこで見えた景色が.....

青空キター

つーことで今回お世話になっている民宿「南来」さんから近い浜「西の浜」でござい。
漂流物がチョイと多いのがアレですが、空と海の色はバッチリでありまする。キタキター。

つーことでようやく八重山に来たんだなー、という実感が強く湧いてきた気がする今日この頃でする。





●11月12日(水)-3 いつものヤツラが...

昨日よりも充実度が高かった気がする水曜日の午後。

ああ、午後の昼寝は気持ちいいですなぁ。
午前中に自転車で島内一周して海の景色を愛で、結構暑かったので思わずびぃるぷはぁ。うまー。

その勢いで昼寝なんぞを軽くして、ふと気が付けば午後1時半。
天気概況と潮見表を見比べて、さて今日はどうしようかと思っておりましたが、来たからには行くべきでしょと思い、そそくさと準備を始めていざ出陣。行き先は今日も仲本海岸。

つーことで今日もシュノーケリングをして来たでする。
海に入った時には水がやや冷たく感じ、太陽も雲に遮られていたため、これはちょっとキビィいなぁ、と思ってたんですよ、実は。
実際、今日はビッグジョン+長袖ラッシュで行ってみたんですが、一回海に入ってその後上体を起こすと、風でかなり寒く感じたものの、海に入った状態でウェットで覆われていない両腕を海から出さない様にすれば、海の中は水温が高めのため、あまり寒さを感じなかったんでする。これならば行けそうだな、と。

その結果...

ルリイロスズメたん

やー、昨日泳いだエリアもこいつ(ルリイロスズメダイ)が結構多かったですが、今日泳いだエリアは輪を掛けて多かったでする。
他にも色々な種類の魚が沢山見ることが出来たのと、上で書いた様な工夫で寒さをあまり感じずに泳げたので、都合1時間チョイ海の中に入りっ放しだったでする。楽しかったー。

でもやっぱりこの時期にラッシュはちょっとキツいなー、次にこの時期に入る様な事になるようならば上半身だけのウェットも考えねばかもだなー、なーんて思ってみたりする今日この頃でする。





●11月12日(水)-4 いつもの宴は

オトーサンが居ると異様に進む水曜日の夜。

さて、沖縄の民宿のよると言えばゆんたく(お喋りタイム)ですが、宿によってそのスタイルは様々な感じでする。
少なくとも、おいらの泊まった数少ない経験からしてもそのスタイルは様々だったでする。

延々と宿のおじぃと談話する所や、逆に泡盛だけ出されて放置プレイの所、等々。

で、今回お世話になっている「南来」さんはというと、こんな感じなんでする。

イヤッサー!!

宿のオトーサンとシャベくりまくって歌ってノリノリの宿なんでする。
しかも泡盛をジャカスカ注がれるという嬉しくもキビシキ宴でする。おお、そうそう、今夜は近所の方(トシちゃん)も参戦して更に盛り上がったデスよ。うはは。

つーことで「黒島にしようと思うけど、どこの宿がいい?」とうちの奥さんに問いて、躊躇なく「南来」と出て来た理由を思い切り堪能している今日この頃でする。





●11月13日(木)-1 いつもだった場所

そして木曜日の朝が...

朝テキトーに起きて、ブラッと散歩して、時間になれば食事が出てきて、天気と相談しながら海で遊び、夜になれば毎晩宴会、そんな日々がいつもだった八重山諸島・黒島の民宿「南来」での投宿も今日が最後でする。
楽しかったよ、久貝のオトーサン。お世話になりました、オカーサン。

ああ、楽しかった

船が出るまでまだ時間があるので、荷物を預けたまま島をもう少しプラリなのでする。





●11月13日(木)-2 いつものアレはこんなだった

ちょっと面白かった木曜日の昼前。

昨晩一緒だった他の宿泊客の方とゆんたくした際に知ったのですが、今日は2ヶ月に一回行われる牛のセリ市なんだそうな。
そもそもセリというイベントを直接見た事がなかったし、ここで生まれた黒毛牛が日本全国に渡ってご当地牛に変身するわけですので、どんな感じかほんの少しだけ興味が出てきたので見学に行って来たデスよ。

子牛が高かった

セリ自体は午前10時から始まりまして、セリ場はそこの係員の方に頼めば観光客も特に問題なく見学する事が出来たでする。

で、進行役の方が奥に居てその上にあるモニタに各種情報が出ていて、購入者は手元のスイッチを押し続ける事でセリ値がどんどん高くなっていく、という仕組みの様でする。なのでセリ場は意外な程静かだったっす。
そしてブランド牛の元となる子牛(生後9ヶ月前後)が、大体250〜300kgの大きさが殆どで、セリ値がだいたい40〜55万円という相場だったっす。
で、場の後半には成牛も出てきたのですが、牛によっては600kgを越える様な大物も居たのですが、それでもセリ値はいいとこ35万円くらい。小振りの成牛だと10万円程度しか値がつかないのも結構あって、なんかその相場は立ち会ってこそ知った「へー」なネタだったっす。

つーことでブランド牛が高いのと無名の牛肉の価格差を妙に理解出来た気がする今日この頃でする。





●11月13日(木)-3 いつもこうだった

ああ、遂に来てしまった木曜日の昼下がり。

長袖シャツに長ズボン、そしてスニーカー姿で東京から飛び立ち、行き着いた先は沖縄・八重山諸島のヒトのより牛の数が多いと毎度説明される牛の島・黒島。
なんでそんな辺鄙な島にわざわざ行くのかというと、辺鄙な島だからですよ、は答えになっていないですね、そうですね。

まず観光地化されていない...だったのですが、石垣島空港が新しくなった事で日帰り観光客がかなり増えたらしいですし、その対応で色々と変わりつつある模様でする。由々しき事態っすな。
そして何よりも日本随一とおいらが勝手に思っているビーチエントリーでのシュノーケリングを心ゆくまで楽しめる仲本海岸の存在。
さらに、これは八重山エリア全体の共通事項なのでしょうが、民宿に泊まる事で三線による歌でのゆんたくな宴の時間の存在。
これらの存在がおいらを魅了してやまないのでありまする。

そんな楽しかった日々も今年は今日で終わりなのでする。ううう。

ああ、離れちゃったよ、黒島。
また帰って来るよ、きっと帰って来るよ、その為にまた頑張って来るからね。

さよならではない、行ってきますと言っておくよ、黒島。





●11月13日(木)-4 いつものお味

それでもお腹は減る木曜日の午後。

つーことで石垣島に戻って参りました。
今夜は石垣島ステイでする。投宿先はホテルCucule。石垣島ステイ時の常宿っす。選ぶ理由は離島桟橋から近いのとキレイなのとスタッフの対応が良好だったのとプランを駆使すればかなり割安で宿泊出来る所でする。
実際今回も2ヶ月前くらいに予約を入れたのですが、その結果朝食付きで一泊一人4300円で済むことになりましたしね。(実は以前頂いたチケットのおかげで今回の宿泊費はロハになりました。)

チェックインして荷物を部屋に置いて、とりあえずは遅い昼食をとなったのでする。

ルリイロスズメたん

奥さんにお店を選定させたのですが、選んだのは「島そば一番地」だったでする。えー、そこ2年前に行ったじゃんー。
心の中では、今回はホテル所有の自転車を借りたんだから、もう少し範囲を広げて「キミ食堂」とか「のりば食堂」とかが良かったのになぁ、と思いつつも敢えてここでは口を挟まなかったでする。

まぁ、でもここの八重山そばとじゅーしーはうまいからいいんですけどね。

つーことでこの後はスーパーをハシゴしてお土産購入三昧と相成った今日この頃でする。





●11月13日(木)-5 いつもとは違うところ

当たりであった木曜日の夜。

今夜はホテル泊ということで夕食をどこで摂るかを考えねばなのでする。
でも、無策では挑んでないですよ。当然候補のお店は事前にチェック済っす。

たっぷりー

離島桟橋からちょっと離れたお店の「えいこ鮮魚店」なる魚や併設の食堂にてでする。
石垣ステイの場合、いつもならば「あさひ食堂」を選んでいたのですが、とある記事を目にしてからずっと気になっていたのがこのお店だったんでする。
で、写真の右手の刺身盛り合わせ、これは「小」で500円。左手のは「沖縄風魚天」で300円。えー。

これ以外に魚酢味噌和えを頼み、生ビールを2杯ずつとプラスでサワーを呑んで、お会計は2人で4000円ちょい。安。

つーことで石垣島に来た際に普段使いでナイスな食堂がまた増えた気がする今日この頃でする。





●11月14日(金)-1 いつもへの序章

ああ、ついに金曜日の朝。

八重山諸島滞在5日目のけえさき@酒マックでする。おはよー。
さて、昨日から石垣島に移動しておりますが、天気は今日もイマイチっすなー。まぁ、これはこの時期のフツーの天候らしいですしね。
その意味からすると水曜日の午前中に晴天な海模様を楽しめたのは軌跡だったかもでする。

まぁ、それはいい思い出になったという事で。

そして今日はここから始まるのでする。

さぁ、カツを入れますよ。

ホテルククルの朝食バイキングでありまする。
野菜たっぷりの朝食にしてみました。でもご飯に乗せてあるのは肉味噌。これがウマーだった今日この頃でする。





●11月14日(金)-2 いつもから別のいつもへ

そして次へ....な金曜日。

さぁ、移動開始でする。
荷物を整え、宅配で送るものは送り、スーツケースの中は土産物と思い出で一杯になりました。そしてホテルをチェックアウトして、バスで空港に向かうのでありますよ。

移動開始ですよー

これでバスセンターから空港に向かうのであります。
路線にもよりますが、バスセンターから石垣空港まで最短で37分、最長だと50分くらいですかね。今回は最短ルートのバスのタイミングだったです。

ここでなんと一つハプニング。
空港についたらとっとと荷物を預けて、プラプラと空港内の土産物屋を冷やかしたり展望台でまったり、などと考えておりました。
ええ、その通りに荷物を預けたのですが、なんと重量オーバー。2人分だと40kgまでは無料で預かってくれるのですが、なんと合計44kg。4kgオーバー。超過料金発生。あちゃー。

海用の道具は全部宅配で送り、その空いた部分にお酒類を詰め込んだのですが、どうやら詰め込み過ぎた模様でする。
荷物をバックパックに入れて預ける重量を減らす...という対応も可能とも言われたのですが、重量を左右しているのはお酒ばかりですし、しかも合計4kgを調整するのはキビシーと思われなので、泣く泣く超過料金を支払った次第でする。ちぇ。

とりあえず荷物も預けられ、ブラッとした後にチェックインし....

さらばだ、八重山地方。また来るよ。

さらばだ、八重山地方。楽しかったよ。また来るから待っててね。





●11月14日(金)-3 いつもより考えてみた

いつもの様にたっぷりとった金曜日。

さて、今度は那覇観光でする。
今更観光もへったくれもないかもですが、ローカルな市場巡りとかといった地域に根付いた場所巡りは楽しいのでありますよ。
そして今回も例によって那覇はトランジットして羽田に向かうのでありますが、フライトの予約状況の関係で那覇到着が12:15で那覇発が18:20という、滞在時間がいつもより長いのでありまする。

そうなるとやりたい事行きたいトコが色々と出てくる訳ですよ。
一例として....

・昼食をしにいつもの牧志公設市場に行くのが前提、
・首里の「てぃしらじ」に行って名物のあぶらみそを購入したい。
・安里のこぺんぎん食堂も気になる。
・スーパー「ユニオン」チェキラ。
・赤嶺の鉄道最南端駅の像を愛でに行く。
・おお、奥武山公園で離島フェアをやってますなぁ。

煩悩出まくりですな。
で、これらをいくつかをしにいきつつ、時間をコントロールするにはモノレール「ゆいレール」を利用する事になる訳ですが、いちいちその度に切符を買うというのは面倒ですし不経済でする。
そう、1日乗車券というのがゆいレールにもあるんですよ。

これが実は結構便利

料金を調べると、那覇空港と首里の間を往復し、且つ途中で一回途中下車すれば元は取れるというのが判っていたのと、やはり利便性を考えて今回はこの乗車券を利用したのでありまする。
ちなみに、他の交通機関の1日乗車券のルールはあまり判らないのですが、このゆいレールのルールは中々ユニークだと思うのですよ。

券自体には「1日乗車券」と記載されている訳ですが、実際に使える期間は「24時間」なのですよ。
そう、昼間購入すれば次の日の昼まで使えるというのでする。これって結構画期的だなーと思てったんでする。

なのですが、今回は那覇ステイではなく那覇トランジットなので、思う存分使う事が出来ないのが、ホンのちょっとだけさびしいかなーと思う今日この頃でする。





●11月14日(金)-4 いつもにこれが欲しい

ユニオンのためだけに投宿してもいいと思ってしまった金曜日の午後。

えーと、フツーのヒトって沖縄旅行...つーか、旅行ってどれくらい行っているんすかねえ。
けえさき家の場合、冬のスキーツアーと時たま奥さん実家への年始のごあいさつ、ここ最近のBBQツアー、そしてもはや年中行事となった感のある逃避行が年間の主だった旅行予定なのでする。

で、お土産というかその手の買い物となると、フツーは「お土産屋」となると思われですが、おいらはその手のお店にも行きますが、行くとしたら基本的に「現地ローカルのスーパーマーケット」でする。
海外出張に行った際にもその傾向は強かったのですが、沖縄方面に行った際には事前にスーパーマーケットの位置とかをチェキラして、滞在期間中は足繁く通う感じだったりしまする。

実際、今回の旅程では黒島にはそんな豪勢な施設はありませぬが、石垣島ともなれば複数の\スーパーマーケットがある訳でして、昨日も実は奥さんを引くき連れて地元のスーパーに行ったら奥さんは目を爛々と輝かせて買い物をしていたですよ。ちなみに行ったのは「サンエー」と「かねひで」。

そして今日の那覇トランジット、行きましたよスーパーマーケット。
沖縄本島のナイスなスーパーマーケットと言えばここでしょう。

マジで近所に欲しい

スーパーマーケット「ユニオン」でする。
いやー、アレコレ買いたかったんですが、バックパックの容量の関係で大きな買い物は出来なかったでする。ぐすん。
ちぇ、このお店が都内にあればなー。





●11月14日(金)-5 いつもだとキビシイ...けど

ああ、いいなぁ、な金曜日のブランチ。

さてさて、那覇に立ち寄る一番の大きな理由を実行に移す時がやってきたですよ。
そういう事が出来るのはかなり昔から知っておりましたが、それを実際に自分達で実行する様になってからは、必ず那覇に立ち寄る様になったのでありまする。

で、どうなったかというと.....

ああ、大満足ですよ

国際通りから一本入った所にある「牧志公設市場」の魚屋「長嶺鮮魚」でお店の方と色々と会話して今日の魚を選んでもらい、それを捌いてもらって2階の食堂で食すというパターン、これをしたいので毎年訪れるのでありまする。
今回メインで選んでもらったのが「ワラジエビ」、でそれ以外には「オジサン」と車エビの様でそれよりももっと大きい海老(名前忘却)。お魚代は5000円。そして調理代が一人500円(これは食堂に支払う)なり。

このお造り等が出てくまでの間は、チャンプルーとかを頼んでビールで喉を潤し、魚が出てきたら泡盛を頼んでガツガツ頂いてぷはぁ、あー満足ーなのでありまする。

ちなみに今回はお魚代、調理代、ビール代、泡盛代、その他一品料理代、込み込みで2人で1万円弱だったです。高いと見るか安いと見るか、それはヒトそれぞれですが、非日常を楽しみに来たおいら達は十分ストライクゾーンでありまする。
もっとも、ここでメジャーな高級海老を選んだらもっと値段が跳ね上がってしまいますからねぇ。そこは注意でする。
(ちなみにうちら夫婦は毎年この魚屋で買っているので融通は多少利いていると思われでする)

あー、今年も満足満足であった今日この頃でする。





●11月14日(金)-6 そしてフツーのいつもへ

そして金曜日の夜になってしまいました。

自宅のある東京から電車に乗り継いで空港まで行き、飛行機に乗って一路西へ。
空路を経てそこから路線バスに乗って港へ行き、高速艇で更に西へ。
朝自宅を出て、現地に付いたのが夕方。そこにあったのは何も無い小さな島。あるのは時間と空と海。そして迎えてくれたヒトと、それを求めてきたヒト。それを求めてやってきた旅もいよいよ終わりでありまする。

ああ、終わってしまう

つーことで18:15(機体遅延で18:40に順延)フライトの飛行機で南の地を離れます。
ああ、楽しかった、楽しかった、楽しかった。また来よう、きっと来よう。必ず来よう。

つーことで今年の南の地への逃避行、これにて終了でありますー。





●11月15日(土) いつものお披露目

そして明くる土曜日。

東京は寒いですなー。
外出する際の衣類の選定の見極めが全然判らない感じだったでする。

さてさて、逃避行は終わってしまいましたが、持ち帰り品は今年も満載でありまする。

ここから始まるのですよ

やー、しばらくは色々と楽しめそうな今日この頃でする。





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