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けえさき、南の離島へ逃避行・ケラマブルーの日々 2011[慶良間(阿嘉島)日記]



今年は大変な年になってしまいました。
東北地方を襲った大震災。それに伴う大津波で福島の原発のメルトダウン。
そして全国的な電力不足。

その煽りは一般サラリーマンであるおいらにも降り掛かり、自分の都合に合わせて取得していた夏期休暇が会社の指定した日程で取得する固定休暇となった今年の夏休み、こともあろうか台風が勃発し始めるお盆明けの週に相成ったのでありまする。

しかし天は我に運を与えしでありまして....となるのかどうか、いやはやな逃避行はじまりはじまりー。


●8/22(月) 東京から那覇経由で阿嘉島へ
1、夏を奪いに... 2、前略空の上より... 3、立ち寄り先は...(那覇到着)
4、行き着く先は...(阿嘉島到着)
●8/23(火) 阿嘉島滞在2日目
1、朝起きてみれば... 2、ここに来たからには.. 3、行きたかった場所は...
4、夕飯のお供は...
●8/24(水) 阿嘉島滞在3日目
1、そうは言ってないかも... 2、決め手はそこですか... 3、ようやく逢えた...
4、え?君にも?... そしてアレも...
●8/25(木) 阿嘉島から前倒しで離脱。そしてあそこに...
1、来た。どうするか... 2、何はともあれ... 3、突然の...(阿嘉島から離脱)
4、沖縄なのに...(「抱瓶」沖縄支店にて)
●8/26(金) さらば沖縄...
1、もう少し欲しかった... 2、ダウンしたのに...(公設市場で昼食) 3、なんてこったい...
4、そして日常へ...
●8/28(日) 振り返り
アレもコレも


◆    ◆    ◆




●8月22日(月)-1 夏を奪いに...

色々と不安をかかえながら....

お盆の週が明け、不安定な天気が続く関東地方。
震災の影響もあり、おいらの夏は本当に来るの?と思いつつ....

つーことで羽田空港53番搭乗口にてでする。
空弁を朝食代わりにびぃるぷはぁ....あぁ、逃避行が始まるんだなぁ、としみじみ思っている今日この頃でする。

(それにつけてもANAの搭乗口辺りはmobilepointが使えて助かるのでありまする)





●8月22日(月)-2 前略空の上より...

ベルトのサインが消えたら早速でする。

テイクオフしてから30分チョイ経ったところでありまする。
フライト前の軽く一杯と、外を見てもずっと真っ白だったのとで、飛び立った直後からスコーンと落ちておりました。まぁ、朝も早かったですしね。
(通勤ラッシュに巻き込まれるのを嫌ってフライト時刻よりもかなり早めに動いてたでする)

そして気が付けば飛行機は水平飛行状態になっておりまして、外の景色も曇天から一転好天になっておりまして、そうなると矢も楯もたまらず行動に出る訳でして....

これも毎年恒例

機内販売でビールとおつまみセットをゲット。500円なり。
おつまみは「ベーコン&ナッツ」でする。ベーコンは色々と味付けをしてあり、ちょいと不自然な味付けながらもそのやや甘めの味がおつまみ的にはいい感じかなー、と。つーか、ナッツの量がちょと少ないっす。
とグダグダと言っておりますが、ANAはオリオンビールを那覇便には用意してくれているし、ちゃんと名護製ですし、そこの辺りにぬかりが無いのは褒めてつかわす(何者?

それにつけても機内サービスの暖かいスープが無くなっていたのは寂しい限りでする。あれ、結構好きだったのになぁ。ちぇ。





●8月22日(月)-3 立ち寄り先は...

飛行機遅れるわ、荷物出て来るの遅れるわ、ちょっと苦節が入ってきますた。

まずは着きました、沖縄県那覇空港。
いやいや、東京の暗闇の様な天候とは違い、ヒジョ―に明るいですよ、那覇は。
飛行機から降りて外を見た瞬間にあまりの眩しさに目を閉じてしまったくらいに...

さてさて、今回も那覇本島はトランジットなのですが、ただ単に素通りするのでは面白くないと思いまして、今回もとあるネタを仕込んで来ようと思ったのでありまする。

ま た こ こ か

つーことで那覇の国際通りから少し離れた安里地区にある食堂「こぺんぎん食堂」にてござい。
そう、あの石垣島ラー油で有名な「辺銀食堂」のお子さんが那覇に開いた食堂でござい。
ここに行けば食事のついでに石垣島ラー油が買えるという事で、去年も立ち寄った所でござりまする。

つーことで...

買いました

一人ひと瓶縛りなので夫婦でふた瓶。
うむ、これでしばらくもつかな、とホクホク顔なおいらがいる今日この頃でする。





●8月22日(月)-4 行き着く先は...

来たよ、来たですよー。

平日朝の通勤ラッシュを極力避けるべく、自宅のそばを通る路線バスの始発に乗って出発し、飛行機で羽田から那覇まで飛び、那覇ではモノレールにて移動して最終的に美栄橋駅で下車。
そこから数分歩いてとあるターミナルに辿り着き、手続きをして16時発のヤツに乗り込んだのでする。

その1時間30分後に目にした風景が....

きれい過ぎるよ、ママン。

今回訪れた島の港のすぐ脇の浜でする。
港のすぐ脇なのにこのステキさ加減はズルいですよ。

つーことで今年の逃避行の行き先は沖縄本島の西に位置する慶良間諸島の一つである「阿嘉島」でありまする。数年前に一回来た島でありますが、ちょっとしたリベンジを兼ねてでの再訪なのでする。

さてさてでありますよ。





●8月23日(火)-1 朝起きてみれば...

取りあえず天気はもちそうだ。よかったー。

おはようございますのけえさき@酒マックin阿嘉島でする。
とてもよい天気に恵まれて清々しい朝を迎えているデスよ。

そして朝食前の島散歩と洒落込んできた訳ですが...

おもわず脱力

宿からすぐの阿嘉の港と隣の島とを繋ぐ橋の風景でござい。
いやはや、もうね、どうよ、ですよ。この青さ。ああ、沖縄の離島に来たんだなー、としみじみ思うのでありまする

つーことで、ゆるゆるな日々が本格的にスタートした今日この頃でする。





●8月23日(火)-2 ここに来たからには...

むむむ、天気がビミョーになってきたかも?。

さて、阿嘉島である。
敢えてこの島に来るという理由はただ一つ、マリンスポーツを楽しむ事でする。

もっともけえさき夫妻はどちらかというとゆるゆると躯を動かしたい系なので、いわゆるスキューバ系には手を出さず、もっぱらスノーケリングを短時間楽しむという程度にしておりまする。まぁ、体力が続かないという理由もあるんですけどね。

そんなゆるゆるスポーツの場というのが...

ここがある夢の場でありまして

慶良間諸島の阿嘉島で海と言えばここ「ニシバマビーチ」でする。
浜エントリーでスノーケリングを楽しめる海としては日本有数の場所だそうで。

浜からしばらく帯状に続くやや濁った様に見えるのが白化してしまったサンゴが多いあまり深くないエリアですが、時おりある生きたサンゴの塊の辺りには肴が群生しており、それを見ると小さな水族館を見ているかの御歳になるのでする。

そして更に奥の方に広がる白い帯状のエリアがドロップオフした直後で、4〜5m程度まで一気に落ち込んでいそうな場所となり、このエリアは砂状の様な感じ故に白っぽく見える様でする。
そしてこの辺りから一気に魚の数が増えまして、おいらなんかもその辺りでプカプカしていると小魚どもが近寄ってきまして、おいらの撮影を邪魔する感じだったりするのでするよ。

そして囲まれる

そう、こんな感じで。

ああ、おいら大満足.... な今日この頃でする。





●8月23日(火)-3 行きたかった場所は...

やりたいことやりまくりますよ。

阿嘉島生活はまだ2日目でありまする。
まだ日差しが強くなりきらない午前中にスノーケリングを2時間ほど楽しみ、午後は兼ねてよりやりたかった事をやってみたのでする。
それは、阿嘉島〜慶留間島〜外地島を縦断する事でする。

沖縄のちょっとでも大きな島でしたらレンタカーとかはフツーにある様なのですが、おいらが好んで行く様な島に限ってあるのは自転車とスクーター程度...
つーことで、そもそも阿嘉島泊まりで「阿嘉島〜慶留間島〜外地島を縦断」は苦行的...とずっと思ってたんでする。特に阿嘉島の集落を離れた北側の山道とかね。
で、色々とこのネタをするためのネタをずーっと探していたんですが、ようやくそれが可能な解を提示してくれるお店を見つけたんでする。
それが...

ファンファンドルフィン阿嘉島店

だったでする。
で、備忘録的に色々と列記しておくですよ。
・予約はメールでということですが、記述事項の明示が何もないが、予約したい日取りとIN/OUTの予定、連絡先、宿痾予定の宿を伝えておく。
・上記連絡をしても返信が来ない可能性あり。おいらは来なかった。なのでこちらから確認する様にした方がベター。
・店のヒトと会って判ったんだけど「ああ、ウチナーなんだなー。」ということで全て納得、みたいな。

そんなこんなで2人乗り可能なバイクを借りて行き着いた先が...

行きたかったんですよ

阿嘉島の一番外れに位置します「クシバル展望台」にてでする。
阿嘉の村落からは4km弱ほどの道のりらしいのですが、荒れた舗装路のアップダウンの激しい山道の行き着いた先にありますので、レンタルのぼろい自転車での到達は絶対無謀と思われな感じでして、そうなるとなんとしても行きたかった地であったのありまする。
そしてその展望台エリアから海を見下ろすと...

うおー!きれいー!

おおー!

名も無き浜でありまする。
やー、麗しきですなー。

ああ、こういう風景を見るためにおいらはここまで来たんだなー、としみじみ思ってみる今日この頃でする。





●8月23日(火)-4 夕飯のお供は...

いやはや、楽しかったですよ。

つーことで阿嘉島滞在二日目にしてやりたかった事をやりまくっているけえさき@酒マックでする。こんばんわ。
や、マジで「早朝の離島お散歩」「ニシバマでスノーケリングしまくり」「バイクでクシバル方面への行脚」「バイクで慶良間空港への行脚」と、色々とだったわけでする。

となるとお腹もすく訳で、今回ご厄介になっている民宿「春海」に於ける夕食はこんな感じだったでする。

うーん、フツー

うーん、いわゆる沖縄独特の料理という感じでのは無い雰囲気ですが、量的には必要にして十分という所でしょうか。
あー、でも、生ビールの用意が無いという所は、おいら的にはちとマイナスポイントだったかも(そこかよ

それでも昼間タップリ動いたこともあり、ガッツリと食べてしまった今日この頃でする。





●8月24日(水)-1 そうは言ってないかも...

結局滞在中もにらめっこ。

おはようございますのけえさき@酒マックでする。
阿嘉島滞在3日目の朝はとてもよい天気でございます。とても沖合に熱帯低気圧の御団体が居るとは思えないくらいに(滅

滅入ってばかりではしょうがないので、恒例の朝の散歩でございますよ。今日は昨日よりも早めに出発したのでより清々しい感じでありまする。
そして今朝の散歩は宿からほど近い展望台に行ったり、そのそばの駐車場から遠くに見える久米島を愛でたりなどなどしておりましたが、ふと思ってこの手の写真をばしゃばしゃ撮ってみたですよ。

おはよー

「おはよー」と言っているどこかの民家の玄関に鎮座しているシーサーでござい、
や、村落内をブラブラしてて、いわゆるフツーのシーサーが多く目についたの当然ながら、それ以外の一風違う雰囲気のシーサーも居たりしまして、これらを愛でるのも結構楽しかったのでありますよ。

思わず自分ちの玄関先にもシーサーを飾ってみようかな、などと暴走しかかっているのは内緒の話しということで。





●8月24日(水)-2 決め手はそこですか...

つーかアレはないのー?

今回の逃避行先を阿嘉島に決めた時に投泊先をどうしようかとちょっと悩んだんですよ。
まず、前回利用した「富里(トゥーラトゥー)」は2階の部屋が空いていたら即決だな、と。
しかし、そこが空いていない場合はどうしよう、と思った時に、前回の阿嘉島逃避行の際に宿を調べていて気になった宿があったなー、と思い出したんですよ。
それが今回の投泊先である「春海」さんなのでする。

建物は結構きれい

つーか、逃避行先を考えていた際に奥さんに「富里」と「春海」の2択をさせてみたんですが、「インターネットが自由に使えるそうだから『春海』の方がいいんじゃない?」という意外な答えが返ってきたのですよ。
まぁ、確かにおいら的には常時インターネットが使える事のアドバンテージは非常に大きいのは認めますが、それをよもや奥さんの方から提案されるとは思いもよらなかったでする。

つーことで、こうやって逃避行先でありながら宿が立ててくれている無線LANを思いきり使わせてもらい、色々とネタとして楽しんでいる今日この頃でする。
(ちなみにYou Tubeのノーマルが時々詰まる事があるくらいの回線速度だったというのだけは追記しておきまする)





●8月24日(水)-3 ようやく逢えた...

バッチリですよ、旦那。

夏の阿嘉島でまったりとスノーケリング日々を過ごす日々、非常によき逃避行状態でありまする。
そして今日も今日とてニシバマビーチでお魚さん達と戯れることでゆるゆるとした時間を過ごしておりまする。

そんなニシバマビーチですが、以前も書いたかと思いますが、浜からエントリーして数十mくらいはほとんどが死んだサンゴで覆い尽くされた遠浅の海なのですが(とはいえ深い所で深さ2mくらい)、その先に急に深くなるドロップオフがありまして、そこが大きくない魚が大量に泳いでいるエリアなので、おいらは主にその辺りを中心に泳いで楽しんでいるのでする。

そんな最中にドロップオフの崖の途中にとある物体を見つけ、おおこれはひょっとしてと思ってみてみたら、案の上あいつが生息していたのでする。

ようやく逢えたね

いわゆる「ニモ」と呼ばれるカクレクマノミではなくハマクマノミでありますが、それでもプリチーな事には変わりが無いでする。
や、ドロップオフした崖の途中の深さ2mくらいの辺りに引っ付いていたので潜ってでの撮影だったが故になかなかうまく撮影出来なくて悔しかったんですが、これはその中でもうまく撮れた方でありまする。

いやいや、充実した阿嘉の日々を過ごせていると思う今日この頃でする。





●8月24日(水)-4 え?君にも?...

よもやの撮影。超ビックリー。

朝食を摂り、1時間チョイしたら宿のヒトにニシバマビーチまで送ってもらい、ゆるゆるとスノーケリングを2〜3本ほど。
そして昼過ぎには海から上がり、遅めの昼食を摂ってまたーりとした時間を過ごす。これがおいらの逃避行的時間の使い方となっておりまする。
それに従い、今日も昼過ぎに海から上がり、宿に戻ってシャワーを浴びて着替えてビールぷはぁし、では昼飯でも食べに行きますかぁ、と宿を出たのでありまする。

端から端まで歩いて10分程度の小さい村故にぶらりと集落の端っこまで行って、そこから引き返して集落中心方向に向かおうとした瞬間に奥さんが「…!」

ついに!!

橋で繋がっている阿嘉島・慶留間島・外地島にのみ生息する「ケラマジカ」とご対面。
や、今までにも数回見かけた事があるのですが、ほとんどの場合が見かけた瞬間にサササッと薮の奥の方に逃げてしまったためにカメラを用意する事が出来なかったのですが、今回はたまたま別件でカメラを手にしていた時に出現したのでなんとかその姿を抑える事が出来たのでありまする。

いやー、いいモノを見させてもらったでする。





●8月24日(水)-5 そしてアレも...

撮れたよー。

そもそも阿嘉島に来た理由というのに、ニシバマビーチの素晴らしさというのが大きいのは言うまでもありませんが、実はもうひとつ理由があったんでする。

5年前に阿嘉島に訪れた際に、そこで見た天の川を含む圧倒的な星空に圧倒され、この素晴らしさを保存する術をその時点で持っていない事に対して非常に悔しかったんでする。
その後も何度か沖縄方面に遊びにきて、その度に空を見上げてため息をついておりましたが、昨年富士フィルム製の高感度コンパクトデジカメFinepix F200EXRをISO値1600のシャッタースピード8秒にてチャレンジしたんですがそれも呆気なく討ち死にし、もう.........orz.............という感じだったんでする、実は。

そしてそれに対するおいらの悪あがきが......

ふっふっふー。勝った。
縮小とかの処理をしているのでチョト絵が荒れてしまっておりまする

という訳で先日購入したRICOH GXRボディ+A12 28mmユニットで、F開放・シャッタースピード15sec・ISO1600にて天の川をゲット。
下の方に見える泡みたいのはビーチに打ち寄せる波でありまする。
シャッタースピード30secのISO800とした方がノイズが少なかったんですが、30secも開けてると星の動きが判ってしまったため、15secにした次第でありまする。

同宿のヒトとたまたま星空の話になった際にこのファイルを見せた所、非常に感嘆してくれまして、おいらの積年の溜飲が下がった次第でありまする。
(また、これらの星景を撮影中に知り合った通りすがりの方も同様に驚いてくれて、ああ、GXRよありがとうと思ったのでありまする)

しかし、28mmだと画角がまだ狭いと感じてしまうし、ISO1600だとノイズが発生してしまうので出来ればISO800くらいまでに抑えたいものの、そうなるとF値に物足りなさが出て来るし....ああ、まさしく泥沼状態だ。

でも、これはこれで一つの解が出たと思った今日この頃でする。





●8月25日(木)-1 来た。どうするか...

うーん、思ったより天気はいいけど、風は強いなぁ。

阿嘉島滞在4日目のけえさき@酒マックでする。おはようございます。
近寄る熱帯低気圧等の影響で沖縄の天気は下り坂の様ですが、おいらの滞在している慶良間諸島は太平洋側からみると沖縄本島の陰にあるせいか、空模様の崩れは現状見当たらないです。
ただ、いつもだったら吹かないという東からの風が昨日よりも確実に強くなってきているので、天気が崩れて行くのは時間の問題の様でする。

で、予定としては明日の朝の高速艇で那覇に戻る予定だったのですが、最悪の場合明日の高速艇は波浪の影響で欠航となるかもという事がありそうなのですが、宿のオトーさん曰く明日の午前中までだったらギリギリ大丈夫だろう、と。
でも安全を見込むのであれば今日中に島を出た方が確実だとの事。えー。

そんな悩みを持ちつつ朝の散歩に繰り出した先には「なんくるないさー」と笑顔でおいらに笑いを掛けてくれる輩が居りまして....

ねー

はてさて、どうしますかね?





●8月25日(木)-2 何はともあれ...

ビミョーな天気になったなー。

さて、空模様も晴れ/曇り/にわか雨の目まぐるしい様相になった阿嘉島でありまする。
座間味島方面の空模様も時おり妖しさを醸し出している事だし、今日は取りあえず海に入る事はあきらめてダラダラする事にしたですよ。

やってるじゃん

今回投泊している民宿「春海」さんの1階テラスにてまったり中。海に入らないと決めたので午前中からアルコール取得中なり。へへ。
「春海」さんでは無線LANを開放してくれているので、こうしてまったりしながら「Smooth JAZZ」なんてインターネットラジオを聴いて....ああ、まったりまったり。

果たしておいらは都市生活車に戻れるのでしょうか......





●8月25日(木)-3 突然の...

思ったほど崩れなかったなー。

まぁ、結局は何を重視するかという所だと思うのですよ。
ましてや一人ではないのですから余計なのでする。

つーことで...

ぐっすん

金曜日の1便で那覇に戻る予定を半日繰り上げて今日の3便で那覇に戻る事に決めました。
や、たぶん明日はまだ慶良間諸島→那覇の高速艇は運行できると思われですが、今日よりも明日の方が波浪がヒドくなる可能性があるので、そうなると船に弱いうちの奥さんが色々とキビシくなると思われでしたので、決断した次第でする。

今日は風が強くなるだろうという事で水に入る事も避けて、ボーッとあちこちの海を見たり集落内を散策したり昼寝したりしてゆるゆると過ごし、午後5時20分阿嘉港発の高速艇で阿嘉を離れました。

しかしここでちょっとしたサプライズ。
宿泊していた「春海」のおかみさんが昨日から那覇に出掛けていたとの事だったのですが、たまたまこの3便で阿嘉に戻ってきたのでする。

『※※さん!?明日までじゃなかったでしたっけ?』

おもむろにこう声をかけられてちょっとびっくり。
二言三言会話をして別れの時を迎えたのでありまする。

ああ、終わっちゃった

海がきれいで、島のヒト達は暖かくて、とっても快適だったよ。 そんな阿嘉島よ、さらばなのだ。





●8月25日(木)-4 沖縄なのに...

雨が振らなくってヨカッター。

つーことで当初の予定より半日ほど阿嘉島生活を早めて那覇ナイトを堪能する事となったけえさき@酒マックでする。こんばんわ。
まぁ、那覇に戻ったら戻ったでやりたい事は沢山あるので、一向に構わないともいう。

そして離島での生活には不自由でなかった夕食ですが(離島には食堂等が殆どないので宿で供されるのがフツー)、那覇ステイはビジネスホテルを利用する事となったので、夕食は自前で用意する事になるのでする。
しかし那覇はそんなところは星の数ほどあるので逆に選ぶのを迷うくらいなわけで、色々と検討した結果今夜はここに落ち着いたのでありまする。

ある意味逆輸入

那覇市の久茂地エリアにある沖縄居酒屋「抱瓶」でありまする。
抱瓶?といわれて「んん?」と思われる方も居られる事でしょう。それ正解でする。そう、ここの「抱瓶」の本家は東京都・高円寺にある沖縄居酒屋「抱瓶」なわけで、東京で成功を収めた「抱瓶」が沖縄に里帰りしたお店という感じの様でして、ある意味逆輸入店みたいなというところでしょうか(微違

料理も基本的には本家の抱瓶と変わらない様ですが、沖縄独特の素材を使ったちょっとした小鉢類に沖縄ならではの様相を感じとる事が出来、非常にまったりした時間を過ごせたのでありまする。

まったり空間

そしてなんと創業者である高橋淳子ママとご対面させて頂く事も出来て、自分らが杉並在住で高円寺のお店にもチョクチョク行かさせて頂いている事を伝えると笑顔を返して頂きまして、とても心地よくお店をあとにする事が出来た次第でありまする。

ビバ!那覇ナイツ!!





●8月26日(金)-1 もう少し欲しかった...

転んでもタダでは起きないよー。

つーことで那覇ナイツ明くる那覇モーニングでする。
今回の那覇宿泊のお宿はビジネスホテル「ルートイン那覇前島」でありまする。
阿嘉滞在日程を前倒しした時に速攻で調べて選んだホテルがここでありまする。

ここを選んだ理由が.....

・ゆいレール「美栄橋」駅から徒歩3分
・インターネット可能
・大浴場あり
・値段設定が手頃

だったからでありまする。
特にネット限定の眺望を一切あきらめたツイン部屋[朝食付き]で1泊9600円(2人分)というのを見つけたため、速攻でバイナウした訳でする(何か違う

そんな速攻バイナウなビジネスホテルの朝食はといいますと...

まー、こんなもんでしょ

つーことで和洋食バイキングでご飯を山盛りにしてみた図でありまする。
沖縄らしいおかずは....島豆腐の白和えと肉味噌くらいでしょうかねぇ。うん、これがご飯とよく合うのは判ってましたのでガッツリと頂きましたよ。

ささ、東京へのフライトまでまだ時間があるので、よーしパパ那覇ステイを骨の髄まで堪能しちゃうぞー、な感じの今日この頃でする。





●8月26日(金)-2 ダウンしたのに...

結果オーライとはまさしくこの事。

那覇ステイしたということで、午前中から那覇観光を堪能しておりまする。
とは言ったものの、那覇特に国際通り辺りはかれこれ10回ぐらい来ておりますし、判り易い土産物は都内でも入手可能なものが多いので、いわゆる観光客的に楽しむのとは何か違う雰囲気の様相でプラプラして来たでする。

特にうちの奥さんは今夜の夕食用にと、スーパーやら総菜屋の物色に余念が無い感じでして、沖縄独特の煮物や揚げ物等々を色々とお買い上げした感じになったのでありまする。
かくいうおいらは自分用にバーゲンしていたかりゆしウェアや都内では絶対買えない日常用の格安泡盛類なんかを中心に日常色が豊かすぎるモノを漁っておりました。

これも毎年恒例

そして昼過ぎになった辺りで奥さんの目がきらりと光り、「公設市場に行くよ!」との号令の元に、ザッザッと一路牧志第一公設市場へと足を向けたのでありまする。
そこで展開された風景は...

これも毎年恒例?
サ イ ズ の 比 較 用 に 5 0 0 円 玉 を 添 え て み ま し た 。

今年の奥さんの選んだ海老でする。
前々回が伊勢エビ、前回がセミ海老と来ましたので、次は何を.... と思ったと事で選んだのが車エビでする。

「車エビ?」

と思われでしょうが、炒め物に使ったり天ぷらに使ったりする様なイサイズとは一回り以上違う感じでするよ。
少なくとも身の部分の長さと太さで言えば、下手な伊勢エビよりもよっぽど太い感じだったでする。
そしてその味の繊細ぶりは伊勢エビには劣りますが、肉厚ぶりによる食べ堪えは伊勢エビを大きく凌駕する感じでして、まさしく海老でお腹一杯という感じであったのでありまする。

ちなみにこの車エビは一尾で1000円でして、それを高いと見るか安いと見るかはヒトそれぞれですが、おいら的には非常に安い買い物だったと思われでする。

つーことで、夏の沖縄骨の髄まで堪能ツアー(は?)、これにて〆と相成りましたー。





●8月26日(金)-3 なんてこったい...

最後の最後でそうきたか。

目的地である阿嘉島滞在を半日繰り上げるという愚行がありましたが、その繰り上げた分だけの時間をそれはそれで快楽に切り替えることで、南の島への逃避行を心ゆくまでたんのうしてきたけえさき@酒マックでするが、最後の最後にネタがやって参りました。

那覇空港から羽田空港へのフライトは16:40発のANA便を取ってあったりまして、機体も定刻通り...よりかは5分遅れでセッティングされ、無事に席に着席出来たのですが、フライト先である羽田エリアが雷雨を伴う荒天候のため、フライト許可が出ないというアナウンスがあったのでする。
そのため離陸許可が出ないという、おいら的には初めての体験でありまする。
(数年前の逃避行では自衛隊機不時着のため那覇空港に着陸出来ず、空港の上を1時間近く延々と回り続けるというのはありましたが)

それでも17:56にはなんとか離陸する事が出来まして、無事に空のヒトとなる事が出来たのでありまする。

そんな訳で当初よりも夜の訪れをより多く空の上で味わう事となった訳でして...

よもやの...

左手に見える雲の塊が恐らくはおいら達を阿嘉島から追い出させた元凶となった熱帯性低気圧のなれの果ての姿かと。てめー、覚えてろよーw
つーことでなんとか無事に羽田に向かいつつある今日この頃でする。





●8月26日(日)-4 そして日常へ...

無事、本当に無事に帰って参りました。

全部が全部順風満帆という訳ではなかったでする。
それでも結果オーライ的に過ごせてこれたでする。
そんなおいらの今年の離島への逃避行、ついにエンディングでする。

羽田到着が1時間くらい遅れ、悪天候のためにリムジンバスが全便運休になり、仕方が無いのでモノレール経由で浜松町へ向かい、その後は山手線で東京駅に行き、中央線でおいらの住処杉並の地へ帰還でありまする。

東京には青い空も蒼い海も暑くも心地よい空気もないですが、それがおいらの住処でありまする。
でも、気が向いたらまた彼の地に行く事も可能....そんな今年の逃避行の旅、これにて終了でするー。

(お土産俯瞰写真はブツを別便で送ったため、後ほどという事で。)





●8月28日(日) アレもコレも

充実した休みであった、うむ。

一昨日の日記で「お土産俯瞰写真はブツを別便で送った」と書いた件ですが、届きました。
現地でしか買えないちょっと重いものがあったため、今回は土産物のほとんどを宅配で送ってみた感じでする。

多分史上最多

宅配で送れるからといってアレもコレもと買い漁ってしまったのは否定しませぬ。
もっとも勝ったものの多くが那覇で宿泊したホテルの近所のスーパーマーケットで買ったものだというのがナニですが。

うむうむ、しばらくは色々と楽しめそうな気がする今日この頃でする。





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